マルイのPRO-Z・EF65&20系
グランシップトレインフェスタ2024のお土産から(笑)

会場でモジュール設営を済ませ、その晩は静岡駅ビルで前夜祭の飲み会です。
全メンバーが名物の「緑茶ビール」をがぶ飲みし、静岡おでんなんかをつまみつつ好い心持ちに酔った頭でホテルの戻ろうとしたのですが、その先にあるのはパルシェ(静岡駅ビル)の「ポポンデッタ」そして昨秋に元丸井のビルを改装して入ってきた「駿河屋」!

酒で金銭感覚がおかしくなっているメンバーが揃っているこの場合は非常に危険といえます。
で、気が付いてみるとメンバー総出の爆買いツアーと化してしまう訳で(汗)
わたしももちろん例外ではありません。
とはいえ、今回入手したアイテムは適当な出物があれば欲しかった奴なのでそう後悔もしませんでしたが(笑)
今回はその中のひとつから

マルイの「PRO-Z」の最初のアイテムだった「EF65と20系のセット」
これの出物は以前から時々見かけてはいたのですが、お値段が高かったのでなかなか手を出せない代物でした。
今回ようやく私にも(覚悟なく)買えるお値段の出物に会えたのは幸運でした。
思い出してみたら、わたしがZゲージの車両を最後に入線させたのはコロナ禍直前の2019年の事でしたから丸5年ぶりのZゲージの入線となります。

物はEF65と20系客車6両のセットですがNゲージならA4サイズのケースに入っているところが、ZゲージならB5サイズのケースに収まります。
旅先の買い物としてはこれは嬉しいポイントです。


EF65の造形は20年前のKATOのそれによく似た印象。Zゆえのサイズの小ささなのでディテーリングも程よい凝縮感があってなかなか好感が持てました。


客車の方でもその印象は変わらず、モデルガンメーカーが初挑戦した鉄道模型のモデルとしてはなかなか好いと思います。
しかもこれらは最初っから室内灯を標準装備なのですから
(但し、その割に客車のテールマークが「今後発売予定の別売り品」になっているのは何となくちぐはぐですが)

ちょっとした気まぐれでホテルのサイドテーブルに並べてみると7両編成でもテーブルに収まって見せました。

ところでこの買い物にはちょっとした余談があります。
わたしが中古モデルを購入する際は出来る限り試走をして確認するのが通例なのですが、今回は試運転用のレールがなく、たまたま展示されていたPRO-Zのジオラマベースを使う事になりました。
ところがこっちがまたフィーダーのケーブルが店員さんにも見つけられず、やむなく博打のつもりで持ち帰る仕儀となった次第です。
あとからZゲージユーザーの方からのコメントで「フィーダーケーブルはジオラマの山の中に収納されている」と聞かされた時にはすでに帰宅した後だったというおまぬけな話です。
帰宅後の試走ではまあ「10年以上前のそこそこ使い込まれた鉄道模型の走り」で、わたし的にはどうにか許容範囲でしたが。

PRO-Zは「夜景付きの完成品レイアウトの上で室内灯装備の編成物を走らせる」という鉄道模型としてはなかなか斬新なコンセプトで東京マルイが殴り込みをかけた意欲作でしたが、案に相違して売れ行きが伸びずシリーズも尻すぼみに終わった印象があります。
線路自体がポイントも立体交差もない拡張性に欠ける物だった事や、20系の後にE231という妙にちぐはぐなラインアップだった事で今一つ訴求力を欠いた事がその原因だったのではないかとも思われますが、今回のセットを手にしてみた印象では模型らしい造形を備えアイテムそのものはなかなか良くできていると感じただけに惜しい思いもあります。
それにしても、元丸井だったところでマルイの模型が買えたとは何か出来すぎたはなしではあります^_^
光山鉄道管理局
HPです。

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会場でモジュール設営を済ませ、その晩は静岡駅ビルで前夜祭の飲み会です。
全メンバーが名物の「緑茶ビール」をがぶ飲みし、静岡おでんなんかをつまみつつ好い心持ちに酔った頭でホテルの戻ろうとしたのですが、その先にあるのはパルシェ(静岡駅ビル)の「ポポンデッタ」そして昨秋に元丸井のビルを改装して入ってきた「駿河屋」!

