東京ジオラマファクトリーのマンションを作る・その2
先日紹介の東京ジオラマファクトリーのマンションの製作。
キットの構成は大きめのサイズを別にすれば、みにちゅあーとをはじめとする他社のペーパーキットと大差ありません。
ただ、ベランダの多い形状だけにパーツの構成は複雑で、現時点の個人的な印象でみにちゅあーとに例えれば星3つ以上の難易度と見受けられます。
早速組み立て説明書に従いパーツのカット、組み立てにかかります。
最初に作るのは建物の骨組みに相当する仕切り壁と床板の組み合わせですが、これがないとモノが箱状の建物だけに、完成後に建物の形が歪みやすくなりそうなので大事なプロセスと思います(その一方で建物内の仕切りが増えるので照明の組み込みをやるならこの段階でやったほうが良さそうです。今回は照明は考慮しませんが)
この構造は(プラキットですが)アオシマの公団住宅のそれに似ています。
外壁部で大半なのが窓セルの貼り付け。
何しろマンションですからキット付属の一枚のセルから40枚以上の窓ガラスを切り出さなければならないので、やる前だとややうんざりします。
(最も、実際は先に全部のガラスを切り分ける様にしておけば案外楽です)
こちらも貼り付けの段階で内部のカーテンやブラインドの処理をしておけば出来上がりのリアリティは相当違いそうです。凝り性の方なら貼り付け前にサッシ部に銀の色差しでもして置くと良いでしょう(ここでもわたしはものぐさをしていますが汗)
あと、同社の他のマンションキットでもそうなのですが、背面の造形は割合あっさりしたものです。普通、こういう形状のマンションならばTOMIXのマンションの様にテラス面の裏側にアパート的な通路が並ぶものですが、こちらは普通のビル風の処理になっています。
最も、こちらの面までテラス工作を加えたら難易度も倍増すると思いますし、表と裏で印象を変えるなら今のままでも表裏に二分割してロウレリーフ的に使える形状なので、ここは痛し痒しというところでしょう。
できるならバリエーションとして「通路面が表に出た形状のマンション」も製品化してくれると有難いです。
これならテラス面が南向き、通路面が北向きに設定できシーナリィの方位に拘るビルダーにも訴求すると思いますから(これはある意味変態的な視点かもしれませんが、実例としてジオコレの商店長屋が物干し台の向きで方位の異なる2タイプの建物を出しています)
まあ、こんなのは一ユーザーの我儘でしかありませんが(大汗)
光山鉄道管理局
HPです。
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