梅雨の流電まつり その2
先週に引き続き当レイアウトの流電祭りから
今回は手持ちの他メーカーの流電モデルと決定版商法のKATO車との比較をば。
今から13年ほど前にキット組品を入線させていたGMのクモハ52。
見てのとおり2次車をプロトタイプとしておりサハ78も付いていたのですがクモハが1両しかなかったために急遽スカ色の動力車をでっちあげて運用につかせたという曰くを持つモデルです。
(今にして思えば前ユーザーは反対側のクモハ52-おそらくM車ーを壊すか何かして使えなくなったT車3両を売り払ったのだろうと推察しますw)
何しろKATO製とは2,30年の差があるモデルなだけに造形や細密度に大味なところを感じるのは否めません。
ですが、印象把握の面ではGMの仕様も劣らない印象があります。ディフォルメのさせ方の勘所をうまくとらえている感じがして模型としてはなかなか印象が良いモデルと思います。
(後、もちろん製作者の腕とセンスにも左右されますが)
そのGM製より10年以上後に出たのにいまだに悪評を聞かされるのがマイクロの飯田線仕様。
こちらは中古を格安で入線させたものですが、異様に目立つテールランプや前上がりの様に見える裾周りの処理、腰高なうえに動力の自己主張が強すぎる床下造形など、悪印象の要素が多い感じがするモデルです。
前回紹介の登場時の仕様の印象がかなり良かっただけに、久しぶりに取り出した飯田線1次型は落差が大きかったです。
クモハ52の二次型というともうひと編成、実は以前ぽちのバザーで1両500円くらいでジャンクされていた鉄コレの仕様があります。こちらはいつか適当な折に動力化させようかと思いつつ今日まで来てしまった(で同じ仕様のKATOとてっぱる)悲劇のジャンク品。
ですが造形のセンスと細密感はかなりKATOに迫るレベル。色がややあっさり目で、特にアイボリーの白さが目立つのは鉄コレ共通の特徴ですがこの辺は好みの問題でしょう。
ただ、ものによってはサッシと窓の間の隙間が目立つ事があり、気にしだしたら止まらないかも。
さて、KATOと鉄コレを並べていてふと気づいたのは「おや、鉄コレは運転台の扉にも桟があるのか?」
よく見たら鉄コレの仕様には「乗務員扉」のレタリングか描かれています。しかもこのサイズなのにちゃんと読めるのが凄い。
これには一本取られました。
光山鉄道管理局
HPです。
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