エンドウのトムフ1
今回はHOゲージ(16番スケール)モデルから。
最近、現住地を中心に中古ショップでエンドウの貨車の出物が増えています。
その前までは、HOの貨車の出物というと、ややクラシカルな二軸貨車が多かったので、C12やC56なんかがちょっとした編成を牽くには好都合だったのですが、困ったことに手持ちの緩急車が近代的なヨ8000しかないのがネックでした。
ですから先日、ようやくエンドウのトムフ1を見つける事ができたのは幸運でした。
とはいえ模型としては年代物のコンディションなので見た目がややくたびれているのは仕方ありません。
無蓋車の真ん中に申し訳程度の車掌室の付いた独特な形状は、どの編成に入れても目立つものです。
とはいえトムフ1自体はNゲージではナインスケールから出ていた事がありますし、それ以前、童友社のNスケールキットの編成にも混ざっていた事があったので貨車としては割合知られた存在だったと思います。
童友社のトムフはナインスケールよりも2,3年前に出たモデルですが、事によるとエンドウ版を参考にしていた可能性はありそうですね。
全体のプロポーションはやや短めのぽっちゃりした感じですが。
こちらはナインスケール版です。
細かい点ですが、エンドウの仕様は内側の荷台部分を塗り分けているところはにHOらしい気配りを感じます。
ただ、発売時期の差なのかレタリングの多さと造形の細密感はNゲージ仕様の方が上回って見えるのが興味深いところではあります。
トムフ1は田舎の短編成にはよく似合う貨車でもあり、BタンクやCタンクの様なフリースタイルの蒸機とも相性のいい貨車と言えます。
光山鉄道管理局
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とはいえ模型としては年代物のコンディションなので見た目がややくたびれているのは仕方ありません。
無蓋車の真ん中に申し訳程度の車掌室の付いた独特な形状は、どの編成に入れても目立つものです。
とはいえトムフ1自体はNゲージではナインスケールから出ていた事がありますし、それ以前、童友社のNスケールキットの編成にも混ざっていた事があったので貨車としては割合知られた存在だったと思います。
童友社のトムフはナインスケールよりも2,3年前に出たモデルですが、事によるとエンドウ版を参考にしていた可能性はありそうですね。
全体のプロポーションはやや短めのぽっちゃりした感じですが。
こちらはナインスケール版です。
細かい点ですが、エンドウの仕様は内側の荷台部分を塗り分けているところはにHOらしい気配りを感じます。
ただ、発売時期の差なのかレタリングの多さと造形の細密感はNゲージ仕様の方が上回って見えるのが興味深いところではあります。
トムフ1は田舎の短編成にはよく似合う貨車でもあり、BタンクやCタンクの様なフリースタイルの蒸機とも相性のいい貨車と言えます。
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この記事へのコメント
香港tomyのトムフなら運用してます。昨夜にようやく弄って窓ガラス入れとコキ付属赤円板パーツを接着。円板の位置は悩みましたが妻板左側の横方向の手すり2本?のモールドの間にしました。汽車会社Cタンクが走る小私鉄っぽさをイメージしたからです。真面目にやるなら引っ掛け式尾灯にすべきかもしれませんけれども。
この形状のトムㇷはポケットラインからも出ていますが、少々大ぶりなボディが難で、これならナインスケールのトムㇷの方が使い勝手が良いような感じもしますね。
そのトムㇷもエンドウの様に荷台内部の塗分けだけでも結構映えると思いますね。下手に積み荷をつけるよりも好いかもしれません。
鉄製のトラ45000や55000はとび色に塗られてたのはカラーの実車写真で記録されていますが、一般的な木製無蓋車は白黒写真ばかりでよくわかりません。
模型も高価なHO製品でも中まで黒一色のものが珍しくないですし。
なにより石炭や砕石なんか積んでたら塗料なんてすぐ削れてしまう気もします。
申し訳ないのですが、個人的にはトムフの車掌室妻板が塗り分けられているのは気持ち悪く感じます。
>匿名希望さん
>
>あの妻板表現は出す方も悩んだのではないかという気はします(全面が黒だと荷台と合いませんし、逆に全面とび色だと違和感が物凄い事になりそうですから)
ナインスケール時代のトムは砂利搭載状態が通常の仕様でしたが、砂利を外すと床板の板目表現がされていました。ただ、そこでも塗分けまではされていなかった記憶はありますが。
>木造無蓋車の内部
出来たてとかの想定じゃないなら、木造部位は「野ざらしになった白木の色」が無難と思います。
Wikipediaの写真で「国鉄トラ40000形」に私鉄同型車の十和田観光電鉄トラ301、「国鉄トラ45000形貨車」に145000形のカラー写真で内部の木造部位がちらっと見えるものがありますが、ほとんど塗装せず木の地肌がむき出しだと分かります。
写真確認しました。なんだか白木に薄墨を塗ったような微妙な色ですね。
ただこの仕上げだと車体全体ウェザリングしないとバランスが取れない気もして悩みどころです。
一方、東向島にある東武博物館に展示しているトキ1のBトレインショーティー状態での内側は黒色でした。
模型で再現するなら難しいと思いますが、この辺はユーザー側が決めることです。積み荷のことを考える方が先でしょう。
トムフ1は似たような車両が私鉄にいたことは承知してます。かつて1980年代のレイルマガジンで私鉄の貨車が特集されてました。
調べてみましたら西武のトフは今回のトムフのように車掌室妻板下部を茶色に塗っていたそうですね。
ただ、床板と妻板は茶色いのにあおり戸内側は黒だったみたいで統一感のなさに混乱しています。茶色いところは鉄板貼りだったんでしょうか?
ありがとうございます。
レイルマガジンに紹介された車両は車掌室が木製なので黒色とみました。ただ別の写真を見ると補強材として鋼板が貼っているようにみえるので、時期によって変わっていたと仮定するようです。
トムフとなるとかつての東武鉄道の車掌車の元がトムフのたぐいなので、1960年代より前の貨物列車に合いそうな感じがします。
>レサレサさん
>
情報ありがとうございます。
わたしの方も写真を確認しましたが、仰る様に野ざらし感のある地色の様ですね。
この種の色というとタミヤカラーだとタンのそれに近い感じがしますが、それでも実際の野ざらし感とはやや違うようなので塗装でこれを表現する難しさの様なものも感じますね。