ダブルデッカーの競演w

 今回もレイアウト改修と試運転ネタから。

 昨日のブログにも書きましたがレイアウトの改修が進むのは専ら天候が良くないときですが、その一方で晴れた日とか、寝る前のひと時を使ってする事と言えば試運転(と称するひとり運転会)です。
20230320SE (2).jpg
 この間のスハ44の時の様に予想外の展開を拾うこともあるのですが、大体の場合はどうにか順調に走らせる事ができ、まあ8割がたは満足のゆく結果が得られてはいます。
 前にも書いた様に当鉄道のラインナップは新車もあれば中古車やジャンクモデルもあり、日本型から外国型まで様々なコンディションの編成が走り回る事を想定しています(この点だけでもうちのレイアウトがいわゆる「本格派のレイアウト」では無い事は歴然としていますがw)

 今回走らせたのはエンドウの近鉄ビスタカーとMODEMOの小田急RSE「あさぎり」のダブルデッカーペア。
 形状のユニークさも去る事ながらそれぞれに一種曲者の動力を搭載している事からセレクトしたものです。
 (そもそも近鉄と小田急の列車がすれ違う時点でうちのレイアウトがいわゆる「本格派以下略)

 エンドウの動力はいわゆる「重戦車系」で動力がずっしりと重い上にトルクフルでスピードは出ませんがぐいぐいと押しまくる様な走りを見せます。それでもエンドウの場合はT車の台車の転がり抵抗が大きい事が多いのでフル編成など考えたらあっさりと息を切らしますが。
20230320SE (3).jpg
 MODEMOの標準車(路面電車や軽快電車とは異なると言った程度の意味です)は入線車の大概が中古の事が多いせいか、TOMIX辺りと比べても走行が安定しない事が多いのですが、RSEはその中でも比較的まともな方です。
20230320SE (4).jpg
 実際に走らせてみるとやっぱりそれぞれの特徴が前面に出た走りとなったのですが、30‰の本線勾配はどうにかクリアしてくれました。
 これさえわかれば後は、新設の緩曲線区間をのんびり眺めながら就寝前のひと時を眺められますw。

 改めて思うのですが、時間帯の制約のない自宅のレイアウト運転は形態がどうであれ、優雅なホビーライフのひとつかもしれません。
 まあ、うちの場合周りの環境が優雅さとは無縁の雑然さと田舎臭さではありますが(汗)

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型ランキング

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2023年04月01日 07:56
近鉄の30000系ビスタカー、エンドウとトミックスのものを持ってます。 
確かにエンドウのビスタカーは音がやかましいですが、走りは安定してますね。
トミックスは静かで滑らか、ある程度スピードも出ます。
余りにも両者の走行特性が異なるので併結運転が出来ないのが近鉄ファンとしては辛いところ。
金属製とプラスチック製の違いのせいか、塗装の質感も違い過ぎますしね。
ところでNゲージの30000系ビスタカーといえば、オオタキからもプラモデルとして出てましたね。
鉄道模型大好きおじさん
2023年04月01日 22:09
近鉄の前身大阪電気軌道が戦前、東京進出を構想していたことは御存知でしょうか?
名古屋から名鉄や小田急等に乗入れて東京を目指すというものです。
もし実現していたら、本当に近鉄と小田急の特急列車のすれ違いが見られていたかもしれませんね。
名鉄や小田急が標準軌に改軌されていた可能性も。
光山市交通局
2023年04月03日 21:46
>鉄道模型大好きおじさん

 返信遅くなりすみません。

 3代目ビスタカーはわたしもTOMIXの仕様は持っています(最近リニューアルされたんでしたっけ?)
 走行性ではエンドウよりはるかにスムーズなのですが、何故か走らせる機会が薄いモデルです。

 オオタキのビスタカーのモデルはまるでGMが出したのではないかと思えるくらいテツドウモケイ臭かったのが特徴でしたね。
 (塗分けがシールなのが「らしくない」点だった気がします)
 こちらは一度だけ店頭で見た事がありますが、以来あまり注意していないモデルでした。

 近鉄の延伸計画は知りませんでしたが、新幹線以前に標準軌の幹線が計画されていたのは興味深いですね。
(まあ、今ではJRがミニ新幹線と称する「標準軌のローカル線みたいなの」を運用していますが)