今月のHOモデル・エンドウのコラ1
先日渋谷の中古ショップで入手した戦利品から。

物はエンドウのHOゲージ貨車(16番スケール)の「チラ1」というニ軸コンテナ貨車です。
(実車は昭和40年にコラ1と改称)
先日紹介のフリータイプのボギー客車はなかなか出物を見かけなかったのですが、チラ1の場合は意外にあちこちの中古ショップで出物を見かける貨車です。
その理由を考えてみるに、2軸貨車主体のオムニバス編成を組むときに「緑色のコンテナを積んだ貨車」というのは冷蔵車と並んで編成に彩りを添えるアクセントになるからでしょう。
おそらく前ユーザーはお座敷運転主体でチラ1を含む貨物列車編成を楽しんでおられた方ではないかと推察します。あるいは先日紹介のボギー客車と同じユーザーかもしれません。

さて、チラ1という貨車ですが、現在では甲府モデルがペーパーキットでフルスケールに近いモデルをNゲージでリリースしており現時点ではこれがチラ1の決定版ではないかと思います。
(そういえばこちらもそろそろ増備がしたい)

その目で今回のHO版を比べてみると実車よりもかなり寸詰まりの印象を受けます。おそらくですがベースに既存のニ軸貨車を使ったために全体に短くせざるを得ず、コンテナを中心にかなりディフォルメが入ったからではないかと思います。

今ではコンテナ貨車の模型ではコンテナを取りはずせて当たり前。編成に応じてコンテナを入れ替えたり空車を表現したりとかなりプレイバリューの大きな使い方をされています。
ですが以前はそういう使い方を想定した製品化は難しかった様で、こちらのチラ1はコンテナが取り外し不可、仮に外せても外したコンテナが寸詰まりで他の貨車に載せ替えるのが躊躇われるものです。
一方でモデルの材質はコンテナも含めてブリキの様な強度があり、多少粗があっても安心感はありますね。
(尤も、こうした構造はNゲージでも一緒でKATOのコキ10000系、トミーナインスケールのコム1(チラ1の2個積み仕様)なんかも同様にコンテナが外せない構造でした。


このモデルは上述のように、今でもあちこちのショップで出物を見かけることが比較的多いので、今だったらあちこちのショップから中古のチラ1を買い集めて「ニ軸のフレイトライナー」を作ることも可能です。
ですが、わたしの場合は「何もそこまでしなくても」という気持ちも大きいですから冒頭に書いた様な「ニ軸貨車のオムニバス編成の中に見た目のアクセントとしてコンテナ貨車を入れる」と言った様な使い方をしたいですし、そちらの方が似合う気もします。

物はエンドウのHOゲージ貨車(16番スケール)の「チラ1」というニ軸コンテナ貨車です。
(実車は昭和40年にコラ1と改称)
先日紹介のフリータイプのボギー客車はなかなか出物を見かけなかったのですが、チラ1の場合は意外にあちこちの中古ショップで出物を見かける貨車です。
その理由を考えてみるに、2軸貨車主体のオムニバス編成を組むときに「緑色のコンテナを積んだ貨車」というのは冷蔵車と並んで編成に彩りを添えるアクセントになるからでしょう。
おそらく前ユーザーはお座敷運転主体でチラ1を含む貨物列車編成を楽しんでおられた方ではないかと推察します。あるいは先日紹介のボギー客車と同じユーザーかもしれません。

さて、チラ1という貨車ですが、現在では甲府モデルがペーパーキットでフルスケールに近いモデルをNゲージでリリースしており現時点ではこれがチラ1の決定版ではないかと思います。
(そういえばこちらもそろそろ増備がしたい)

その目で今回のHO版を比べてみると実車よりもかなり寸詰まりの印象を受けます。おそらくですがベースに既存のニ軸貨車を使ったために全体に短くせざるを得ず、コンテナを中心にかなりディフォルメが入ったからではないかと思います。

今ではコンテナ貨車の模型ではコンテナを取りはずせて当たり前。編成に応じてコンテナを入れ替えたり空車を表現したりとかなりプレイバリューの大きな使い方をされています。
ですが以前はそういう使い方を想定した製品化は難しかった様で、こちらのチラ1はコンテナが取り外し不可、仮に外せても外したコンテナが寸詰まりで他の貨車に載せ替えるのが躊躇われるものです。
一方でモデルの材質はコンテナも含めてブリキの様な強度があり、多少粗があっても安心感はありますね。
(尤も、こうした構造はNゲージでも一緒でKATOのコキ10000系、トミーナインスケールのコム1(チラ1の2個積み仕様)なんかも同様にコンテナが外せない構造でした。


このモデルは上述のように、今でもあちこちのショップで出物を見かけることが比較的多いので、今だったらあちこちのショップから中古のチラ1を買い集めて「ニ軸のフレイトライナー」を作ることも可能です。
ですが、わたしの場合は「何もそこまでしなくても」という気持ちも大きいですから冒頭に書いた様な「ニ軸貨車のオムニバス編成の中に見た目のアクセントとしてコンテナ貨車を入れる」と言った様な使い方をしたいですし、そちらの方が似合う気もします。
この記事へのコメント
さてこのエンドウ製チラ1。見ているとプラレールを思い出しました。記憶が確かなら当方の園児時代にこれと似た3個コンテナ固定の、プラレール貨車があったはずです。今ではプラレールのコンテナ貨車すらコンテナ着脱ができますね。
香港版コムも香港版の前期版後期版、それも緑と白がそれぞれ手元に加わってます。2個繋がりコンテナの中間溝に墨入れして多少なりでも離れているように演出しています。後期版のコンテナは香港tomy/河合商会コキ5500と共用ですね。
仰る様にチラ1の魅力のひとつにプラレール的な面があるのは間違いないと思います。
空荷だと華がないのに、ひとたびコンテナを積むとこれほど魅力的な貨車も無いですねw
そういえば昔の「たのしい幼稚園」の付録にもプラレール用ペーパー製コンテナがあったのを思い出しました。
わたし自身のこの貨車のなれそめは「模型と工作」別冊の鉄道模型工作ハンドブック誌上で製作記事を見た時からでした。
この本は昭和38年発売で貨車の標記がコラ1に改名する前の「チラ1」だったのでわたし的にはコラ1よりもチラ1と呼びやすくなっていたのはあります(汗)
実車の改名は昭和40年でエンドウの貨車が出たのはその後の様なのでモデルの標記はコラ1に変わっていますが、わたし的にはついついチラ1と呼びたくなってしまうので(大汗)