地方の鉄道模型イベントに感じること・・・

 当ブログでもコメントを通じて交流のある緑濃風鉄道さんのブログで、地元岩手での鉄道模型イベントが開催されたはなしが上がりました。

 元記事のリンクは以下のとおりです。
鉄道とプチ農業のきままな生活・鉄道模型、自家菜園、クルマ、DIYなど・・・・。

 実はこのイベント、わたしが盛岡に帰省していた翌週の開催でして、帰宅してからそれを知って悔しかったのなんのって(汗)
 もしも帰省が1週間遅かったなら絶対に覗きに行っていたであろう事は間違いありません。
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 元記事からの写真を緑濃風鉄道さんの許可を頂き転載させて頂いていますがモジュールの作りやコンセプトの面白さ、更に夜景を効果的に見せる演出など、見どころの多いイベントだった様で次回はなんとかして見に行きたいと思います。

 ところで、緑濃風鉄道さんの記事に「小さな子供たちが走る電車の模型に目が釘付けになって真剣な眼差しで見ている様子、親子で小さな世界にまるで入り込んだ様に微笑みながら見ている様子」を見た事をきっかけに「近所では仕事を定年された方同志のグランドゴルフや飲み会などは盛んですが子供と世代を超えた交流が乏しいと感じます」「ひとつの世代交流の手段として鉄道模型を通じた交流などもあってもいいのではないか」という部分があったのですが、この部分は特に我が意をえたりという思いがしました。

 これは単に世代間だけの話ではなく、ビギナーとベテラン、どうかすると男性と女性といった部分についても言える事ではないかとも思います。
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 まず思う事として、
 わたしが所属しているクラブなんかもそうなのですが、鉄道模型が趣味という共通点ゆえに異なる世代のメンバー(どうかすると住んでいる処も結構離れているのですがw)が同じ場所に集い、運転や模型談義に花を咲かせられるというのはとても嬉しいしありがたい事だと思います。

 と、同時にクラブの場合は一般公開の場が活動の中心なので、子供たちはもちろんそのお父さんお母さん、あるいは通りがかりの年配の方や外人さんに至るまで幅広い層にこの趣味の楽しさをアピールできる事も特徴の一つです。

 大都市圏の一部のレンタルレイアウトなんかで見た様な「マニアの集まり」だけだと、どうしても場が「ヲタクの隔離病棟」みたいになってしまい一見さんが入り込みにくい雰囲気があったりしますしw
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 グランシップのトレインフェスタもJAM辺りに比べると一般客へのアピールの要素が大きいイベントですが、クラブの運転会の時も同様に「最初に子供達がまず集まってきて次にその親御さんたちが後ろから覗き込むというパターンが最初にあり、やや時間を置いて年配者のファンや外人さんたちのギャラリーがやってくる、その合間を縫うようにいわゆる「鉄」の皆さんがカメラを構えて写真を撮ってゆく」という流れを感じます。
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 ビギナーのギャラリーが多いだけにクラブのメンバーに「これを始めるにはどうしたらいいのですか?」という質問を投げかけてくる方も多く、運転会転じて即席の「鉄道模型教室状態」になる事もしばしばですが、これこそがイベントの大きな役目のひとつではないかと思えます。
 (まあ、その合間を縫ってメンバーでも困る位のマニアックな質問を投げてくる方も居るにはいるのですが汗)
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 従来インドアの極北みたいなものだった「鉄道模型の趣味」にこうした一般へのアピールの場が与えられ、それらを通じて趣味の裾野を徐々にでも広げてゆく事は今後もっともっと必要になってゆくのではないかと思われます。

 大都市圏でもそれは必要な事でしょうが、これは地元密着型の地方でのイベントの方がより大きな意義がある様に感じます。
 事に人口密度の低さから同好の士が散在しやすい田舎だと、年に一度でも一堂に顔を合わせ交流する機会を作る意味でも有効ではないでしょうか。

 今回の記事はわたしには思うところが多い記事でしたし、改めて考えさせられる事も多かったと思います。

光山鉄道管理局
 HPです。


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