今年3度目の盛岡行きにて「えきねっとチケットレスの罠(汗)」

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 サブのブログでも触れましたが、前回からひと月開けないタイミングで3度目の盛岡への帰省をする羽目になりました。

 9月から続いていた実家の突発事態に対応すると同時に、てんやわんやにひと段落つけるための帰省ですが前回同様にスケジュールの逼迫から、電車利用の帰省となりました。
 コロナ禍からこっち丸5年くらい電車にご無沙汰していたはずなのに、いざそれが再開されると間を開けずに電車を使う機会が増えるのが不思議なものです。
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 今回は鉄道ファンらしからぬ素人臭い内容ですが、そこはご勘弁をば。

 今回のがこれまでの鉄道帰省と異なる点は何といっても「えきねっとチケットレス」を使った事に尽きます(笑)
 この春にスタートしたサービスですが、えきねっととモバイルSUICAを連携させて自宅に居ながらにして指定席の予約と決済を済ませるのみならず、新幹線改札もSUICAで通過できる(ついでに車内検札も原則なし)という、話だけ聞いていれば便利極まりないアイテムに見えました。

 で、早速「はやぶさ」とそれに連絡する「あずさ」の往復の指定を予約して意気揚々と乗り込んだのですが・・・

 いつもなら「あずさ」の目的地は新宿なのですが、チケットをよく見ると行先が「立川」になっていて面喰いました。しかも履歴を見る限り立川から「はやぶさ」に乗り換える大宮までどうやってゆくのかが全く記されていません。

 慌ててスマホにバンドルされていた「乗換案内」を立ち上げて調べたら、何という事か「立川から中央線普通で西国分寺へ」「そこから武蔵野線乗り換えで武蔵浦和へ」「さらに埼京線乗り換えで大宮へ」と都合3回の乗り換えをさせるルートだったことが判明。
 どうやら切符代を安く上げるためのロジックだったらしいのですが、帰省時の様にでっかい鞄を抱えた旅路でこの乗り換えの多さは拷問並みの手間。
 しかも接続する3本のどれかが遅れれば「はやぶさ」に乗れるかも疑わしい気になります。

 まあ、予約の段階で「単純に目的地だけ入力して予約してしまった」のが敗因ではあるのですが、行先によっては複雑な乗り継ぎを強いるアプリの融通の利かなさは頭に入れておかなければならないと思います。

 幸いにも往路は遅れもなく接続されましたが(これ、実は次回以降への伏線ですw)
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 今回の帰省の余禄のひとつは立川からの乗り継ぎで先日から試験運用中の「E233系の2階建てグリーン車」にまみえた事です。といってもわたしが並んだ隣の車両だったので乗る事は叶いませんでしたが(本格運用になっても使うかどうか・・・普段のわたしなら高尾から新宿に行くなら時間こそかかるものの安価で座りやすく駅がデパートに直結している京王の特急を使いますから)

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 「乗換案内」の指定通りに武蔵野線と埼京線を乗り継ぎ。昼間だったから座れないで困る事は無かったのですが、通勤時間帯だったら地獄です。武蔵浦和で併進する新幹線を眺めるくらいが目の慰めです。
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 ともあれ、どうにか大宮で「はやぶさ」に滑り込みます。
 盛岡に着いて初めて気が付いたのですが今回乗ったのはE5系でも「JRH」の仕様の奴でした。新青森行きだったのでてっきりJREだと思っていたのですが、電車の帰省でJRHの電車に乗ったのはおそらく今回が初めてです。
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 ホームから見下ろす盛岡駅のすみっこに主なきターンテーブルがぽつり。
 SL銀河のC58用に残していた奴なのでしょうが、寂寥感はひとしおです(銀河に代わって「陽旅」とかいうジョイフルトレインが設定されましたが「盛岡色のリゾートあすなろ」という外見には違和感があったりします)

光山鉄道管理局
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この記事へのコメント

匿名希望
2024年11月05日 10:25
経路自動設定は思わぬ不具合がありますね。
JR西日本のみどりの券売機で新幹線駅から大阪市内駅まで経路検索すると新大阪から大阪までどうしてもサンダーバードに乗せようとしてきっぷの対象から外すことができないという問題を経験したことがあります。
その時は終着地を新大阪にすることで回避しましたが、普通の人はどうしようもないですよね。
光山市交通局
2024年11月05日 23:14
>匿名希望さん

 この手の新アイテムも登場直後位に飛びついてしまうのは考え物だというのが今回得られた教訓のひとつです。

 いずれは今回の様な欠点は是正されると思いますが「鉄道会社に都合のいいロジックだけが優先される」のだけは(ユーザーの自由度を確保する意味でも)勘弁して欲しいところです。