「マイクロドールハウス」の「鉄道模型走行会」
昨年、ジオコレの「体育館」を入手したはなしをしましたが、わたしにとって実はあのキットでは体育館の方は付け足しというかオマケみたいなものでして
本当の目的はそのインテリアに設定されていた「鉄道模型走行会」の方でした。
お値段もかなり張る物でしたが帰省中で気が大きくなっていた(爆笑)事もあってつい張り込んでしまった次第です(大汗)
このキットは元々ジオコレの「マイクロドールハウス」と呼ばれるシリーズのひとつで既存のストラクチャーにペーパーキットのインテリアを付属させたセット物でした。
これまでにも農家の屋内、銭湯の中、体育館内のバザーなんかもキット化されておりなかなか面白い企画と思ったのですが、まさか「レイアウトの運転会」まで製品化されるとは思いませんでした。
実はこれと同じ様なものを以前鉄道博物館のモジュール内に組み込んだ事があるのですが、何分不器用が服を着て歩いている様なわたしのことゆえ、不本意な出来になっています。
ですがそれを置いておいても各パーツは折り畳み椅子をはじめ、テーブルや薄型モニタの台、パーテーションやホワイトボード、果ては模型運搬用のコンテナやのぼりの類までモデル化しているという優れもの。
これを企画した人はうちのクラブの様なイベント運転会を相当に観察している様で運転会経験者のわたしから見ても「よくぞここまで」と思わせる出来になっています。
しかも入っているのはモジュールの大レイアウトをはじめ中型レイアウトが一つにテーブルトップのレイアウトがふたつ。単なる運転会というよりも複数のクラブのプチ合同運転会に近い規模のイベントになっています。
(余談ですがその中の中型レイアウトをよく見ると「週刊SL鉄道模型のレイアウト」そのまんまだったりして驚きました。尤もテーブル三つ分というサイズから見てHOくらいを想定しているようですが)
ニーズがどれくらいあるのかはわかりませんが(そもそもジオコレの中でも相当にお値段が割高)レイアウトの中に鉄道模型の運転会を組み込んでみようかなと思っているユーザーがいるなら大いにお勧めできるアイテムだと思います(笑)
とはいえ、これ単体での欠点は「ベースの建物の屋根を外して上から覗き込む」という進撃の巨人さながらの使い方しかできない点でした。
せっかくここまで作り込んでいても眺め方が特殊過ぎる(せめて横から覗くカットモデルでなら面白かったのに)のは考え物です。
光山鉄道管理局
HPです。
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