帰省の戦利品から KATOのEF62

 先日の帰省での拾い物から
 物は盛岡の某ハード●フで見つけたKATOのEF62です。
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 KATOがEF62を出している事はかねて知っていましたが、その時点でTOMIXのロコが既に入線していた事と主に懐具合の関係で手を出せなかった一品でした。

 今回はTOMIXの中古と大差ない値付けの出物が出ていたのと「(帰省とは言え)旅に出ると気が大きくなる」という法則に押された形と言えるでしょうか(汗)
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 以前入線のTOMIX製とは製品化の時期がかなりずれているのでディテーリングを中心とした造形はKATOに一日の長を感じます。
 特にCーC配置の3軸台車周りの細密感は見事の一語に尽きます。
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 さて、わたしにとっては結構な掘り出し物だったEF62ですが、それで思うのは「前のユーザーはどういう事情でこのEF62を購入し(付属品も取り付けされていないすっぴん状態で)手放したのだろうか」という事です。

 これが現住地の近辺だったら碓氷峠を降りた後、東海道線の荷物列車で活躍していた頃のEF62を見ているか、ノスタルジーを感じているようなユーザーを想像できるのですが、流石に500キロは離れたところに住んでいる故郷のユーザーだったら「近代機には珍しいCーC配置の電機」というところからコレクターが手を出したなんて事も想像されます。
 (まあ、それを言い出したらわたしだってEF62の実機を見ていないのですが)
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 実際、EF62の中古は秋葉や中野の中古屋でもあまりお目にかからない上に今回の様な値付けで並ぶ事はなお少ないですから、ある意味今回は帰省という偶然から入手できた掘り出し物とも言えます。

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この記事へのコメント

さいとう たいいち
2022年11月27日 14:36
KATO製品のEF62は前期形をプロトタイプとしてます。
識別点は乗務員室ドア下の形状です。
TOMIX製品が後期形を製造していたので共倒れを防ぐ意味があると思います。
手放す理由はいろいろありますが気に入らないか、後期形でないと困るかしたのでしょうか。
信越本線の列車には欠かせないものなのでスハ43系をつなげて上野発長野経由長岡行にするのが一番と思います。
鉄道模型大好きおじさん
2022年11月27日 18:03
私は関西人なので、EF62といえば東海道線で荷物列車を牽引しているのを何度か見ました。
本来は勾配路線用の機関車ですから、東海道線での高速運用には無理があったみたいで短命でしたね。
模型はトミックスのを持ってました。
ただ、軸配置がC-Cとはいっても模型ではB1-1Bでしたけどね。
光山市交通局
2022年11月29日 22:49
>さいとう たいいちさん

TOMIXのEF62は80年代に出た初期型モデル(昨年入線した茶色モデルもこれに属します)しか知らなかったのですが、こちらもリニューアル製品が出ていたのですね。

 ならば前期型と二次形での棲み分けもわかる気もしますね。
光山市交通局
2022年11月29日 22:57
>鉄道模型大好きおじさん

 既述の通りわたしの方は実車の62には縁がなかったですが、荷物列車の牽引機としての使用を想定していたのでその意味でも有難かったです。
 旧製品のTOMIXは前面塗分けを別パーツで表現していたので、青色塗装でも多少違和感がありましたから。

 そういえば今回のコメントでふと思ったのですが、NゲージのEF級機関車で実際に6軸が駆動するものはどれ位あるものでしょうか。

 軸配置の構造上中間台車の動力化が難しいのはわかりますが、EH級の機関車の多くが実車通りの8軸駆動(しかも機種によっては1モータで)なのが逆に凄い事の様な気もしますね。