博物館の企画展「走れ!しずてつ」
先日の平日休、例によって夏休み突入中の家族からの突き上げを食らいまして、このくそ暑い中静岡に出掛けたのですが、そんな折にやっていたイベントから。
静岡市歴史博物館で開催中の静岡鉄道の企画展「走れ!しずてつ」です。
会場は駿府城公園に隣接する、博物館としては理想的なロケーションですが、今回の展示は一言でいうと開業100年を越える静岡鉄道の沿革を当時の資料や展示品で俯瞰する内容でした。現住地でも故郷でも私鉄という物に縁が薄いわたしにとっては食指の動く企画展ではあります。
ところで、わたし的には静岡鉄道そのものとの付き合いはグランシップトレインフェスタの会場の往復に電車に乗ったり、新静岡の駅ビル「Cenova」で買い物をしたりする程度です。
その一方で、2両編成でありながら通勤電車の体裁を持った1000系やA3000系なんかは地方都市風のレイアウトでは使いやすい編成でもあるので、よく走らせますし、その意味ではむしろ模型の方で馴染みが多い私鉄といえます。
また、メインラインが静岡―清水間の幹線道路と並行しているので、クルマで走っていてもすれ違いや追い越しの機会が多く、今ではそっちの印象の方が強いかもしれません。
会場の入り口には体験運転込みのモジュールレイアウトが設置されていましたが、これもなかなか良くできている印象でした。
わたし的にも応用したくなるアイデアや表現がそこここにあって参考になります(グランシップでも展示すればいいのにとか思ったりしてw)
本題である館内の展示はしずてつ開業時から現在に至るまでのアイテムや資料がメインですが、初めてしずてつを知る人にもわかりやすく、一方で昔からしずてつを使ってきた地元民には懐かしい内容ではないかと思います。博物館らしく管内の雰囲気は落ち着いたものでリラックスして眺められました。
(車両模型の展示が全て鉄コレだったのには笑いましたが)
一通り展示を見た後は、博物館1階のカフェでレモンスカッシュなどを飲みつつ、炎天下の外を優雅に眺めました(笑)
でも、優雅だったのはそこまでで、静岡駅までの徒歩での帰路はその炎天下にやられながら、件の「Cenova」の前で大汗かきまくってへたばる自分が居たりして(大汗)
今回のお土産は企画展に合わせて売られていた「ドリップコーヒー」と「電車羊羹」(笑)
確か前にも岳南電車でコーヒーを買った様な気がしますが、静岡の私鉄はよくよく珈琲がお好きですねw
まあいずれにしろ、いい歳こいたおっさんがこの歳で「夏休みの修学旅行の気分」をも味わえたのは楽しかったですね。
光山鉄道管理局
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会場は駿府城公園に隣接する、博物館としては理想的なロケーションですが、今回の展示は一言でいうと開業100年を越える静岡鉄道の沿革を当時の資料や展示品で俯瞰する内容でした。現住地でも故郷でも私鉄という物に縁が薄いわたしにとっては食指の動く企画展ではあります。
ところで、わたし的には静岡鉄道そのものとの付き合いはグランシップトレインフェスタの会場の往復に電車に乗ったり、新静岡の駅ビル「Cenova」で買い物をしたりする程度です。
その一方で、2両編成でありながら通勤電車の体裁を持った1000系やA3000系なんかは地方都市風のレイアウトでは使いやすい編成でもあるので、よく走らせますし、その意味ではむしろ模型の方で馴染みが多い私鉄といえます。
また、メインラインが静岡―清水間の幹線道路と並行しているので、クルマで走っていてもすれ違いや追い越しの機会が多く、今ではそっちの印象の方が強いかもしれません。
会場の入り口には体験運転込みのモジュールレイアウトが設置されていましたが、これもなかなか良くできている印象でした。
わたし的にも応用したくなるアイデアや表現がそこここにあって参考になります(グランシップでも展示すればいいのにとか思ったりしてw)
本題である館内の展示はしずてつ開業時から現在に至るまでのアイテムや資料がメインですが、初めてしずてつを知る人にもわかりやすく、一方で昔からしずてつを使ってきた地元民には懐かしい内容ではないかと思います。博物館らしく管内の雰囲気は落ち着いたものでリラックスして眺められました。
(車両模型の展示が全て鉄コレだったのには笑いましたが)
一通り展示を見た後は、博物館1階のカフェでレモンスカッシュなどを飲みつつ、炎天下の外を優雅に眺めました(笑)
でも、優雅だったのはそこまでで、静岡駅までの徒歩での帰路はその炎天下にやられながら、件の「Cenova」の前で大汗かきまくってへたばる自分が居たりして(大汗)
今回のお土産は企画展に合わせて売られていた「ドリップコーヒー」と「電車羊羹」(笑)
確か前にも岳南電車でコーヒーを買った様な気がしますが、静岡の私鉄はよくよく珈琲がお好きですねw
まあいずれにしろ、いい歳こいたおっさんがこの歳で「夏休みの修学旅行の気分」をも味わえたのは楽しかったですね。
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この記事へのコメント
架線電圧のせいで中古車導入が難しいという理由もあるのでしょうが。
>匿名希望さん
>
しずてつの場合、地方私鉄というよりも準大手私鉄と呼んだ方がしっくりきますね。
東海道本線と並行しているのに駅がきめ細かく、幹線道路に隣接した立地の良さもあって、時間帯によっては1時間10本のヘッドで運行されていますし、利用客も多いですから性格的には京王のそれに近い印象です。
同じ600V 規格という事もあってか、最近では1000系がえちぜん鉄道や熊本電鉄に譲渡され始めていますね。今回の企画展でもそこに触れられていました。
戦後間もないころに軌道から鉄道に静岡-清水間が変更されているので、法律上は普通鉄道ですが、よく見ると新静岡から春日町付近までえらく狭い道路に囲われており、これは大通りの真ん中を走ってた名残です。
>レサレサさん
>
実は今回の企画展に行くまでしずてつが600V 規格である事を知りませんでした(汗)
当然静岡や清水の路面電車がしずてつだった事もろくに知らなかった訳ですが、今回インパクトがあったのが「七夕豪雨に伴う清水市内線の全廃」の件です。
都市交通の中心たる路面電車で「自然災害が原因で一気に全廃された」ケースは他にはないのではないでしょうか。
当時の写真を見ても海岸都市の清水であそこまで冠水していた事には驚かされました(同時期の伊豆半島地震の事はよく覚えていたのに七夕水害の記憶が無いのはわたし的にも不思議です)
>秋津のOBさん
>
展示スペース自体はそれほど広くありませんが、レイアウトや常設展示、館内のカフェなどのトータルで見るとなかなか心地いい場所だと思います。
静岡駅から歩いて行くなら途中に駿河屋の本店ビルもありますしさの模型もやっているでしょうから、悪くないツアーになると思います。
ただ、静岡としてもここ最近なかったレベルの猛暑だけは要警戒ですが(汗)