TEZMO SYNDOROMEでNゲージのトラス橋と立体交差を思うはなしw
少し遅くなりましたが、今回は11月に更新されたWEBコミックの「TEZMO SYNDOROME」のネタから。
今回の題材はTOMIXのトラス鉄橋と高架線路。
![20221129SE (9).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028929-thumbnail2.jpg)
ルームメイトの麻里と一緒に鉄橋の下から通過する列車を見上げていた主人公の風奈。
帰宅後、それを糸口に昔のTOMIXの鉄橋や高架パーツの蘊蓄を語りながら線路を敷き回してゆくという内容の一編でした。
TOMIXの登場以前のNゲージでは勾配橋脚や鉄橋は製品化されていましたが、道床なしの線路を直接橋脚に取り付けるような、見るからに仮設線路みたいなものばかりでした。
(数少ない例外として初期のGMがKATOの組線路用の勾配突堤を出していましたが、単線にしか使えない難点がありました)
専門誌のレイアウト製作記事なんかを見ても、勾配や立体交差があるのはよほど高級な固定式レイアウトと相場が決まっていたものです。
(HOではエンドウの金属道床線路に勾配橋脚のシステムが製品化されていました)
![20221129SE (6).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028629-thumbnail2.jpg)
やがて、Nゲージでもプラ道床のTOMIXが登場しお座敷運転への敷居は低くはなりましたが、鉄橋と立体交差のあるレイアウトがお手軽にできる様になるのはまだ数年を要しました。
今では基本セットやレールセットでも立体交差のあるものが出ましたし、HOでも出なかった「高架ホームと駅舎」なんてのまで製品化されていますが、昭和の終わり頃までは高架線のあるお座敷運転は文字通りハードルの高い存在だったのです。
それだけにTOMIXから高架システムが登場した時には「ああ、ようやく」という気分と「ついに出たか」という感激とが混じり合った複雑な気分だったのが思い出されます。
![20221129SE (8).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028829-thumbnail2.jpg)
当初、自在継手の様に首を振る事で線路を安定して据え付けられる円柱形のレンガ橋脚とちゃんと手すりと側道のついた高架線路パーツを用い見た目のリアリティと走行の安定を実現したTOMIXのシステムでしたが、その中でも象徴的な存在が「トラス鉄橋」だったのは間違いありません。
8字線路のレイアウトでは一番の見せ場が立体交差ですしそのシンボルとして燦然と輝いていたのがこのトラス橋でした。
文中で風奈が語っているようにお座敷運転はもとより大抵の固定式レイアウトでも「立体交差のための立体交差」が多いのは確かですが、そんな些細なツッコミを吹き飛ばすくらいのインパクトがあるのも確かです。
事実立体交差にはそれほどの魔力があると思います。
とはいえ、実はわたしがこれまで手がけたレイアウトには多少の勾配はあっても一目でわかる様な立体交差は殆どありません。
スペースの小ささや分割式という設計上のハンデが大きくて、正直立体交差どころではなかったというのがその理由です。
![20221010SE (4).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221010SE2028429-thumbnail2.jpg)
が、ここに来て現在移設、改修を進めているレイアウトでようやく立体交差が実現しそうな機運が出てきました。
以前紹介した、かつてのレイアウトではデッドスペースだったスタイロ平原を使って本線と支線の交差が可能になってきましたから。
話題が話題なのでここは本来ならTOMIXの鉄橋を持ち出すところなのでしょうが、今回の改修ではユニトラックをメインに行う関係上、写真のトラス橋もユニトラックの仕様です。
とはいえ外見上は「あの頃のTOMIXの鉄橋」に割と似たデザインではあると思います。
![20221129SE (4).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028429-thumbnail2.jpg)
赤いトラス橋は今回の改修に備えて購入したものですが、橋脚を付けて下から煽りで見上げるとやっぱりグッとくるものがありますね(笑)
更にトラス橋の下を別の列車が通過する様を仮配置してみると無性にワクワクします。
光山鉄道管理局
HPです。
