レイアウト移設の試運転・その3

レイアウト移設の第二章のはなし、その2です。
今回のレイアウトでの移設に伴う変更点はもう一つ。
こちらのレイアウトの左右のカーブ部分はこれまでカント付きのファイントラックを使ってきましたが、今回の改修に合わせてとりあえず右側のリバースループをユニトラックのカント付き複線レールに差し替えました。

これから予定している改修で一部区間にフレキシブルレールを使うため、ファイントラックよりもフレキシブルレールとの相性の良いユニトラックを使う目論みがあったからです。
同時に従来のレイアウトのネックのひとつであった「ユニとファインの接続部で通電や走行性が不安定になる」問題の解消も狙いました。
若干ですが曲線の径はユニトラックの方が大きいのと複線間隔がファインより狭いので、変更後の見た目はカーブにゆったり感が出ているような感じはあります。

一通り接続が済んだところで、早速試験走行。
道床付きレールのレイアウトは固定式に比べて線路配置や配線に融通が効きにくいところがありますが、今回の様に定期的に改修する様な場合にはリペアや調整がしやすいメリットもあります。

実際、最初のうちは接続部での脱線や引っかかり、通電の不安定を生じましたが、ベースの下にスペーサーを挟んだりレールをクリーニング、微妙に長さの合わないところは端数調整レールを介することで、徐々に走りが安定してきます。
(市販のボードを用いているモジュールですが、年単位で使っていると経年劣化で微妙にベースの歪みや狂いを生じているので、こうした調整は改修のたびに必須となるプロセスとなっています)

最初は単行の機関車から走らせ始め、次に編成物へ。
KATO、TOMIX、マイクロ、鉄コレと異なるメーカーの車両を交互に走らせて線路に馴染ませてゆきました。

最後の方になると殆ど普通の自宅運転会と変わらないノリになってきましたが、やっぱり鉄道模型は走らせてこそ華だと実感しますw
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
そういえば阪神淡路大震災で東海道山陽線が被災した時、復旧後に機関車のみの試運転をやってましたね。
複々線をEF65や66の重連が並走するのは圧巻でした。
重量級の電機モデルを試運転に使って路盤状況を見るという処までは実物の鉄道と同じですねw
実際トラブルもよく見付かったりしますし(汗)
編成物だとカーブやアダプターレールなどでのカプラーの開放トラブルや中間の動力車の引っ掛かりなんかがよく見付かります。