ミニチュア工房の「寿司屋さん」
今回のネタはまたまた帰省から前後します。
この間から続けている夏のストラクチャーキットメイクのはなしから。
前回ミニチュア工房の二階建て住宅を製作しましたが、実はこれは次に作るキットの為の肩慣らし(と言うか、他社のモデルとの違いにまごつかない様にする)の意味合いもある物でした。
という訳で、今回の二作目からがわたし的には本命であるとも言えます(これで前よりうまくできなかったら何のための肩慣らしかわからなくなりそうですが汗)
物は上述の通りミニチュア工房から「寿司屋」のキットであります。
実はア●ゾンの広告を見て一番食指が動いたのがこのキットでした。
何といっても「どこから見ても寿司屋にしか見えない」造形が嬉しかったのです(この辺りについてはまた書く機会もあると思います)
建物自体の形状は二階建ての家よりも単純な箱型なのですが、その分意匠の凝り具合が凄いキットでみにちゅあーとよりも梅桜堂のキットに近い印象です。
なので前半の建物の形を作る工程は楽な方だったのですが、窓セルを入れる辺りからこのメーカーの凝りっぷりに気付き始めました。
一般的に言って二階家の寿司屋の場合、二階に宴会用の座敷がある事が多いものですが、そのせいか二階の窓の製作には「窓枠→窓セル(説明書ではPETと呼称)→『薄紙』→障子」の順に貼り合わせるのを推奨しています。
この通りに作ってしまうと、一見して「真っ白な窓にしか見えない」訳で、巣組みした建物を単純にレイアウトに置くような場合には冴えない印象につながりかねません。
しかしこのモデルの真骨頂はここから。
窓を組み込んだ壁面パーツを灯りに透かして見ると「内側の障子の桟がきれいに透けて見えるのです」これはやってみると感動ものです(笑)
そう、このキットは「室内灯の組み込みを前提に造形された(おそらく)初めてのペーパーストラクチャーキット」なのです。
この印象を更に強めるのが前面に組み込む「看板パーツ」
じつはこれも乳白色の素材を使った「サイコロ状のセミクリアパーツ」で組み込みに慎重さを要求されますが、店舗のパーツとしてはかなり効果的なものでこちらもしっかり透光します。
(・・・ですが表面保護のための台紙が表裏に貼られていて、これを剥がさないと威力が出ません。なのに台紙を剥がす指示が説明書に無いのは、ミスを誘発しそうなのでメーカーには一考願いたいです)
正直ここまで組み上げる迄に相当ワクワクしているわたしが居たりして(爆笑)完成が待ち遠しくなります(だから雑になるんだってば)
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前回ミニチュア工房の二階建て住宅を製作しましたが、実はこれは次に作るキットの為の肩慣らし(と言うか、他社のモデルとの違いにまごつかない様にする)の意味合いもある物でした。
という訳で、今回の二作目からがわたし的には本命であるとも言えます(これで前よりうまくできなかったら何のための肩慣らしかわからなくなりそうですが汗)
物は上述の通りミニチュア工房から「寿司屋」のキットであります。
実はア●ゾンの広告を見て一番食指が動いたのがこのキットでした。
何といっても「どこから見ても寿司屋にしか見えない」造形が嬉しかったのです(この辺りについてはまた書く機会もあると思います)
建物自体の形状は二階建ての家よりも単純な箱型なのですが、その分意匠の凝り具合が凄いキットでみにちゅあーとよりも梅桜堂のキットに近い印象です。
なので前半の建物の形を作る工程は楽な方だったのですが、窓セルを入れる辺りからこのメーカーの凝りっぷりに気付き始めました。
一般的に言って二階家の寿司屋の場合、二階に宴会用の座敷がある事が多いものですが、そのせいか二階の窓の製作には「窓枠→窓セル(説明書ではPETと呼称)→『薄紙』→障子」の順に貼り合わせるのを推奨しています。
この通りに作ってしまうと、一見して「真っ白な窓にしか見えない」訳で、巣組みした建物を単純にレイアウトに置くような場合には冴えない印象につながりかねません。
しかしこのモデルの真骨頂はここから。
窓を組み込んだ壁面パーツを灯りに透かして見ると「内側の障子の桟がきれいに透けて見えるのです」これはやってみると感動ものです(笑)
そう、このキットは「室内灯の組み込みを前提に造形された(おそらく)初めてのペーパーストラクチャーキット」なのです。
この印象を更に強めるのが前面に組み込む「看板パーツ」
じつはこれも乳白色の素材を使った「サイコロ状のセミクリアパーツ」で組み込みに慎重さを要求されますが、店舗のパーツとしてはかなり効果的なものでこちらもしっかり透光します。
(・・・ですが表面保護のための台紙が表裏に貼られていて、これを剥がさないと威力が出ません。なのに台紙を剥がす指示が説明書に無いのは、ミスを誘発しそうなのでメーカーには一考願いたいです)
正直ここまで組み上げる迄に相当ワクワクしているわたしが居たりして(爆笑)完成が待ち遠しくなります(だから雑になるんだってば)
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この記事へのコメント
自分これを再現するのに、鉄コレのジャンクパーツの窓(ガラスに窓枠が印刷してある奴)の裏に、それっぽい写真を張り付け台座を適当に作っておいてみました。
これ&看板修正だけで建コレ154「事務所と作業場A」の事務所(中古車屋Aの事務棟部分)が和食堂に見えてくるから不思議です。
食品見本は昔の町食堂の風物詩でしたが、最近はショッピングモールのレストランの方がよく見かけますね。町食堂の形態の変化もあってか個人経営の店ではこういうのをとんと見かけなくなりました。
ガラスに窓枠を印刷したパーツはGMの町家なんかにもありますね。今回のアイデアはかなり応用範囲が広い気もします。
確かに点灯化するという前提のペーパーキットは初めてかもしれませんね。
ちなみに看板パーツ、うなぎ屋さんは両面のシールを剥がすよう注意書きがありました。抜けていたのかもしれません(^^;
寿司屋さんも作るために買ってあります。どこかで使いたいと思っています。
白熱球を使った場合の火災リスクを考慮しているせいか、ミニチュア工房以外のメーカーは室内灯を考慮した構造のキットを殆ど出していませんね。
(LEDがまだ高価だった頃からキットを出していたみにちゅあーとはともかく、ここ2,3年の新規参入組までもがそうですし)
なのでユーザー側に予めベースに穴を開けて置くなどの配慮が要求されますね。
その意味ではミニチュア工房自体が「ようやく出てきたLED時代の寵児」と言えるかもしれませんね。