1月17日なので117系のはなし
今回も日付ネタです。

今日が1月17日という事で117系のはなしをば。
わたしがテツドウモケイの趣味に入ったのは1975年頃の事で中断したのが1983年頃でしたが、その時期に登場した(勿論実車の)新型車の中で最もわたしの琴線に触れた車両がこの117系でした。
トカイを走る電車の中で、通勤型や近郊型の車両は故郷の田舎で見る事がなかったのでその存在自体が「トカイの象徴」みたいな物だったのですがそのイメージを引きずっていたわたしにとって「2扉なのに都会を感じさせる電車」「貫通扉を持たないまるで特急電車にでも出そうな前面」を併せ持った117系はなかなか新鮮に映ったのです。
(この辺は田舎者の餓鬼の妄想イメージも多分にあるのですが汗)
国鉄と私鉄が入り乱れ、速さ・サービス・利便性のいずれもで競合状態が続く関西地区に投入された117系は、国鉄型でありながら私鉄風のテイストを感じさせる編成だったと思います。
アイボリーにマルーンの帯を纏った塗装も独特の落ち着いた雰囲気を持ち一種大人の雰囲気すら感じたものです。
わたしの手持ちの117系はいずれも趣味を再開した2003年以降に入線させた中古かジャンク上がりの代物ばかりで、正直自慢になる様な物がないのですが、この機会にレイアウト上で快走させてみました(汗)

KATOの117系は造形面ではほぼ文句ありませんし走りも30年近く前のモデルとしては良い方です。但し片側のスカートが欠落していた為、入線時に形状が比較的似ていた165系のスカートで代用したという曰くがあります(大汗)

同じKATOのサンライナー仕様。こちらは「外箱なし」で安価だったものですが、わたしのイメージする117系とはかなり異なる雰囲気のカラーリングです。しかも白がメインの塗色だったのでカメラで撮ると白飛びを起こしやすい欠点が(笑)
それでいて走行性は手持ちの中で一番良かったりします。

あとひとつは数年前、たまたまジャンク品に当たったしなのマイクロの仕様。手持ちでは唯一の金属ボディの編成ですが窓の抜けが良く、このメーカーとしては珍しい事に117系専用の足回り(エンドウやしなのでは台車や足回りで他の機種の物を使いまわす事が多かった)を奢っていたにも拘らず前面の造形がラフな上に側板との接合部の段差が物凄かったために世間の評判がすこぶる悪いモデルでした。
おまけにわたしが入手した個体は前オーナーか誰かが車体を踏みつけるかしたらしく微妙に歪みを生じてしまっています。
走行音は重戦車系ですが意外に元気のいい走りをしてくれるのが救いではあります。

と、こんな具合に3者3様のコンディションの117系なのですが、こうして一堂に走らせると不思議なワクワク感があります。まあ、本来ならば併進する私鉄電車とのコラボがそれらしいと思うのですが、それはまたの機会にでも試してみたいと思います。
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今日が1月17日という事で117系のはなしをば。
わたしがテツドウモケイの趣味に入ったのは1975年頃の事で中断したのが1983年頃でしたが、その時期に登場した(勿論実車の)新型車の中で最もわたしの琴線に触れた車両がこの117系でした。
トカイを走る電車の中で、通勤型や近郊型の車両は故郷の田舎で見る事がなかったのでその存在自体が「トカイの象徴」みたいな物だったのですがそのイメージを引きずっていたわたしにとって「2扉なのに都会を感じさせる電車」「貫通扉を持たないまるで特急電車にでも出そうな前面」を併せ持った117系はなかなか新鮮に映ったのです。
(この辺は田舎者の餓鬼の妄想イメージも多分にあるのですが汗)
国鉄と私鉄が入り乱れ、速さ・サービス・利便性のいずれもで競合状態が続く関西地区に投入された117系は、国鉄型でありながら私鉄風のテイストを感じさせる編成だったと思います。
アイボリーにマルーンの帯を纏った塗装も独特の落ち着いた雰囲気を持ち一種大人の雰囲気すら感じたものです。
わたしの手持ちの117系はいずれも趣味を再開した2003年以降に入線させた中古かジャンク上がりの代物ばかりで、正直自慢になる様な物がないのですが、この機会にレイアウト上で快走させてみました(汗)

KATOの117系は造形面ではほぼ文句ありませんし走りも30年近く前のモデルとしては良い方です。但し片側のスカートが欠落していた為、入線時に形状が比較的似ていた165系のスカートで代用したという曰くがあります(大汗)

同じKATOのサンライナー仕様。こちらは「外箱なし」で安価だったものですが、わたしのイメージする117系とはかなり異なる雰囲気のカラーリングです。しかも白がメインの塗色だったのでカメラで撮ると白飛びを起こしやすい欠点が(笑)
それでいて走行性は手持ちの中で一番良かったりします。

あとひとつは数年前、たまたまジャンク品に当たったしなのマイクロの仕様。手持ちでは唯一の金属ボディの編成ですが窓の抜けが良く、このメーカーとしては珍しい事に117系専用の足回り(エンドウやしなのでは台車や足回りで他の機種の物を使いまわす事が多かった)を奢っていたにも拘らず前面の造形がラフな上に側板との接合部の段差が物凄かったために世間の評判がすこぶる悪いモデルでした。
おまけにわたしが入手した個体は前オーナーか誰かが車体を踏みつけるかしたらしく微妙に歪みを生じてしまっています。
走行音は重戦車系ですが意外に元気のいい走りをしてくれるのが救いではあります。

と、こんな具合に3者3様のコンディションの117系なのですが、こうして一堂に走らせると不思議なワクワク感があります。まあ、本来ならば併進する私鉄電車とのコラボがそれらしいと思うのですが、それはまたの機会にでも試してみたいと思います。
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