「３Dフルカラー出力フィギュア」

　先日入手したアイテムから

　最近入荷しているTakedaというメーカーの「3Dフルカラー出力フィギュア」です。

　ここ最近はジオコレやジオタウンの人形類もお値段の高騰とコストパフォーマンスの点でバランスがとりにくい感じがしていますが、最近はサードパーティ製のアイテムが加わり、ジャンルとしては面白い傾向と思います。
　（確かKATOも同趣向の予定品をトレインフェスタで展示していましたが）

　今回の製品は3Dフォトグラメトリによるハイクオリティが売りとなっているそうで、店頭で実物を目に取ってみてその細密さに驚かされます。
　実際の人物を360°方向から撮影して合成加工し3D出力しているそうで相当近くから見ても造形に破綻がないのが特徴。

　1セット3300円ですが28体なのでコスト的にもザ人間と大差ありません。

　ただ、ここまで細密な人形ですから遠景用に配置しても勿体無い感じがします。
　これだったらレイアウトの配置によくある「コントロールボード手前に配置されたホーム上」とかに配置するのが向いている感じがします。

　あと気になるといえば、恐らくですが360°全方向から撮影する関係からか「激しいポージングのものが少ない」「ポージングが妙にちんまりしている」事。素立ちとか歩き始めとかのポーズが多く、大股で歩くとか走っているポーズが殆どありません。

　この辺りも使い所を限定している印象に繋がっている感じがします。

　とはいえ、これらがこれから改善される可能性も高いでしょうから、そこは今後に期待というところでしょうか。


光山鉄道管理局
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Comments

[レサレサ]

自分はプライザーの未塗装の奴（100体ぐらいあるあれ）をだいぶ前に2箱購入したのですが、出来はいいものの学生キャラなどがおらず困ってたところ、別のサイトで「警官か駅員の帽子を削って男子学生、ひだのある短いスカートをはいた女性（本来は何なのか不明）をセーラー服風に塗って女子学生」に改造するというのがあって、まだ持ってないけど次に購入するときはこれにしようと思いました。

ちなみに余談ですが79000番の家畜などが大量に入っている奴で、羊飼いと思しき人（パッケージ写真の下から2段目の一番右）の杖を削り落として色をそれっぽく塗ると「考え事をした金田一耕助」になることを最近知りました。
（耕助はチビなので足首から先を削った方が良いかもしれません）

[匿名希望]

人力による塗装コスト＞＞＞フルカラー３Dプリンタによる造形コスト、になってきたという事ですかね。
個人的には樹脂積層３Dプリンタ製品は強度や経年劣化の点でまだいまいち信用してないのですが。

[光山市交通局]

>レサレサさん
>
　前にも書きましたが、プライザーの未塗装セットは眺めているだけでムラムラと来る素材が多くて楽しいですね。
　（実際、相当レイアウトに使ったはずなのですが、今でもまだかなりの余りがあります）

＞「考え事をした金田一耕助」～
　79000番をまだ持っていたのでチェックしてみたら確かにありました。なるほどこれは金田一だ（笑）

　ジオコレかアイコムのブレザーの学生と組み合わせれば「金田一一とのツーショット」も夢ではないですね（爆笑）

[光山市交通局]

>匿名希望さん
>
　今回のモデルで驚かされている事のひとつはこの人形が一応「塗装済み」になっている点（しかもかなり細かい）です。積層3Dでも塗装をやってくれるのだとしたら凄いはなしです。

　樹脂積層はおそらく素材の質によって強度や耐久性が決まる気がします。いずれにしろ時間が経たないと結論が出ないのでまだ未知数のところはあるでしょうね。