レイアウトと強遠近法を考える2024・その1

 今回のネタは10年以上前に考えた事の蒸し返しです。くどいかもしれませんがそこはご勘弁を。
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 当ブログで十数年前に写真の撮影で「レイアウト上で遠近感を強めることでリアリティを出せるのではないか」という仮説の元にいくつかの写真を実験的に撮ってみた事があります。遠景用にNスケールの建物や車両を置くのは当然ですが中景に64分の1スケールのトミカを、最も手前側に食玩のフィギュア(これは万●書店などで一体300円前後で買えます)を使っています。

 これらを配置して比率に気をつけつつひとつの構図に収める実験でした。
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 結果はごらんの通りですが、この時点でも比率に気をつければそこそこの効果は得られそうという結論に達しはしました。
 ただ、当時はそこで満足してしまった事と、基本的に写真撮影にしか使えない(視点がちょっとでも上、または左右にずれるとトリックがもろばれする)ことが分かった為に以後試すことはありませんでした。
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 ごくたまに散発的に試す事はあったのですが、ここ10年くらいはその程度のレベルの応用だったのです。
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 それから十年後、つい最近須賀川の特撮アーカイブセンターで強遠近法のジオラマを拝見する機会を得たのですが、以前の特撮博物館とは別なアプローチで強遠近法を応用しているのにピンとくるものがありました。
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 こちらは以前の特撮博物館の時の写真。
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 こちらが今回見学したアーカイブセンターのジオラマです。
 このジオラマに触発される前後のタイミングで自宅のメインレイアウトの移設・改修が重なった事もあって、強遠近法の手法を取り入れたジオラマが行けるのではないかという気がしてきたのです。

 改修は中断をはさみつつ現在も進行中なので現時点ではきちんとした成果は出せないでいますが、これについては追々当ブログで紹介したいと考えています。

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