ミニチュア工房の「二階建て住宅」に挑む・2
先日来暑さで停滞しているミニチュア工房の「二階建て住宅」の製作もお盆を目前にしてどうにか形が整いつつあります(汗)
ペーパーキットとはいえ、壁面は下地と壁面の表面パーツを貼り重ねるので組み立て時の強度も保たれていてジオコレとは一線を画するかっちり感のある家が組みあがってゆくのが心地いい(笑)
ですが、梅桜堂の時と同様このキットも先行他社との差別化の為か、細部へのこだわりが半端ありません。
屋根を組付ける際には「棟木の端っこ(これが1ミリもないサイズでピンセット必須)をいくつも取り付けたり、屋根の端部には別パーツ化された雨どいと排水管を組み込むなど後になるほど「視力破壊工作」の様相を呈する細かさ!
当然の様にNゲージスケールの物干し台やエアコン室外機(ダクト配管パーツ込み!)も付属しています。
そんな事もあって他所のキットよりも小ぶりな建物でありながら製作に時間がかかります。
それだけに一晩ごとにモデルの細密度が上がってゆくのを見るのが楽しみになるほど!
「ただの木造住宅のキットなのに」
前回紹介した「玄関別パーツ化による」リバーシブルシステムも「一軒の家で二つの表情が楽しめる」という点でアイデア賞物です。
(本当は大概の住宅キットでやって欲しい事でもあるのですが)
こうして仕上がってみると、この住宅「1970年代の一般的な二階家の最大公約数」みたいな造りですね。都会にも田舎にも似合い、令和の現代でも、ちょっと見渡せばこういう住宅を見つけそうなリアリティのあるデザインと思います。その意味ではレイアウトビルダーの誰にでもお勧めできそうなアイテムではないでしょうか。
なお、写真を見るとお判りの様に造りには雑なところが多々あるのですが、これはキットの責任ではなく専らわたし自身の不器用さから来ているのでその点はご容赦願います(汗)
で、一軒組みあがったら次が作りたくなっている・・・と。
光山鉄道管理局
HPです。
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