ふたつのヨ5000を比べてみる

 先日入線したTOMIXのヨ5000に関連したはなしです。
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 前回の記事にも書いていますがヨ5000と組ませるべき「たから号」ですが20年近く前にKATOのセット及びばら売りの編成を入線させていました。
 そちらの基本セットにもKATO版のヨ5000が繋がっていましたのでこの機会に二つのヨ5000を比べてみたいと思います。
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 同じヨ5000でもTOMIXのは大鉄局の5008、KATOのは東鉄局の5006をプロトタイプにしており表記だけでもきちんと棲み分けが出来ているのが凄いところです。
 造形面ではこの二つはほぼ互角といって良く、KATOのチキにTOMIXのヨ5000が繋がっても違和感は感じられません。

 唯一のウィークポイントは前にも書いた通りTOMIXの仕様は床下に無粋な通電コイルが入っていてこの上なく目立つ(笑)点です。
 KATOの仕様にはその種の違和感はなくその意味では安心感はあります。テールランプの導光材の出っ張りもKATOとTOMIXではほぼ同じレベルに抑えられていて、昔のようにデッキ一杯に謎の箱が乗っかっている様な無様さはありません。
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 機能面では両メーカーで一長一短。
 KATOのヨ5000はテールマークが装着済みでしかもきちんと点灯するのが最大の売りですが、室内灯がOP扱いでしかも取り付けに加工を要します。
 TOMIXは逆に室内灯標準装備なのは良いのですがテールマークは後付けでしかも点灯は出来ません。

 もしこれからこれを買おうとするなら、1両ですべて賄う事を考えるとKATOの仕様に室内灯を組み込むのが最も楽だと思いますが、それも今この仕様のヨ5000が入手できれば、のはなしです。

 ここからは余談。

 わたしの手持ちのたから号用のチキですが、元々は近所の中古屋にばら売りのモデルが1両300円くらいで6両売られていたのを纏め買いしたのが増備のきっかけでした。
 あの当時は牽引すべきEH10も入線していませんでしたが、コンテナの形状がわたしの好みにぴったりだったのでED75かEF65辺りに牽かせてみようかという、ごく軽い気持ちだったのです。
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 ところが偶然というのはあるもので、その1年後のGWにたまたま上京したアキバの某中古屋でEH10とたから号基本セット(+チキ2両)がGW割引価格とか言う大盤振る舞いで並んでいるのを見つけ、手を出してしまいました。
 このセットと手持ちのチキを合わせてもまだまだフル編成には手が届かないのですが、現時点でも当鉄道では最長の編成になっています。
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 牽引機のEH10もこの後にマイクロの仕様が入線したので、やろうと思えばコンテナ貨物のすれ違いが可能になりました。
 この件については次の機会にでも。
光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

匿名希望
2024年04月24日 17:17
両者でステップの形状がけっこう違いますね。
実車写真見た感じだとKATOのほうが似ているようです。

私は単品一般販売のTOMIX黄緑6号のを持ってますが、淡緑もいいですね。
光山市交通局
2024年04月24日 21:06
>匿名希望さん

 KATOのヨ5000は元々6000を製品化していて、その差別化もあってかバージョンアップ感が高いですね。

 テールランプ部の表現はTOMIXよりも「らしい」と感じます。