ふきの芽の「情景用ステッカー 電気街・オタク街」

 ここ最近Nスケールのストラクチャーやアクセサリのメーカーが続々登場しています。
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 先日紹介の東京ジオラマファクトリーもそのひとつなのですが、今回紹介のアイテムはこれまた最近登場した「ふきの芽」というところのステッカーです。

 このメーカーでは大都市に似合うような高層建造物やビル系のキットを数多くリリースしていますが、それとは別に既存の他社の店舗やビルにも使えるオリジナルのステッカー類もリリースしています。
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 今回わたしが注目したのは先日新発売された「情景用ステッカー」
 何しろ題材が「電気街・オタク街」だからレイアウトに電気街を組み込んでいたわたしが盛り上がらない訳がない(爆笑)

 この種の街に使われる看板はポップな色調と印刷臭いレタリング、独特なノリのイラスト看板(いわゆる萌え系)が特徴です。
 以前GMの映画館キットに使われている看板類が「見るからにラベルソフトで作成した様な無機質な字体とレタリング」で残念だったという様なことを書いた事がありましたが、同じ様な字体でも殊、オタク街の場合にはこれはネガティブな要素にはなりません。

 この種の町の店舗はここ20年ほどの間に急速に増えたものが多く、その間テナントの入れ替わりも激しかったため、看板類もそれに併せて比較的新しいノリのレタリングが使われていることが多いからです。この点数十年前の老舗が混在しやすい地方の商店街とは異なります。
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 今回のアイテムではほぼ全てが架空の店名(実在の店によく似たものはあるものの)が使われ、イラスト類も知財権の問題からオリジナルイラストとなってはいます。
 ですが現実の秋葉原を見た場合、3ヶ月ごとにコンテンツが入れ替わるため看板類の入れ替えが非常に頻繁(言い換えれば1年くらいで時代遅れになってしまうリスクが大きい)なので実在のアニメのイラストを使うくらいなら萌え系の最大公約数的なイラストをいくつか使った今回のアイテムの方向性はむしろクレバーな選択だったと思います。

 現実にユーザーレベルで看板類をラベルソフトで自作すること自体は可能ですが、実際にこれをやった経験(爆笑)から言わせて頂くなら何から何まで自作というのは必ずしも効率的ではない気がします。
 ユーザーのこだわるピンポイントの看板はオリジナルを使い、それ以外はこの手の既製品を活用するのが現実的なのではないかと。

 現在、当レイアウトでは電気街は一時撤去されていますが、再度改修、配置する際にこのステッカーが大いに活躍するのは確実と思います(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。


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