レイアウトの夜景を作る・その1

 今年最初のレイアウト改修記事ですが、今回紹介する工程は暮れの年越し運転を目指して行っていたものです。
 なので幾分タイムリーさに欠けますがご勘弁を。

 前回までのエンドレス右半部の山塊製作もひと段落つけ、今年度下半期のレイアウト改修も第二段階に突入です。

 第二段階のテーマは「夜景の創生」
 
 昨年来、レイアウトの改修の区切りとなっているのはその年の「年越し運転」なのですが、運転のクライマックスが日付の変わる直前の夜11時台なので室内灯を点けた列車の背景となる竹取坂の街並みを夜景装備にするのはかねてからの念願でした。
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 とはいえ、このレイアウトの製作時には建物内に照明を装備する事を考えていませんでしたから、単純に考えるとこれはかなりの難題です。
 もし今からいちいち建物内に室内灯を装備させた日には、本番までに精々数軒の建物に照明をつける程度が精いっぱい。
 これでは到底夜景どころではありません。
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 そこで思い出したのは十数年前のレイアウトでは夜景の表現に当時ようやくホームセンターで売られ始めていたLED仕様のクリスマスイルミネーションを使っていた事です。その時は電気街のシーナリィだったのでメインストリートを明るくする程度でした。
 が、今にして思えばそんな程度でも結構夜景らしく見えましたし、室内灯メインの夜景よりも幻想的な感じに仕上がったのが思い出されました。
 それに関連して、先日の美里山鉄道さんのブログで駅前のビル街(ジオワールドのストラクチャーを使ったため建物内に灯りが付けられない)の夜景表現にライトアップの手法を用いた事も思い出されました。
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 わたし自身、ここ数年所用で夜中の駅前を逍遥していて、駅舎、あるいは駅前のレトロ風の建物にライトアップが用いられている実例を結構目にしています。

 このレイアウトの現行のシーナリィは都市郊外の観光地という設定で欧州風のストラクチャーが多用されているのですが、こういった壁面の意匠に特徴のある建物には室内灯よりもライトアップが向いている様に思われました。

 現在は十数年前よりもLEDが安価になり、どうかするとそこいらの100円ショップでも使えそうな光源が多数市販されています。
 そこで今回は室内灯の設置は最小限にとどめ、街並みの夜景の主役をライトアップに置く方針で臨むことにしました。
20231127SE (31).jpg 
 具体的な手法については次回以降に。
 
光山鉄道管理局
 HPです。


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