ミニチュア工房の「うなぎ屋」を作る・その2
ミニチュア工房のペーパーストラクチャー「うなぎ屋」の製作・その2です。
とはいっても一旦建物の形ができてしまうと、あとは殆ど細部の艤装の工程になりますが(汗)
建物の形は単純でも店先はかなり賑やかな雰囲気なので細部を艤装してゆくと、徐々に鰻屋さんらしい外見になってゆきます。
ただ、油断がならないのがこのメーカーの得意技(と言うか大きな特徴)ともいえる「屋根の雨樋」
パーツが細かい上に細長いパーツが多いので接着には良いピンセットが必須。それでも結構神経を使います。
(尤も、それだけに上手く行くと効果は絶大ですが)
改めて思うのですが、うなぎ屋なんて言うお店は「田んぼの真ん中にポツンとあっても面白くない店舗」の筆頭の様な気がします。
どうしてもある程度以上の規模の商店街、いや繁華街の中にあってこそ威力を発揮する性質の業種ではないでしょうか。
前回製作の寿司屋の隣に配置しても悪くはないですが、加えてもう2,3軒は飲食店や飲み屋なんかがあるとこの手のうなぎ屋特有の活気ある情景になりそうです。
こんな事を考えるのもわたしが初めてまみえたうなぎ屋さんというのが「小学生の上京の時に新橋駅前の店だったから」なのかもしれません(その店で食べたうな丼の味は覚えていないのですが「如何にも仕事帰りのサラリーマンが立ち寄りそうな店の雰囲気」だけは今でも印象的です)
その雰囲気をさらに盛り上げるのがミニチュア工房お得意の「光る看板をはじめとした室内灯対応設計」です。
店頭に開口部があるうなぎ屋では室内灯の威力は寿司屋以上に大きなものがあり、且つサイズが小さくても他の店の群れに埋没しない存在感を保てる理由にもなっています。
造形のマッチングに多少難はあるものの以前出ていたジオコレの「駅前繁華街」の雰囲気には(寿司屋ともども)似合いそうに思えます。
光山鉄道管理局
HPです。
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この記事へのコメント
極論すれば左右が取り壊された長屋の1軒おろしにすら。
>匿名希望さん
>
〜そもそもこの側面に窓のない設計が左右に建物が密接する前提に〜
仰る通りですね。
最近の都市再開発の影響でこの手の半欠けの長屋をあちこちで目にします。大概の場合、側面の壁が汚れ切っている事が多いので、美観上もあまりよろしくないですし、寂れた雰囲気も強まってしまうので正直感心しないのですが・・・
KATOの看板建築や出桁造りと合いそうな感じもします。
うちの近所によく似た蕎麦屋があったので、間違えました。
>
返事が遅くなりすみません。
ミニチュア工房などのペーパーキット系はジオコレやGMの建物だとかっちり感の差が大きいのでそのまま並べるのが難しい面もありますが、仰るようにジオタウンとなら相性は良いかもしれませんね。