2月11日で211系のはなし(笑)

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今回も日付に因んだ語呂合わせネタです。

今日が2月11日ですからネタは当然211系。
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クルマの世界でヘッドライトが丸目から角目に移行しはじめたのは確か昭和54年(1979年)頃だったと記憶しています。
それまではクラウンにしろセドリックにしろ丸目4灯が普通で角目のライトは2灯というのが常識でした。
ですから角目ライトが4つ並ぶ様になった時には何か時代が変わった様な清新さもを感じたものです。それでも慣れというのは恐ろしいものでいつの間にか国産車の顔は角目中心になり角目4灯の顔も普通に見掛ける存在になり、それにつれて感動も薄れてゆくのですが。
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一方で電車の世界で角目4灯が本格的に認知されたのは185系辺りからでしょうか。
個人的な印象を言わせてもらいますが、185系自体は当時としてはかなり斬新なカラーリングとデザインで記憶に残るのですが、角目4灯のデザインに関しては未消化な感じがあり「マイナーチェンジした117系」の様にも映ったものです。
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その後に追加された211系の辺りからようやく「電車の角目」も違和感のないレベルにデザインが消化されてきたように思います。
それまで湘南色デンシャの世界に定着していた113,115系の丸目2灯に対して角目4灯のお面は愛想こそ薄いですが、当時は国鉄電車の新世代を予感させる準未来車の様に見えた物でした。ボディもステンレス基調の銀にさりげなく湘南カラーの帯を付ける処理がなかなかに小粋でした。

その後、この顔は415系などにも移植され国鉄時代最後の近郊型電車のムーブメントになった観があります。
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その211系も湘南から退いて大分経ち、他の線区でもそろそろ引退の噂が飛び交い始めています。
わたしが一番馴染みがある211系は中央線の高尾以西で見掛ける「長野色」の211系ですが、甲府辺りでは3連に短縮され往年の迫力は薄れました(たまに6連を見かけると妙に嬉しくなったりしますがw)
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かつては清新かつ未来的に見えたデザインが「普通」を通り過ぎて「ノスタルジーの対象」に変わる。
これもまあ、時代の流れという奴なのでしょうか。


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