ドラレコで電車を撮るのは難しい(当たり前だ汗)

 以前このブログでわたしの自家用車にドラレコを取り付けて車窓風景や、通りかかりの列車を撮影する話を書いたことがあります。
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 ドラレコという「常時車窓風景を録画するアイテム」の存在はある意味シャッターチャンスが無限大に広がる事であり、自分がそれと意識しなくても運転中気になった被写体を自動的に記録してくれるという点で、有難い存在ではあります。
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 ですがデジカメやビデオカメラの様に元々作品作りを目的とした画作りがされていないメカなので、例えば色調やノイズの処理などの画質面での不満を感じないわけではありません。
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 ですが特に列車などが撮れる時などは画質とは別の意味でもどかしさを感じさせるのも確かです。

 時折車で県外なんかを運転していて、地元では見ない様な電車を見かけたとします。
 運転手の目線で見ると目の前を通過する列車を眺めて「ああ、いい構図だなあ」とか思ったりして「これが今ドラレコで録画されているはずだからいい画が切り出せるぞ」とか、その時はうれしかったりします。
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 ですが帰宅後にドラレコのSDからその時の画を観直すと「こんな筈じゃなかったのに」とがっかりする事の方がはるかに多いのです。
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 ひとつには「カメラの搭載位置とドライバーの視線が必ずしも一致していない(特に視線の高さ)」事からくる視覚のずれがあると思います。
 ドライバの視点では画になるように見えても、カメラの位置がそれより10センチ以上高かったらそれは全く別の画になってしまうのが問題なのでしょう。

 もう一つ、人間の眼の「イコライジング効果」も影響していそうです。
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 踏切に掛かってたまたま通過する列車を眺めて「いい構図の画が撮れていそうだ」と思っても、実際には
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 こういう無様な絵が撮れたりする(汗)目の前にでっかいトラックが停まっていても、目の方でそうしたノイズ(や障害物)をイコライジングしてしまう本能があるのか、帰宅してから余計なものがあまりに映りこんでいるのにがっかりする訳です。
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 とまあ、撮り鉄の作品作りのネタにするにはドラレコというのは必ずしも感心できるものではないのですが、それでも100回もドライブすればその中の一つ二つくらいは何とか観られる映像が撮れるでしょうから、決して無駄ではない気もします。
 そもそもこれは「車の安全装備のひとつ」なのですから。
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 その一方で不思議とレイアウト心を刺激してくれるのが「高速道路なんかのジャンクション」の動画なのですが、これについては次の機会にでも。
光山鉄道管理局
 HPです。


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