2023年下期のレイアウト改修から・坂道と陸橋を作る・2
2023下期レイアウト改修、駅前の坂道の「その先の工作」その2です。
線路と交差する坂道の高さが中途半端に低い上に道路がこれまた中途半端に線路を向いてしまっていた事が今回のプランニングの一番のネックです。
「せっかくリアル重視でインクラインを使って坂道を造成したのに」とか悩んだものですが、ある時ふと思いついたのが
「インクラインで道路を決めたならその先の部分もインクラインを使ったらどうか?」という事でした。
これがどういう事かと言いますと、ウッドランドシーニックスのインクラインとは平たく言えば「フレキシブルの勾配突堤」みたいな構造をしており、可塑性には欠けるものの、カーブを自由に設定できる特徴があります。
つまり、手持ちのインクラインの余りを使って「道路のカーブを一旦線路に沿う形に調整し、高さを稼ぐため適当な距離が取れた場所で線路をまたぐ陸橋につなぐ様にする」というものでした。
ただし、インクラインはあくまで「ラインを取るための曲線定規代わり」として使うにとどめ、実際の突堤は自作する事になりますが。
幸い、本線部分と丘陵部分の間にはぎりぎりでインクラインを通せる程度のスペースがあったので、型紙を当ててインクラインを載せ、線路に並行する様に坂道のカーブを調整しながら下書きしていきました。
下描きができたところで、型紙を道路の形に切り抜き、道路のベースになるスチレンボードや工作用紙に当てて、同じ形を切り出しました。
これが坂道のベースになる訳ですが、元々整合性に欠けるシーナリィを無理やり修正するのですから、そのしわ寄せで不自然に道路が蛇行してしまったのは仕方ありません(汗)
次にスタイロフォームの切れ端などで勾配橋脚の様なものを作り道路を持ち上げてゆくわけですが、この辺は今年初めに下段のレイアウトの改修の際に線路の勾配を作る時に使った「自作インクライン」のやり方を再度使いました。
尤も、線路に比べると道路の方は勾配の設定に融通が利きますし、見た目に不自然に見えない程度の勾配角がつけられれば、あとは多少急な勾配でもなんとかなりそうです。
でも、実際やってみるとこの辺の工程は「予定の勾配になるまで、ひたすらスタイロフォームを削ってゆく」繰り返し。
レイアウトの工作をやっているんだか鰹節を削っているんだか自分でもわからなくなる工程が続きました(笑)
結果、どうにか本線の右コーナーギリギリのところで陸橋を交差させることが出来、とりあえずはひと安心です。
ただ、出来の方が相変わらず雑なのですが(大汗)
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線路と交差する坂道の高さが中途半端に低い上に道路がこれまた中途半端に線路を向いてしまっていた事が今回のプランニングの一番のネックです。
「せっかくリアル重視でインクラインを使って坂道を造成したのに」とか悩んだものですが、ある時ふと思いついたのが
「インクラインで道路を決めたならその先の部分もインクラインを使ったらどうか?」という事でした。
これがどういう事かと言いますと、ウッドランドシーニックスのインクラインとは平たく言えば「フレキシブルの勾配突堤」みたいな構造をしており、可塑性には欠けるものの、カーブを自由に設定できる特徴があります。
つまり、手持ちのインクラインの余りを使って「道路のカーブを一旦線路に沿う形に調整し、高さを稼ぐため適当な距離が取れた場所で線路をまたぐ陸橋につなぐ様にする」というものでした。
ただし、インクラインはあくまで「ラインを取るための曲線定規代わり」として使うにとどめ、実際の突堤は自作する事になりますが。
幸い、本線部分と丘陵部分の間にはぎりぎりでインクラインを通せる程度のスペースがあったので、型紙を当ててインクラインを載せ、線路に並行する様に坂道のカーブを調整しながら下書きしていきました。
下描きができたところで、型紙を道路の形に切り抜き、道路のベースになるスチレンボードや工作用紙に当てて、同じ形を切り出しました。
これが坂道のベースになる訳ですが、元々整合性に欠けるシーナリィを無理やり修正するのですから、そのしわ寄せで不自然に道路が蛇行してしまったのは仕方ありません(汗)
次にスタイロフォームの切れ端などで勾配橋脚の様なものを作り道路を持ち上げてゆくわけですが、この辺は今年初めに下段のレイアウトの改修の際に線路の勾配を作る時に使った「自作インクライン」のやり方を再度使いました。
尤も、線路に比べると道路の方は勾配の設定に融通が利きますし、見た目に不自然に見えない程度の勾配角がつけられれば、あとは多少急な勾配でもなんとかなりそうです。
でも、実際やってみるとこの辺の工程は「予定の勾配になるまで、ひたすらスタイロフォームを削ってゆく」繰り返し。
レイアウトの工作をやっているんだか鰹節を削っているんだか自分でもわからなくなる工程が続きました(笑)
結果、どうにか本線の右コーナーギリギリのところで陸橋を交差させることが出来、とりあえずはひと安心です。
ただ、出来の方が相変わらず雑なのですが(大汗)
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この記事へのコメント
もっとも車道にしなければこういう道でも無理があるとは言えませんが。
(うちの近所のお寺には直線距離で40mほどの区間をつづら折りを使って50m近く登るところがあります。)
鉄道に比べると道路の方は勾配やカーブの融通が利くので多少は気楽なのが取り柄といえます。
次回辺りに書くつもりですが、実は車道の勾配がきつくなったことで困るのはカーコレやバスコレのミニカーが「すぐに転がり落ちるので坂の半ばに停めにくい」事です。
KATOやヴィキングのミニカーはシャシとタイヤが一体造形なのでこういう無様は起きないのですが、この辺は鉄道模型メーカーらしい基部張りと思います。