KATOの485系の新旧モデルを比較する
先日、リニューアル品を入線させたKATOの485系300番台。
前にも書いた通り、今回の入線は旧製品(しかも10年以上前の中古)の振り替え編成という性格のモデルなのですが、実際に発売時期も10年くらいの間が空いたモデルです。
新型動力とか現行の室内灯に対応とか、ヘッドライト周りに銀が色刺しされたとかの改良点はあるのですが、では実際に旧モデルと比べてバージョンアップ感があるのかは気になるところです。
という訳で入線記念に二つを並べてみたのですが、
実のところボディ造形に関する限りは2車に大きな差は感じられません。
実は旧モデルの方はライト周りの色刺しや銀河モデルのライトケースのパーツを追加しているので猶更現行品との差が感じにくいのです。
(昔の485系や583系のNゲージモデルはライトの縁取りが無かったのが実車と比べて最も違和感を感じるところなので、どうしても色刺しをしたくなるのです)
という事は、元々の485系の造形の素性が良いという事でもあるのではないかと思えます。
ただし現行品はレタリングがまめになされていてこれが旧製品に対するアドバンテージのひとつにはなっています。
ただし上回りについては差は少ないのですが足回りに関しては、旧製品の銀車輪に対し現製品は黒染めの車輪を使い、且つイコライザ辺りの改善もあるのか若干腰が低くなっている様で見た目の安定感を上げているのが感じられました。
なので厳密には旧製品と現行品の混結はそれなりに差異があるはずなのですが(旧製品も中古モデルで前ユーザーがKATOカプラーに換装していたので中間車を現行品に紛れ込ませる事は可能でした)実際に中間車を混ぜ込ませても意外と違和感はありません。
おかげで今回の485系は早々に12連フル編成が実現できることになりました。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
現行品では、そのあたりに改良が施されているようです。
言われてみれば旧モデルは乗務員扉前方のスカスカ感が半端ないですね。今回のご指摘で初めて気がつきました汗
この点では学研のクハ481の方がリアルかもしれません(他は全部KATOに負けていますがw)
これは一度気にし出したら止まらない類いの特徴というか弱点ですね。恐らく急カーブの曲がりっぷりでもアゴ割れ電機の様な見た目の違いが出そうな感じがします。
それにしても 今まで何故これに気づかなかったのか大汗