マイクロのオロハネ10
先日入線した中古モデルから。
この間訪れた中古ショップの店頭にあったマイクロエースのオロハネ10 500番台です。
この客車、オロハネ10という妙に語呂のいい語感もあってわたしの記憶に残る客車ですが、生憎これが活躍しているところを見た事がなく、他の10系客車に比べると癖の強いデザインもあってこれまで注目していなかった客車ではありました。
(いや、そもそも中古の出物を見掛けなかったですし奥やネットショップの中古は到底手が出ないお値段のものばかりでしたから)
今回の出物は定価よりも幾分高価でしたがそれでも奥の相場よりはだいぶ格安だったのでどうにか買えるかなといったところでした。
改めてモデルを眺めてみると車体の中央部の扉を境にA寝台とB寝台が区分けされた独特のデザインは10系はもとより国鉄の客車っぽさも希薄な印象で、むしろ欧州型の客車にごく近いイメージもあります(どうかすると1両の20M級というよりは2両の3軸客車に見えたりしてw)
そのせいか欧州型の機関車につなげても意外と違和感がなかったりしてw
ところでオロハネ10は元々山岳線列車の牽引定数の制限に対応するためにA寝台を車体の半分に振り分けているのだそうで、以前当ブログで紹介した急行三瓶にも組み込まれています。
編成表を見るとオハネフの次位にオロハネが繋がれ、その後は普通客車(オハ47やナハ11など)が3,4両繋がる構成の様でしたから比較的短編成で寝台車を組み込んだ急行にはうってつけの車両といえそうです。
その意味ではレイアウト向けというか手軽な運転を楽しむうえでは重宝する客車ではないでしょうか。
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この客車、オロハネ10という妙に語呂のいい語感もあってわたしの記憶に残る客車ですが、生憎これが活躍しているところを見た事がなく、他の10系客車に比べると癖の強いデザインもあってこれまで注目していなかった客車ではありました。
(いや、そもそも中古の出物を見掛けなかったですし奥やネットショップの中古は到底手が出ないお値段のものばかりでしたから)
今回の出物は定価よりも幾分高価でしたがそれでも奥の相場よりはだいぶ格安だったのでどうにか買えるかなといったところでした。
改めてモデルを眺めてみると車体の中央部の扉を境にA寝台とB寝台が区分けされた独特のデザインは10系はもとより国鉄の客車っぽさも希薄な印象で、むしろ欧州型の客車にごく近いイメージもあります(どうかすると1両の20M級というよりは2両の3軸客車に見えたりしてw)
そのせいか欧州型の機関車につなげても意外と違和感がなかったりしてw
ところでオロハネ10は元々山岳線列車の牽引定数の制限に対応するためにA寝台を車体の半分に振り分けているのだそうで、以前当ブログで紹介した急行三瓶にも組み込まれています。
編成表を見るとオハネフの次位にオロハネが繋がれ、その後は普通客車(オハ47やナハ11など)が3,4両繋がる構成の様でしたから比較的短編成で寝台車を組み込んだ急行にはうってつけの車両といえそうです。
その意味ではレイアウト向けというか手軽な運転を楽しむうえでは重宝する客車ではないでしょうか。
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この記事へのコメント
確かにこういう側面中央部の扉だけって食堂車にあるあるですね。
札幌(?かな)で見たことありますが、ドア1枚中央デッキで振り分けというのも寒冷地の北海道らしい仕様と思いましたね。利用したことまではありませんがインパクトある車両ですね。
思い出して見ると10系客車で合造車というのは殆どないですから、オロハネは目立ちますね^_^
実車準拠に拘らなければ、短編成のオリジナル優等列車に使うというのは大いにアリだと思いますね。
>美里山倶楽部さん
2両というと複数の異なる編成に用いるのでしょうか?
そういう運用も面白いですね。
オロハネ自体は中央本線でも使われていた様ですが、北海道の寒冷地仕様はドア位置など外見上の違いがあるのでしょうか。
>さいとう たいいちさん
>
そういえばTOMIXのC55は北海道仕様でしたね。今回のオロハネは似合いそうですね。
C55は入線しているので、他の客車の都合が付けばやってみたいところです。
オロハネ10自体はKatoからも大雪セットで製品化されてますがこちらもマイクロ製同様中古でプレミア化しててなかなか手が出ないのが難点です。
私もマイクロエースのモデルを入線させていますが、KATOのモデルよりも中央部ドアの彫りが深く、個人的にはこちらの方が模型的な面白さを感じます。
ただ、マイクロ製品は床下機器が他の10系客車から流用されているそうで、そこはKATO製品の方が実車に近いのかも。
私は走行中の客車の床下機器を眺めることがありませんので気にしないですが。
(^^;ゞ
>Citronさん
>
遅ればせながらコメントありがとうございます。
オロハネ10のデザインは10系の中でも異彩を放つものですね。編成に紛れ込ませてもかなり目立ちます。
KATOもマイクロも製品化が500番台ですが本州や九州で使われていた0番台の方は出ていましたっけ?
(まあ、外見上の差異は少なそうですが)
>KOUさん
>
一時期のマイクロの客車はKATOが裸足で逃げ出す勢いの「床下ゴリゴリ系」のディテーリングでしたが、オロハネにもそのDNAは受け継がれている様です(笑)
Nゲージだと16番以上に「ひっくり返して裏を見る」機会は多いですからこれはこれで面白いのではないかと。
他機種の流用という事だそうですが、離れてみる分にはそれほど大きな違いは感じない気もします。むしろゴリゴリの床下表現の方に気を取られそうですね(笑)