東京ジオラマファクトリーのマンションを作る・その3

 先日来紹介している東京ジオラマファクトリーのマンションCの工作ネタから3回目です。
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 このマンションが既製品モデルと異なる特徴は向かって右サイドが斜めにカットされた独特の形状。
 一般にこういう構造の建造物は、専ら日照権の問題などで隣接地や道路を挟んだ向かい側に陽が当たる様に壁面を斜めにカットしているものですが、それとは別にデザイン上の特徴づけとか間取りの設定の関係であえてこうした形にする場合もあると思います。

 このマンションの場合、2階の右端の部屋の窓割りが異なる事や3階の部屋割りが中途半端になってしまう事から見て後者の可能性もある様な気もします。

 いずれにしろこのデザインのお陰で、他のモデルにない個性が出ているので悪い処理ではないと思います。
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 壁面を貼り合わせて厚みを出すと同時にそれらのパーツを組み合わせてビルの形に近づけて行く訳ですが、この工程で他社のペーパーキットにない組み立て上の注意点が出てきました。
 特に前面や背面の壁面を組み合わせる際に顕著なのですが、他社よりも壁面が大きい上に芋付けの要領で内部の床面や壁面の糊付けに時間がかかるために、みにちゅあーとなどの小型建造物の時の様なつもりでのんびり貼り合せようとすると、貼り合わせる前に先にボンドを塗布した部分が乾きやすいのです(特にタミヤのクラフトボンドの様なノズルの細いタイプで顕著)
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 実際、この工程では2、3度ボンドを塗り直しましたが、大きなパーツの貼り合わせでは他社のペーパーキットよりも迅速な処理が必要と思います。あるいはコニシボンドの様な遅乾性の接着剤を使うのも一法かもしれません。

 が、そこに気をつければマンションの形に組み上がるのはそれこそあっという間に見栄えのする外見になるので、工程自体は楽しいと感じられるものでした。

 あとはベランダや手すりなどの艤装工程です。

光山鉄道管理局
 HPです。


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