津川洋行の木造貨車

この間の夜のことです。
閉店間際の出先のショップで津川洋行からコッペルタイプのタンク機と貨車4両のセットが出ているのを見つけました。
その時は持ち合わせがなかったので、翌日一番に買いに出たのですがその時は遅く既に買われていた後。
前日の閉店間際からわたしが行くまでの営業時間は1時間なかったと思うのですがまさにタッチの差で買い損ねてしまった訳です(涙)
聞くところではこのアイテムは一種の限定商品だったらしく、後から買おうとしてもなかなか買えない代物だったようで残念でした。
先日来改修中だったレイアウトのトラムラインを走らせるにはぴったりのアイテムでしたし。

ただ、同じショップで貨車の単品が残っていたのでそれだけはどうにか抑えました。
それが「木造貨車・ワ1形」です。
二軸の木造貨車自体は他社から完成品やキットは出ていますが、この貨車の場合はそれよりも短躯のボディが特徴です。
明治期か大正期の古典機か小私鉄の有蓋貨車を想定した物らしく後付けのバッファーが付属。上述のセットではダミーのネジ式連結器も付属していたらしいです。
さて、上記のセットにわたしが食指を動かした理由のひとつが「この貨車だったらノス鉄の機関車が牽引するにはぴったりではないか」と思ったこともあります。

帰宅後、早速ノス鉄の機関車に先日入線のトラと合わせて編成を組ませてみたのですが、これがなかなかいい雰囲気。
ノス鉄設定上の「富井電鉄」には似合う貨車ではないかと思います。

唯一惜しいのはセットに設定されていた「ワフ」が無かったこと(当時のワフは補助ブレーキ装備の文字通りの緩急車なのでこの編成だったら必須の貨車です)
聞くところでは12月に単品が出る様なのでそれに期待というところです。
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
(フリーランスですが)
ベースはフライシュマンの無蓋緩急車(日本でいう観音トムに制動手の乗るデッキがついたような奴)なのですが、幅が広すぎるのと足回り破損で上回りを板ごとに分解して幅を削り、床を上げ底にしてKATOのワ12000の足回り(上部のでっぱりやウェイトは除去)にはめ込み黒く塗った所、明治頃から生き残ったような無蓋車になりました。
他の無蓋車に比べると一回り小さく(車体長42mm・高さ13mmほど)、これがいると砂利積み列車にメリハリがついてよろしいようで。
そういえば緩急車ですが、鉄コレのワフはダメでしょうかね?
自分はこれに鉛板を詰め込み、カプラースペーサー(小)をつけて連結器の位置を少し外側に移動させた所、脱線癖が治りました。
どうもカプラーを直接つけると奥まりすぎて首振り時に引っかかるようです。
木造貨車だとナインスケールのワム50000かワフ28000、鉄コレ各車に当記事の津川製品ですね。あと甲府モデル製品もノス鉄に合わせたいように思えます。
取置きしてもらうことは出来なかったのでしょうか?
大抵のお店は一週間くらいまでなら取置きしてくれますが。
次に一般販売されるワフも、妻窓の有無やブレーキハンドルカバーの有無・位置違いと数種類用意されるようですし、ベンチレータやステップなどオプションの付属品も選ぶ楽しみがありますね。下回りも安易な共通化はしていないようで津川さんの力の入り方がうかがえます。今後トや客車も企画されているのでとても楽しみです。
そういえば鉄コレの初期にはこの種の小型貨車もありましたね。ご指摘ありがとうございます。
ワフ辺りなら使えそうなのでさっそく探してみます。
時代設定を考えるとこの種の貨車がいつまでもピカピカという事もないでしょうからウェザリングは必須ですね。
編成にバラエティを与える意味では甲府モデルのペーパーキットはまさに救世主的な存在ですね。使えそうな車両を探すだけでワクワクさせてくれます(笑)
実はそれをしなかったことが一生の不覚でした。
田舎のショップだしそんな短時間に捌ける事も無いだろうとなめてかかったのが敗因です。
財布がなかなか承知してくれませんが、この種のレアアイテムは「見たらすぐ押さえろ」くらいの心構えでいないといけないですね。
仰る様にここ数年の津川洋行の車両モデルは目に見えて腕を上げていますね。
昔のキハ10系やキハ07のラフな造形と車輪の転がりの悪さ(まあ、ディスプレイモデルを謳っていたので無理もないのですが)を思うと隔世の感があります。
客車モデルについては近いうちに書こうと思っていたネタがあるのでその時は御笑覧ください。