酒で金銭感覚がおかしくなっているメンバーが揃っているこの場合は非常に危険といえます。
で、気が付いてみるとメンバー総出の爆買いツアーと化してしまう訳で(汗)
わたしももちろん例外ではありません。
とはいえ、今回入手したアイテムは適当な出物があれば欲しかった奴なのでそう後悔もしませんでしたが(笑)
今回はその中のひとつから

マルイの「PRO-Z」の最初のアイテムだった「EF65と20系のセット」
これの出物は以前から時々見かけてはいたのですが、お値段が高かったのでなかなか手を出せない代物でした。
今回ようやく私にも(覚悟なく)買えるお値段の出物に会えたのは幸運でした。
思い出してみたら、わたしがZゲージの車両を最後に入線させたのはコロナ禍直前の2019年の事でしたから丸5年ぶりのZゲージの入線となります。

物はEF65と20系客車6両のセットですがNゲージならA4サイズのケースに入っているところが、ZゲージならB5サイズのケースに収まります。
旅先の買い物としてはこれは嬉しいポイントです。


EF65の造形は20年前のKATOのそれによく似た印象。Zゆえのサイズの小ささなのでディテーリングも程よい凝縮感があってなかなか好感が持てました。


客車の方でもその印象は変わらず、モデルガンメーカーが初挑戦した鉄道模型のモデルとしてはなかなか好いと思います。
しかもこれらは最初っから室内灯を標準装備なのですから
(但し、その割に客車のテールマークが「今後発売予定の別売り品」になっているのは何となくちぐはぐですが)

ちょっとした気まぐれでホテルのサイドテーブルに並べてみると7両編成でもテーブルに収まって見せました。

ところでこの買い物にはちょっとした余談があります。
わたしが中古モデルを購入する際は出来る限り試走をして確認するのが通例なのですが、今回は試運転用のレールがなく、たまたま展示されていたPRO-Zのジオラマベースを使う事になりました。
ところがこっちがまたフィーダーのケーブルが店員さんにも見つけられず、やむなく博打のつもりで持ち帰る仕儀となった次第です。
あとからZゲージユーザーの方からのコメントで「フィーダーケーブルはジオラマの山の中に収納されている」と聞かされた時にはすでに帰宅した後だったというおまぬけな話です。
帰宅後の試走ではまあ「10年以上前のそこそこ使い込まれた鉄道模型の走り」で、わたし的にはどうにか許容範囲でしたが。

PRO-Zは「夜景付きの完成品レイアウトの上で室内灯装備の編成物を走らせる」という鉄道模型としてはなかなか斬新なコンセプトで東京マルイが殴り込みをかけた意欲作でしたが、案に相違して売れ行きが伸びずシリーズも尻すぼみに終わった印象があります。
線路自体がポイントも立体交差もない拡張性に欠ける物だった事や、20系の後にE231という妙にちぐはぐなラインアップだった事で今一つ訴求力を欠いた事がその原因だったのではないかとも思われますが、今回のセットを手にしてみた印象では模型らしい造形を備えアイテムそのものはなかなか良くできていると感じただけに惜しい思いもあります。
それにしても、元丸井だったところでマルイの模型が買えたとは何か出来すぎたはなしではあります^_^
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この記事へのコメント
狭小な日本の住宅で長編成走らせるには小さいほうが有利だと思うのですが、やはりコレクションにするには小さすぎるのでしょうか?
財力のある中高年層は老眼でNでもツラいですからね……
私は鉄道模型と掛け持ちでエアガンもやってますのでマルイやクラウンの鉄道模型参入は嬉しいのですが、残念なのは私が触ったことすら無いZゲージなこと。
Zゲージがイマイチ認知されないのは最近まで日本形が無かったことや、既にNゲージが広く普及していてZゲージが割り込む余地が少ないこと、模型店の店員が初心者にNゲージばかり薦めること等が原因でしょうね。
カトーやトミックスがZゲージに参入しなかったのも一因かもしれませんが…
もっと早くZゲージが登場していたら結果は違っていたという人も居ますが、ZゲージはNゲージに対抗する為に開発されたことを考えると、どのみちNゲージに先行されていたと思われます。
其のような姿勢もZゲージがイマイチ流行らない一因かと思われます。
Nゲージであれば、カトーやトミックスなどメーカーの社員が取扱方法を知らないなんて聞いたこともありませんね。
今の時点でZゲージは「小さいNゲージ」の印象が強くもう一つ飛躍に欠けるのが難ではないかと思います。
あるいは今の何倍かにNゲージが普及してからなら、Nからの乗り換えも期待できるかもしれませんが、現状ではそれも難しそうです。
六半の孤軍奮闘はカタログを観ても良く伝わってくるのですが・・・
>鉄道模型大好きおじさん
>
舌足らずな本文だったかもしれませんが、今回対応したのはメーカーの社員ではなく駿河屋(中古ショップ)の店員さんです。
マルイがZゲージを出さなくなってから大分経ちますし、ジオラマレールを使い慣れた人も少ないでしょうから中古ショップの店員さんにその製品にしか分からないノウハウを求めるのも酷だった気はします。