ナローゲージ80の「西武山口線」おとぎ電車
先日、天竜浜名湖鉄道のゆるキャン△ラッピング車の事を書いた時「これが今年最後の新車の入線」とか書いてしまいました。
実はその時点で半年前に予約していたモデルがあった事をすっかり失念していたのです(大汗)
先日、そのモデルが行きつけのショップに入荷したとの知らせを受けた時ブログにあんな事を書いたのを思い出し顔から火がぼうぼうと(大汗)
しかもそのモデルは年末と言うタイミングでのリリースがぴったり来るようなスペシャル感のあるモデルですからたまりません。
物は鉄コレナローゲージ80からリリースの「西武山口線B12と客車」のセットです。
西武遊園地とユネスコ村とを結ぶ「おとぎ電車」として活躍したB12の編成は当時の西武鉄道を扱う書籍にも他の一般形電車と同列の扱いで登場し、一般的な「遊園地の(遊具としての)デンシャ」とは一線を画す本格的な「鉄道」だったそうです。
(わたし自身は見た事も乗った事もないのでこういう書き方になりますが)
デザインは可愛らしい凸型のB12も眺めていると不思議にほっこりした気持ちにさせてくれるロコですし、牽引される客車もおとぎの国のデンシャっぽさが横溢した、見ていて楽しい組み合わせと思います。
ここ数年クリスマスになるとナローの列車を炬燵の天板の上で走らせつつワインを傾けるというのが定着しつつあるのですが、まさにそういう用途にはどんぴしゃりな編成ではないでしょうか。
製品では客車の形状によって2種類出ているのですが、今回私が抑えたのはオープンデッキタイプ。
機関車は別売りの二軸動力(ノス鉄以前に出ていた電動貨車用)を使用できます。
通電させると結構活発にとことこ走るのですが、短軸距ゆえに集電には神経質で複雑なトラックプランのレイアウトで使うには辛いものがあります。
客車の方は軽便鉄道の客車(あるいはトロッコ風森林鉄道にでもありそうな)らしい足回りで初期の猫屋線のそれよりも好ましいくらいです。
生憎車内のシートが成形色そのまんまですが、これくらいはユーザーが塗装して自分らしさを出した方がいいでしょう。人形だって最近ではHOスケールのものが手に入りやすくなっていますし。
いや、今からクリスマスが楽しみです(とか書いておいて実際に記事を上げたのが、いいかげん松も取れた1月8日なのですが)
ここで一つだけご注意を。
客車に使われている台車はフレームと台車の枠、更に片側はブレーキてこのパーツが分離している構造になっています。
これにより端部のブレーキてこパーツを組み替える事ができ、台車を回転させることでアーノルドと朝顔カプラーを前後でリバーシブルに使えるという珍しい構造なのですが、フレームと台車枠のパーツがはめ込みだけでつながっているので客車をN化する際に、下手に触ると台車が分解する事があるので、特に台車を外す時と車輪を入れ替えるときには細心の注意を要します。
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西武遊園地とユネスコ村とを結ぶ「おとぎ電車」として活躍したB12の編成は当時の西武鉄道を扱う書籍にも他の一般形電車と同列の扱いで登場し、一般的な「遊園地の(遊具としての)デンシャ」とは一線を画す本格的な「鉄道」だったそうです。
(わたし自身は見た事も乗った事もないのでこういう書き方になりますが)
デザインは可愛らしい凸型のB12も眺めていると不思議にほっこりした気持ちにさせてくれるロコですし、牽引される客車もおとぎの国のデンシャっぽさが横溢した、見ていて楽しい組み合わせと思います。
ここ数年クリスマスになるとナローの列車を炬燵の天板の上で走らせつつワインを傾けるというのが定着しつつあるのですが、まさにそういう用途にはどんぴしゃりな編成ではないでしょうか。
製品では客車の形状によって2種類出ているのですが、今回私が抑えたのはオープンデッキタイプ。
機関車は別売りの二軸動力(ノス鉄以前に出ていた電動貨車用)を使用できます。
通電させると結構活発にとことこ走るのですが、短軸距ゆえに集電には神経質で複雑なトラックプランのレイアウトで使うには辛いものがあります。
客車の方は軽便鉄道の客車(あるいはトロッコ風森林鉄道にでもありそうな)らしい足回りで初期の猫屋線のそれよりも好ましいくらいです。
生憎車内のシートが成形色そのまんまですが、これくらいはユーザーが塗装して自分らしさを出した方がいいでしょう。人形だって最近ではHOスケールのものが手に入りやすくなっていますし。
いや、今からクリスマスが楽しみです(とか書いておいて実際に記事を上げたのが、いいかげん松も取れた1月8日なのですが)
ここで一つだけご注意を。
客車に使われている台車はフレームと台車の枠、更に片側はブレーキてこのパーツが分離している構造になっています。
これにより端部のブレーキてこパーツを組み替える事ができ、台車を回転させることでアーノルドと朝顔カプラーを前後でリバーシブルに使えるという珍しい構造なのですが、フレームと台車枠のパーツがはめ込みだけでつながっているので客車をN化する際に、下手に触ると台車が分解する事があるので、特に台車を外す時と車輪を入れ替えるときには細心の注意を要します。
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この記事へのコメント
自分もこの場合は路線は乗車しまったが、列車はコッペルが牽引する(井笠)客車です。
「私鉄電車のアルバム別冊」(交友社/1982から)にナローゲージの項目があります。この中に西武鉄道山口線の車両が出てます。これによると
客車用台車は陸軍の鉄道聯隊で使われた(97式)を改修して活用ました。西武鉄道では陸軍関係のものを購入しているのでその一環と思います。
かつて西武鉄道山口線のおとぎ電車に乗車した方のブログから
https://kamejiroukametarou2.blog.fc2.com/blog-entry-628.html
この方も連結器交換不可で困ったとのことです。
製品としてはKATO製品にナローゲージ車両が出てますので、これに合わせることが近道ではないでしょうか。
エナメル線など細い銅線で配線してやればカーブも曲がれると思います。
このモデルは機関車も前後でアーノルドと朝顔型(事によるとドローバー的な連結かも知れませんが)をスイッチするような構造の様ですね。
猫屋線の連結器と同様の構造の様ですが、多少の改造で連結自体は可能な様です。ただ、元々が自動連結や解放を想定していない構造なのでアーノルドの様には行かない様ですが。
最近はNでも通電式の連結器が出ていますね。
集電に関しては仰る様な安定は得られるかもしれませんが、同様な構造の二軸動力のポケットラインはもっと安定した走りになっているので、モータやギアの精度の問題もありそうな気がします。