TOMIXの「複合ビル」
先日はGMが40年越しの劇場・格納庫キットのリリースで盛り上がりましたが(わたしだけw)TOMIXからも定番アイテムの総合ビル・中型ビルがリニューアルして「複合ビル」として仕切り直された様です。
このアイテムについては初夏にグランシップトレインフェスタで試作品を見ており、リリースを期待していたものです。
ですが知らないうちにリリースされていたのに気付かず、それを知ったのがつい先日。
慌ててショップに向かい最後の一棟をどうにか入手できました。
今回のモデルは既存の総合ビルをベースに中身をバージョンアップしたものと捉えて良いと思います。
変更点のひとつが前面ガラスを鏡面処理したこと。
例えば高架線の奥にこれを配置すると「窓に通過する列車が映り込む」のが楽しめるのが売りです。
そういえば東北新幹線の大宮付近にそういうポイントがあったのをなんとなく思い出しました。
或いはゴジラ映画なんかで「燃える街とゴジラが映り込む有楽町マリオン」の一場面とか(笑)
まあ、わたしのレイアウトにそういうポイントを設定するかはともかく、実は今回のアイテムはそれ以外の部分で使えるポイントがいくつかあります。
そのひとつが屋上アイテムの充実度。
従来の総合ビルは屋上部分が殆どのっぺら状態で、ユーザーは自作や出来合いの手すりや室外機を思い思いにつけるしか無かったのですが、今回はこれでもかという充実度の屋上機器が揃えられています。
屋上塔屋やキュービクル、室外機のほか、壁面清掃用のゴンドラが走るレール(これがまたポイントも装備した本格派!)まで付属。
驚いた事にビルを二つ並べて増設した時用に「二つのビルを跨ぐための凸形状のレール」まであったりします。
建物本体では従来なかった床板パーツが2階毎に装備されビルの角によくある「屋内階段」や「展望エレベーターホール」が装備されています。もちろんエレベータ本体も屋上機器と同じランナーについていますし跨線橋やペデストリアンデッキと接続するための二階入口パーツも付いています。
この充実度には驚くばかりですが、個人的にはこのパーツだけ別売りして欲しいと思えます。
流石にこれらを組み込むには小一時間程かかりますが、従来の総合ビルの愛想のなさは幾分なりとも改善しています。
ただ、ビルの骨格は従来品と同じなのでデザインがいささか一般性に欠けるところは残っていますし、鏡面仕上げの窓の透光性が無いか、極端に悪いようなのが惜しいところです。
(そういえば自作ビルでこれを再現しようとして自動車用のフィルムを使ったことがあったなw)
高さは従来の総合ビルより2階分低くなりGMの東横インとほぼ同じ高さになりました。
なお、このアイテムは7階建てと5階建てがありますが後者は増設、継ぎ足し用らしく屋上パーツがついていないので注意を要します。
光山鉄道管理局
HPです。
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