メルクリンミニクラブのクロコダイル

「JAMには魔が潜む」
前回も触れましたが、全国からマニアが集まりそれに合わせてメジャーメーカーからガレキ屋さんから中古ショップまでもが集結する感のあるこのイベント。
ぽ●のブースなんかは、近づく事すら躊躇われるほどの人出と熱気で、わたしもブースを回りながら少なからず酔っぱらったのも確かです。
で、今回紹介するアイテムはまさにその「魔が潜むJAM」の本領発揮!しかもマルイのブルトレ以来となるZゲージの編成物です。
会場内のサードパーティや中古モデルのブースを冷かしている時に目に留まった「メルクリンミニクラブの群れ」
Zゲージの展示は六半のブースくらいしかお目にかからなかった(あとは一部ペーパーストラクチャーキット系)だけに少し気になる売り場でした。

欧州系の機関車類はNでは多少自宅のレイアウトに落とし込める形状のものをいくつか入線させていますが、Zゲージの中古では大型機が多い事もあって、唯一の例外を除いてこれまで敬遠してきたジャンルです(小型機なら2,3両入線していますが)
まあ今回もそんな感じだろうなと思いつついくつか物色していたらその「唯一の例外」がポンと出てきたのですからたまりません(驚)

スイス国鉄のクロコダイル、それも貨車6両の付いた編成のセットがそれだったのです。
Zゲージのクロコダイルは過去に1,2度アキバのショップで出物にお目に掛っていますが、いずれもわたしには手の出ないお値段でその都度あきらめざるを得ないできたロコでした。

それが今回は「当時の定価の7割引(それでも元の値が高いので結構なお値段)」で貨車6両付きと来ていますからこれは食指が動きます。
でも7割引きとはいえそれでも結構なお値段ですからお財布と30分くらい相談し「今を逃したら今後この値段での入手は難しい」と判断して財布を開いてしまいました(大汗『この糞ブタ野郎が!!!』と自分を責めつつ)

クロコダイルは凸型の形状と前後の動輪がそれぞれロッド駆動するメカニズム、更に車体自体が3分割でカーブに追従する独特の構造からZゲージのエンドレスでも運転映えする機関車としてかねて注目していた物です。
会場での試走(わたしの注文に応じてさっとエンドレスを出してくれたご店主も凄いです。NやHOだとカーブのチェックなんかまず大抵の店ではやってくれませんから)でもロッドを駆動させつつカーブに追従するクロコダイルの走りは堪能できました。

帰宅後、さっそくモジュール上を走らせるとひょうたん型のエンドレスに追従するクロコダイルの雄姿は全く見事なものでした。
こればっかりは買えて良かったと心底思います。と同時に今年のJAMの思い出としてもこれ以上の物はなかったと思います。
とにもかくにも、今回最大の散財がZゲージだったという事はコロナ禍の下で(わたし的に)このジャンルの元気がなかった反動なのかもしれませんw
光山鉄道管理局
HPです。

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この記事へのコメント
実に羨ましい。筆者に言わせますらなら、ヨダレものですな。
同じクロコダイルは、初めて見たのが横浜の「原鉄道模型博物館」に展示されていた原先生が製作したクロコダイルでした。
好きなタイプの機関車であります。
しかも貨車もついていたとのこと・・・ 本当に良きお買い物でしたね。
『国際鉄道模型コンベンション(東京ビッグサイト)』には、確かに魔物が潜んでいると思います。
今年は予算の都合で、会場で購入したのはNゲージの、会場限定のタンク車だけです。(本当に羨ましいです)
はい、買いました(汗)
本文でも書いていますが、過去店頭で見つけた出物はいずれも今回のセットより高額(しかも1両で)でしたので躊躇う事ができませんでした(大汗)
今回の貨車については別項で触れたいと思いますが、こちらも手持ちのドイツ国鉄の貨車に比べてノリが違うというかミニクラブのモデルの進化を感じさせるものだったとおもいます。
JAMの限定タンク車はわたしが行った時点で整理券配布終了・キャンセル待ちでした。尤も、あった所でクロコダイルで予算を相当にオーバーしていたので無理でしたが(涙)