カワイモデルの60型蒸機のはなし・その3モーターをレストアする(汗)

 この間から何かとお騒がせしているカワイモデルの60型蒸気機関車のレストアのはなしから。
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 前回「通電してもうんともすんとも言わない」と書いたこのモデルのモーターですが、この間の平日休にシャシから外したそれを何とはなしに机上でいじくっていました。

 モータ自体は手で回せましたしコイルもピカピカ。
 回してみても特に気になる引っ掛かりも無し。

 そこまでやってふと思ったのは
 「これほど単純な機構のモータなのに通電しても全く回らないのはおかしい」という事でした。
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 こういう場合考えられるのは整流子周りの汚れか回転軸の抵抗が大きいか、或いは端子の汚れか錆かもしれません。
 どうせ失敗しても今より状況が悪くなるわけでもなかろうとばかりに、思い切って分解、清掃する事にしました。

 普通なら教科書も無しにこういう馬鹿真似は出来ませんが、幸いようつべにモータの分解整備を扱った動画があり、スマホ片手にチェックが可能です。
 (でも、この動画、鉄道模型のモーターではないのですが汗)
 勿論、先日買った「鉄道模型整備ハンドブック」も開いて万全の体制(爆笑)で整備にかかりました。
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 一旦ばらして整流子を清掃してみると見た目はきれいに見えていたのに、綿棒が真っ黒になるほどの汚れが取れたのには驚きました(汗)
 これは他の端子もあぶないと思い思いつく接点全てを清掃。
 更に古いモータでよくあるという整流子溝にたまった銅粉らしきものも可能な限り除去してみました。
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 あと(昭和30年代のTMSでは賛否両論だった)コンミテータ駆動部へのオイル注しも試行。
 やってみたら最初より明らかに回転は滑らかになっています。

 ここまでやった時点で再組立て、通電してみたら今度はモータが元気よく回り始めたのには驚きました。

 ついさっきまでうんともすんとも言わなかったのに。
 ただ、わたしなりに出来ることをすべてやった後に再組立てしたので、何が効果があったのかはわかりません(大汗)

 本来なら一工程ごとにチェックすれば原因も特定できたでしょうが(でも恐らく通電系だろうというところまでは見当をつけています)
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 モータを再度シャシに組み込みギアをかませると動輪も一応駆動。他よりも機構が単純なせいかロッドの引っ掛かりも見られませんでした。

 となると後は欠落している通電系をどうするか。
 今のところ問題はそこに絞られました。

光山鉄道管理局
 HPです。


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