エンドウの9600・またまた

 帰省(というより、その途中で)の散財アイテムその2から
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 今回紹介する物はエンドウの9600。
 実はこちらのモデルも既に入線していたのですが、前に入線した奴の半額というお値段だったのと、ボディの状態がなかなか良かった事から購入を決断したものです。
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 前に入線した奴はロッド周りのピンが外れやすく走行中にロッドがバラストに突き刺さるトラブルを起こしたりしていたので今回のモデルとコンバートするか、ドナーに使う心積もりでした。
 こちらも帰宅後、試運転したのですが「見事に不動品」(笑)
 エンドウの96はテンダードライブですが通電してもうんともすんとも言いません。

 ただ、モータが熱を持たないところ等から見てトラブルの原因はテンダーの集電系にありそうです。
 おそらく通電が確保できれば走行は可能でしょうが、それはまあ後回しにして。
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 エンジン部の方は前述した様に、ほぼ新品同様のコンディションでロッド周りのトラブルもなし。
 ですから前に入線した96(こちらは曲がりなりにも走ります)のテンダを交換すれば走行は可能なはず。
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 早速交換してみたら思った通りスムーズに走り始めました。
 前の個体は動力の問題はないがロッドが引っ掛かってまともに走れず、今回のはエンジンに問題はないのに動力に通電せず走らないという組み合わせだったので、前後のスワッピングで走りを回復できたのはとりあえず何よりです。

 とはいえ、今回宙に浮いたエンジンとテンダもリペアは可能とみているので追々レストアする積りでいます。

 書き忘れていましたが、今回の個体は前のにはなかったナンバープレート(金属製)と重連用カプラーも付属しているのでここも手を加えたいところです。

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

レサレサ
2024年09月29日 12:20
エンドウの9600は後発メーカーのと比べるとさっぱりした造形ですが、TMS91年8月号にこれを79618(北海道の2つライトの奴)に改造してえらいごてごてとした姿にした人の記事が載っていました。
(Nゲージブック8にも収録)
金属製だからはんだ付けや真鍮部品取り付けと相性もいいみたいですね。
光山市交通局
2024年10月01日 07:18

>レサレサさん

9600はブラスでボイラーを造形した最初の日本型Nゲージ蒸気機関車でしたね。ワールド工芸の先駆けを成した存在でしたが、16番から入ってきたユーザーの一部にとっては改造の素材としても面白かったのでしょうね。