8月5日なので東急8500系のはなしでも・・・

 この期に及んでまだ続く日付に因んだ車両ネタ(もう末期症状の様な気もしますが)
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 今日が8月5日なのでキハ85系・・・と行きたいところですが手持ちのモデルもありませんので変化球で行きます。

 ネタのひとつは東急8500系。
 実は当鉄道では世田谷線や玉電を除くと東急の編成は少ない方で、7000系と8500系がひと編成づつとこじんまりしたものです。

 その中でも8500系は旧しなのマイクロがみどりやブランドで発売した、市販品としては最も古い編成となっています。
 これが出た当時はNゲージの私鉄電車のモデルの半分くらいが金属ボディだった時期に当たりますが、東急8500はその中でも最も古いものです。
 実はこのモデル以前に関水金属の103系の動力を転用する形式の金属製ボディキットが発売されていた事があり、実質的に「Nゲージ初の私鉄電車の模型」とされています。このモデルの製作法が当時のTMS(1976年11月号)にも掲載されていた事があるのですが、作例の写真と比べて見る限りでは、手持ちのみどりやの完成品とほとんど同じ印象に見えます。
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 20M級4扉の通勤電車。それもスパッと切り落とされたかの様な前面と、賑々しくコルゲート板を纏った側面の造形はプレスやエッチングを駆使する金属製のモデルには向いた素材だったのでしょう。しかもどちらも後付けパーツによるディテーリングがされていないので妙につるりとした印象になっています。
 (さすがにみどりやのモデルはヘッドライトを別パーツ化して少しだけメリハリをつけていますが)

 実はこの大雑把ながらもクリーンな造形に惹かれる形で中古モデルに飛びついたのですが、うちのレイアウトを走らせる限りでは大雑把な造形もそれほど気にならず、コルゲートまみれのサイドビューを見せつけながら走る8500はわたしには気に入っている編成でした。

 それから時代は流れ、さしもの8500系も旧態化しはじめた時期、秩父鉄道や長野鉄道への譲渡が次々に行われました。

 それらの譲渡車も早々と「鉄道コレクション」でモデル化され、比較的手軽に入線できるようになりました。
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 さすがに前面は譲渡先のセンスに合わせる形で意匠を変えていますが、サイドビューについてはほぼオリジナルの印象が残っているので短編成である点を除くと東急時代をほうふつさせるイメージになっているのが嬉しかったですね。

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 ・・・などと言っていたのもつかの間、その鉄コレで長野電鉄の「鉄道むすめラッピング仕様の8500」がリリースされた時は驚かされましたがw
 コルゲート仕様の車体でも萌え画のラッピングが実現できる事実にも驚かされました。
 でも、この仕様もなんだか「実直なお父さんが無理矢理若作りさせられている」様にも見えるので、やや複雑な気分ではあります。

 長電に譲渡された仕様も東急同様に「8500」を名乗っていたので、今回のブログに載せる事ができます。

 実は今回は名鉄のキハ8500系も書こうかと思ったのですが、東急だけで一本書けてしまったので来年以降のお楽しみにしておきますw

光山鉄道管理局
 HPです。


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