PLUMの「みんなのテンホウ」を作る・その1

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 先日紹介したPLUMの「みんなのテンホウ」もJAMから帰宅した直後から製作に入りました。

 PLUMのストラクチャーは以前「ご注文はうさぎですか?」の建物を何軒か作っていたので造りのかっちり感に不安を感じる事はありませんでした。
 ですが、今回ばかりはその思い切った構造に一瞬驚き、戸惑う事も2,3あったりします。
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 最初に切り出したのは建物本体の壁面パーツ・・・

 他社のペーパーストラクチャーを作った事のある方ならお判りと思いますが「床から壁面を折り曲げて立ち上げ、角を貼り合わせる」というのはこの種のキットとしてはかなり思い切った構造といえます。
 床面の平面性に不安を感じる事もあるでしょうし、最近のペーパーストラクチャーは「折り曲げ工程を可能な限り減らす(事で建物の歪みを防ぐ)」のが定石ですから。
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 とにかく説明書に合わせて折り曲げ、接着を行い建物の形を成立させました。やってみると「案ずるより産むが易し」と言う奴で折り目の筋彫りが比較的しっかりしているのでかっちり感はそこそこ出ています。ただ、壁面の折れ目で破線状の跡が残るのは痛いポイントです。

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 (同じPLUMの「学園都市モノレール」の屋根回りもこれと同じ弱点を持っていますが、「テンホウ」の場合は垂直の壁面の折り曲げなので歪みが少ない分よく出来てはいるとは思います)

 また予め床とベースに穴を開けておかないと、あとからの照明の組み込みが困難になるので注意を要します。
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 おそらくこれはマニア以外のモデラーにも手軽に作ってもらう(それでもプラモよりは手が掛かりますが)ための構造と配慮なのでしょう。
 実際、そこまでの工程は他社のキットより3割くらいは早い印象でした。

 プロトタイプがそうだからなのでしょうが、建物の敷地形状は表から向かって左奥側が斜めにカットされた変形五角形。この斜めの部分に裏口が作られていてリアルさと見た目の個性を表現しているようです。
 (この項続く)

光山鉄道管理局
 HPです。


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