ホーンビィのファウラークラス2蒸気機関車

 先日の渋谷行きの戦利品から
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 ホーンビィのOOスケール、LMS4-4-0のファウラークラス2Pと称する蒸機のモデルです。
 実は同じショップにはホーンビィの4-4-0蒸気のモデルがいくつかあったのですが「記念モデルでオマケに大きなお皿が付いてくるでっかいパッケージ」の物ばかりで雨の日に持ち帰るのを躊躇させられるものばかりだったので、通常の箱に入ったこのモデルが拾えたのはある意味幸運でしたw

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 前にも書きましたが4-4-0の蒸機というとわたし個人はイギリスかアメリカの古典機、或いは日本鉄道時代の東北線を走っていた明治期のテンダー機関車というイメージを持っています。
 今回のと前の1072は年代的には大正から昭和初期くらいの時期に製造された機関車なので幾分古典機っぽさは希薄ですが、それでも独特の優美さは堪能できます
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 このタイプのロコはNゲージではまず見ないモデルですし日本型HOでも製品化がそう多くはないので勢いイギリス型に惹かれる事になります。
 事実日本でもこういうタイプの蒸機はイギリスやドイツからの輸入機が結構ありましたし。
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 物が相当な旧式らしく殆どジャンク一歩手前の値付け(何しろノス鉄第4弾に毛が生えた様なお値段)な上に前に入線させた同じホーンビィのLMS1072よりも細密度で劣るモデルなのですが、走りっぷりは旧モデルとしては予想していた以上にスムーズでした。
 サイズも幾分1072よりも小ぶりで特にテンダーは「可愛らしい」という表現が似合う小ささ。

 日本型でもダブルルーフのオハ31辺りをつないでも違和感が少なそうです。
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 全体の雰囲気も日本型蒸気とは異なるノリの優美さを感じさせると同時に、ロゴを落として「英国からの輸入機」として明治期のレイアウトに紛れ込ませても悪くない気もします。
 何より前の1072と併せて異なるタイプのLMS仕様の4-4-0が2両並ぶとなんだかワクワクしてくるのを抑えきれませんw
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 電車でもそうなのですが、同じ鉄道会社の車両は1両だけぽつんと置いてあるより2両並ぶと急に生き生きと見えるものです。
 これは鉄道の模型ならではの特色ではないかと個人的に思うところです(社会のシステムの中に取り込まれた交通機関なので統一性と個性が同時に感じられる事にも魅力を感じやすいのではないかと)
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

レサレサ
2024年04月07日 20:46
これ見たとき、『きかんしゃトーマス』のエドワードに似ているかと思いましたが、よく考えたら車軸配置と内側シリンダーなだけで、エドワードは火室が四角くないので別モノでした。
あと、これ動輪が大きく見えるんですけれど「機関車自体が小さいので相対的」のか「実際に動輪が大きい」のどっちなんでしょうか?
たしかLMSの黒に赤帯は普通旅客機の色(急行用はあずき色)なんですが・・・
光山市交通局
2024年04月09日 00:51


>レサレサさん
>
英国型の車両の場合、同じ標準軌でも大陸形よりも外寸が小さい(なまじ歴史が古かったために旧規格の建築限界が多い)ため、模型の世界でもHOのスケールが通用せず独自のOO規格を使っているそうです。
そのくせ実車の方はスピードに対する執念は強かったので大径の動輪の3シリンダ機も普及していたそうですから、わたしなら後者の説を取りたいですが、実際はどうですか笑