読む「鉄道の日」
10月14日は鉄道の日でしたが、あいにくわたし自身は前日から身体を壊していたので実車を見に行く事もモデルをいじる事も叶わず、朝から臥床する1日でした。

布団の中で鉄道の日を意識しても、起き上がる事すら億劫になりがちで、立ち上がるたびにフラフラするのですから気分が腐ること夥しい(おまけに前夜から事実上の絶食状態なので力も入りません)
そんな時にできることと言ったら枕元の本を読むくらいです。
そんな訳で昨年来買い溜めていた、何冊かの文庫本を消化する事になります。
ネタは宮脇俊三の紀行本と内田百閒の阿傍列車シリーズ、先日帰省の折に入手した水上勉の「停車場有情」など。

いずれも臥床時間の折々に適当に拾い読みができる短編中心ですが、拾い読みも重なると結構な分量になる物で、同じ紀行ジャンルでも書き手の視点の違いが異なる読後感を与えてくれるので退屈しません。
何よりのご利益は、どれを読んでも活字の中からビジュアルが浮かび上がる臨場感と郷愁が感じられる事です。
食堂車の呑み食いから国鉄時代の急行列車の活気を感じ、車窓風景をよそに睡魔に襲われる所に長旅の心地よい疲労を瞼に浮かべ、あるいは故郷の駅のホームの上で子供の頃のある情景に思いを馳せる。
という訳で、今年の鉄道の日は改めてこのジャンルの幅の広さを実感する1日となりました。
光山鉄道管理局
HPです。

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ネタは宮脇俊三の紀行本と内田百閒の阿傍列車シリーズ、先日帰省の折に入手した水上勉の「停車場有情」など。

いずれも臥床時間の折々に適当に拾い読みができる短編中心ですが、拾い読みも重なると結構な分量になる物で、同じ紀行ジャンルでも書き手の視点の違いが異なる読後感を与えてくれるので退屈しません。
何よりのご利益は、どれを読んでも活字の中からビジュアルが浮かび上がる臨場感と郷愁が感じられる事です。
食堂車の呑み食いから国鉄時代の急行列車の活気を感じ、車窓風景をよそに睡魔に襲われる所に長旅の心地よい疲労を瞼に浮かべ、あるいは故郷の駅のホームの上で子供の頃のある情景に思いを馳せる。
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