「52席の至福」と「車内結婚式」

 昨日、当ブログの訪問者数が(現サービス移行後)41万を越えました。
 来週はブログ開設16周年もあり、少しばかり嬉しい気分です。

 内容的には相変わらず変なネタが多い当ブログですが今後ともよろしくお願いします。

 さて、今回はグランシップトレインフェスタに向けた車両側のアプローチから。
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 昔、テレビドラマで放映されていた「新幹線公安官」(1977)というドラマの劇中で「運行中の0系新幹線を1両借り切って車内結婚式を挙げる」という話がありました。
 当時は実際に実行するのは(ドラマのロケでも)なかなか難しかったと思いますが「新幹線大爆破」の遺産である「実車のパーツを使った車内セット」を最大限に活用した一本(しかも式の最中に殺人未遂事件まで起きるw)と言えます。

 確か2年くらい前にJR東海がこの種の用途に車両や列車そのものの借り切りができる制度をスタートさせましたから、40年以上経ってようやく現実がドラマに追いついた気もします(でも今の新幹線には食堂車がないので披露宴が大変そうですが)

 実はこのはなしはここまでが前振りですw
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 先日ヨド⚫️シのポイントを使って入線させたマイクロの「52席の至福」
 そのままでも「テーブルランプが点灯する」ギミックがありなかなか楽しい編成なのですが、実はこの列車の1両目は室内にインテリアが何もありません。

 それこそ大昔の16番モデルの様に「ドンガラの室内に灯りだけが空しく灯る」寂しさなのですが、元々の実車がこの車両をイベント用のフリースペースとして活用する構造なので一応リアルではあります。
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 この1両目を手に取っていて「車内結婚式」を思いつくのは当然の成り行きという物です(爆笑)
 幸いジオコレの「ザ人間」にも結婚式のセットがあります(その上このセットはどこに行っても買えるくらい売れ残りが多いw)から好都合。
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 早速結婚式ひとセットと室内灯を都合して作業開始。
 実車はどうか知りませんが、厨房のある3両目は「仕事場」なので白色LEDを、1両目は雰囲気重視で電球色を組み込みました。2、4両目はテーブルランプだけでもいい雰囲気なのと「乗客はみんな1両目に移動したあと」という想定でそのままですw
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 ただし車内の天井がただでさえ低い上に照明ユニットがさらに天井を低くしているので人形は下半身の大半をカットせざるを得ませんでした。
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 一通り組み込んで走らせてみると予想通り結構いい雰囲気なのは嬉しいですが

 ですから今回の加工もまあ、自己満足の一つということで汗

 この列車の会場での反応については他のメンバーの持ち込み車両の話と併せて次回以降の機会にでも。

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2023年06月05日 23:14
新幹線など優等列車から食堂車が消えたのは、コーヒー1杯だけ頼んで自由席代わりに居座る非常識な客が居るからと聞いたことがあります。
其れに最近は駅ナカにコンビニや売店が充実しているので、乗車前に飲食物を購入できることも理由でしょうね。
駅ナカの飲食店で食べても良いですし。
もはや食堂車の存在意義がありません。

通常の優等列車からは消えた食堂車ですが、豪華特急列車やイベント列車などでは寧ろ増えてきたのでは?
例えば私の地元を走る近鉄なら「しまかぜ」や「青の交響曲」などに食堂車が有ります。
光山市交通局
2023年06月07日 22:07
>鉄道模型大好きおじさん

 返事が遅くなりすみません。
 
 鉄道勤務の方から伺ったのですが一部特急で車内販売がなくなったのは主に人手不足が理由なのだそうです。
 それはそれで仕方ないですが、エキナカのコンビニや売店も実は減少傾向なのだそうで、ますますいきにくい世の中ではあります。

 いわゆる食堂列車の場合は一部を除いて車内で調理するのではなく予め持ち込まれた料理を車内で盛り付けるのが最近のトレンドらしいですね(なるほど、完全予約制でないと成立しないわけです)

 クルマの世界では最近はキャンピングカーと称する「走る台所」みたいなのがトレンドになりつつありますが、殊公共交通機関ではなかで食べる行為自体に対する忌避感が強まりつつあるようにも見受けられます。