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今回の題材はTOMIXのトラス鉄橋と高架線路。
![20221129SE (9).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028929-thumbnail2.jpg)
ルームメイトの麻里と一緒に鉄橋の下から通過する列車を見上げていた主人公の風奈。
帰宅後、それを糸口に昔のTOMIXの鉄橋や高架パーツの蘊蓄を語りながら線路を敷き回してゆくという内容の一編でした。
TOMIXの登場以前のNゲージでは勾配橋脚や鉄橋は製品化されていましたが、道床なしの線路を直接橋脚に取り付けるような、見るからに仮設線路みたいなものばかりでした。
(数少ない例外として初期のGMがKATOの組線路用の勾配突堤を出していましたが、単線にしか使えない難点がありました)
専門誌のレイアウト製作記事なんかを見ても、勾配や立体交差があるのはよほど高級な固定式レイアウトと相場が決まっていたものです。
(HOではエンドウの金属道床線路に勾配橋脚のシステムが製品化されていました)
![20221129SE (6).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028629-thumbnail2.jpg)
やがて、Nゲージでもプラ道床のTOMIXが登場しお座敷運転への敷居は低くはなりましたが、鉄橋と立体交差のあるレイアウトがお手軽にできる様になるのはまだ数年を要しました。
今では基本セットやレールセットでも立体交差のあるものが出ましたし、HOでも出なかった「高架ホームと駅舎」なんてのまで製品化されていますが、昭和の終わり頃までは高架線のあるお座敷運転は文字通りハードルの高い存在だったのです。
それだけにTOMIXから高架システムが登場した時には「ああ、ようやく」という気分と「ついに出たか」という感激とが混じり合った複雑な気分だったのが思い出されます。
![20221129SE (8).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028829-thumbnail2.jpg)
当初、自在継手の様に首を振る事で線路を安定して据え付けられる円柱形のレンガ橋脚とちゃんと手すりと側道のついた高架線路パーツを用い見た目のリアリティと走行の安定を実現したTOMIXのシステムでしたが、その中でも象徴的な存在が「トラス鉄橋」だったのは間違いありません。
8字線路のレイアウトでは一番の見せ場が立体交差ですしそのシンボルとして燦然と輝いていたのがこのトラス橋でした。
文中で風奈が語っているようにお座敷運転はもとより大抵の固定式レイアウトでも「立体交差のための立体交差」が多いのは確かですが、そんな些細なツッコミを吹き飛ばすくらいのインパクトがあるのも確かです。
事実立体交差にはそれほどの魔力があると思います。
とはいえ、実はわたしがこれまで手がけたレイアウトには多少の勾配はあっても一目でわかる様な立体交差は殆どありません。
スペースの小ささや分割式という設計上のハンデが大きくて、正直立体交差どころではなかったというのがその理由です。
![20221010SE (4).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221010SE2028429-thumbnail2.jpg)
が、ここに来て現在移設、改修を進めているレイアウトでようやく立体交差が実現しそうな機運が出てきました。
以前紹介した、かつてのレイアウトではデッドスペースだったスタイロ平原を使って本線と支線の交差が可能になってきましたから。
話題が話題なのでここは本来ならTOMIXの鉄橋を持ち出すところなのでしょうが、今回の改修ではユニトラックをメインに行う関係上、写真のトラス橋もユニトラックの仕様です。
とはいえ外見上は「あの頃のTOMIXの鉄橋」に割と似たデザインではあると思います。
![20221129SE (4).jpg](https://taketorizaka.up.seesaa.net/image/20221129SE2028429-thumbnail2.jpg)
赤いトラス橋は今回の改修に備えて購入したものですが、橋脚を付けて下から煽りで見上げるとやっぱりグッとくるものがありますね(笑)
更にトラス橋の下を別の列車が通過する様を仮配置してみると無性にワクワクします。
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