久しぶりにTOMIXの西武レッドアローを走らせる
先日うちのレイアウトで年代物の小田急LSEのモデルを走らせた話をしましたが、LSEを走らせているうちについムラムラと「同年代の私鉄特急のNゲージ」を走らせたくなってきました。
で、調子に乗って引っ張り出したのが同じTOMIXの「西武レッドアロー5000系」(勿論初代モデル)
1980年代のTOMIXは当時ライバル社があまり力を入れていなかった私鉄の優等列車のモデル化に積極的で近鉄ビスタカーを筆頭に小田急LSE、名鉄パノラマカーなどを矢継ぎ早にモデル化していた物でした(一方で普通の通勤車なんかは専らGMかエンドウにお任せしていた感じもありましたがw)
西武のレッドアローもその流れのひとつに位置づけられるモデルですが、床下機器の造形表現は今でもビックリする程の細密さなのに、はめ込み窓がやや甘く「金壺眼」的にボディの肉厚が目立つ窓周りなどに過渡期のNゲージモデルの造形センスを感じさせます。
先頭部の造形は実車の印象を良く捉えていますし
動力も車体の中にダイカストがみっちり詰まっていて室内灯は入れられません(小田急LSEも同様)がスプリングウォームの動力はなかなかタフでパワフルな走りを見せます。この豪快な走りは1980年代のNゲージモデルの特徴のひとつであり、モデルの個性でもある部分と思います。
(同時期のエンドウやGMも走りは豪快でしたし、TOMIXほどではないですがKATOの動力もまだまだ繊細な走りには遠いという段階でした)
今回の運転でもそのパワフルさを堪能しました(当レイアウトの3パーセント勾配区間ではこのパワフルさは武器になりますw)
その走りを改めて眺めていると走りは粗削りでも編成物をガーっと走らせるという、あの頃のNゲージの魅力が横溢している感じがします。
(まあ、鉄道模型なら最近のモデルの様な洗練されたスムーズさの走りの方が良いには決まってはいるのですがw)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
で、調子に乗って引っ張り出したのが同じTOMIXの「西武レッドアロー5000系」(勿論初代モデル)
1980年代のTOMIXは当時ライバル社があまり力を入れていなかった私鉄の優等列車のモデル化に積極的で近鉄ビスタカーを筆頭に小田急LSE、名鉄パノラマカーなどを矢継ぎ早にモデル化していた物でした(一方で普通の通勤車なんかは専らGMかエンドウにお任せしていた感じもありましたがw)
西武のレッドアローもその流れのひとつに位置づけられるモデルですが、床下機器の造形表現は今でもビックリする程の細密さなのに、はめ込み窓がやや甘く「金壺眼」的にボディの肉厚が目立つ窓周りなどに過渡期のNゲージモデルの造形センスを感じさせます。
先頭部の造形は実車の印象を良く捉えていますし
動力も車体の中にダイカストがみっちり詰まっていて室内灯は入れられません(小田急LSEも同様)がスプリングウォームの動力はなかなかタフでパワフルな走りを見せます。この豪快な走りは1980年代のNゲージモデルの特徴のひとつであり、モデルの個性でもある部分と思います。
(同時期のエンドウやGMも走りは豪快でしたし、TOMIXほどではないですがKATOの動力もまだまだ繊細な走りには遠いという段階でした)
今回の運転でもそのパワフルさを堪能しました(当レイアウトの3パーセント勾配区間ではこのパワフルさは武器になりますw)
その走りを改めて眺めていると走りは粗削りでも編成物をガーっと走らせるという、あの頃のNゲージの魅力が横溢している感じがします。
(まあ、鉄道模型なら最近のモデルの様な洗練されたスムーズさの走りの方が良いには決まってはいるのですがw)
光山鉄道管理局
HPです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
後年に通常セットも転入しました。tomix版の中間車は屋根板差し替え&車体共用のため、幕板部の赤帯が側面上端……雨樋まで回ってしまい、見下ろすと車体と屋根板が一体成形の先頭車と印象が不揃いだったのです。さよならセット同様の手入れをした際、慎重に雨樋にある赤い塗膜を削り取っておいたものです。
発売された1980年代初めにはTOMIXだけでなくKATOやグリーンマックスでも西武鉄道の車両が販売を始めたので、会社の周知度の向上にも間接的に寄与したと考えます。
ただ困ったことはさよならセットでありながら最終形態ではなかったことです。KATO製品が発売した後にモリタのベンチレーターとTAVASAの送風ファンを追加して差別化工事を済ませました。もう一つ述べるとクハ5501の偶数車両(池袋・本川越方)のトイレ・車販室の位置が違うというので現在修正作業中です。
※鉄道ピクトリアル2020-3ならびに写真集「1970年代西武鉄道の電車」で確認してみましょう。
ドアが折戸で車両端にあるので、12系客車に似ているんですよね。
で、余った動力は削ったりして床下機器が全然違いますが鉄コレの国鉄123系のボディと合体させて(一部ダイカスト削る必要あり)単行電車にしました。
この動力、音が大きいのですが急曲線に強くミニカーブを普通に曲がりますので意外に重宝します。
>秋津のOBさん
>
お久しぶりです。
そういえばこの型のレッドアローも「さよなら」して大分経ちますね。
わたしは後に先頭車だけのジャンクを入手した際に富山地鉄仕様にでもしようかと前面ヘッドマークの削除と台車の入れ替えをやった覚えがあるのですが、パテ盛り整形してもヘッドマークの灯りが透けてしまって往生しました(汗)
>さいとう たいいちさん
>
そういえば(が多いな最近)レッドアローのリリースと前後して西部の車両がNでも盛んになりましたね。
知り合いが西武沿線に住んでいた事があったので、黄色い通勤電車にはそこそこ馴染みはあったのですが、レッドアロー自体はなかなか見なかった覚えがあります。
今回走らせたレッドアローは旧型ケースの初期モデルでヘッドライトは点灯しますが動力車があの通りなので室内灯の装着は躊躇します(笑)
お恥ずかしいはなしですが普通の西武電車のNモデルは鉄コレでリリースされたモデルが中心で、最近になって52席の至福を入れたのが編成物としては最近です。
>レサレサさん
>
あの頃のスプリングウォーム動力はミニカーブとの親和性が高いのが有難いところですね(同時期のエンドウ=GMもそうでしたが)
レッドアローが12系(か14系座席車)に似ているとのご指摘、なるほど言われてみればそうですね。青塗装にしたら案外見分けがつかなかったりして(笑)
余談ですが以前は14系座席車の中古がやたらと出回った事がありわたしも14系の「はつかり」を仕立てみた事がありました。