ジオワールドのマンション&中型ビル
先日、美里山倶楽部さんのブログで「ジオワールド」のストラクチャーが紹介され、地方都市型のレイアウトを志向しているわたしも興味深く拝見しました。
というわけで、早速サイトを開いてラインナップをチェックしました。
予想以上にビル系のストラクチャーが充実している印象で、ワンブランドでビル街が再現可能なほどのボリュームがあります(事実、ビル街のジオラマ =レイアウトの製品もあるようです)
同サイズの他社のストラクチャーよりも安価であること(但し窓が抜けていないので照明が不可)にも興味を持ちましたが、わたし的には既存メーカーの製品では見ないフォルムの建造物がラインナップされているのに心を惹かれました。
中でも中層~高層の建造物や、既存品では見ない「横に長いビル」でレイアウトに使いたくなる様なフォルムの物をいくつか見つけたのでボーナスシーズンという事もあってサンプル的に2軒ほど注文してみました。
購入したのは従来品にない「横長フォルムのマンション」とランドマーク性のありそうな「角地用の14階ビル」のふたつです。
実はこの時点でサイトをよくチェックすべきでしたが(汗)
これまでさんけいやPLUMなどのペーパーキットを通販で買った事が多かったせいもあって、ジオワールドの製品もキット形式だと勝手に思い込んでいたのです。
ですから製品到着の当日、宅配屋さんが「電子レンジでも入っているような箱を持って現れた」時には心底驚きました。
最も見た目と異なり嵩こそ大きいものの風で飛びそうな軽さでしたが(笑)
箱の中から文字通り「ランドマークビル」が丸ごと出現した時のインパクトはこれまで経験したことがないものです。
それはそうでしょう、以前TOMIXのマンションをつなぎ合わせて14階建てまで高くした事があるのですが容積で軽くそれを上回るボリュームがあるのですから。
商業地用の角地のビルに至ってはアオシマの立体駐車場が文字通り「付属施設」に見えるほどのマッスがあり、トレインフェスタに持ち込んだターミナル駅の駅前広場にでも置こうものなら駅ビルがかすむほどのランドマーク性を発揮しそうです。
スチレンペーパーを芯材に印刷の壁面で表現された建物は確かに造形は大雑把なのですが、そんな些細な事がどうでも良くなるくらいにフォルムとマッスのインパクトが絶大なのです。
このメーカーの製品の大半は普通のレイアウトにも組み込めるサイズのビルが安価に多数ラインナップされており、一般的なレイアウトビルダーならそちらの方をお勧めしますが、大都市のランドマークとしても通用するような大型のビルが必要な向きには要注目のアイテムではないかと思います。
まあ、今回のアイテムについてはいろいろと考えさせられるところもあったのですが、それについては追々書こうと思います。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
とあるのですが、窓の部分はどういう構造なのですか?
昔あった学研のペーパークラフトのように「他は壁の色だけど、ここだけ銀色で印刷。」とかでしょうか?
仰る通りで窓だけ鏡面張りパーツとなっています。これを買ってから実物のビルを注意して見ているのですが、最近では普通のビルでもガラスが鏡面仕上げになっている事が意外に多く、その点で違和感は少ないですね。
なお、この製品はスチレンボード製なので学研の様な薄っぺらさがなく壁面のメリハリはしっかりしています。
ただし壁面の意匠は印刷されたペーパーを貼り付けている構造なので、長期間の展示で退色したりペーパーがはがれてくるリスクはあると思います。