中村精密のHOゲージ、10系客車キットのはなし
帰省の往路で拾った戦利品から。
HO(16番スケール)のモデルですが、ほかのモデルと同様、購入時にこちらはまたこちらで笑い話もあったりします。
故郷の中古ショップのひとつで見つけたのは「中村精密のHOゲージプラキットのナハ10とナハフ11」でした。
同社が昭和50年代にHOゲージ(16番スケール)でリリースした客車キットですが、それまで客車というとブラスの完成品かペーパーキットしかなかった当時「プラモデル感覚で組み立てられるテツドウモケイ」というのは結構なインパクトがあったと思います(この点で、当初からプラ製が当たり前だったNゲージとはノリが異なりますが)
10系以外でもスハ44系などがモデル化され、これのキットメイクはわたしも入線させていますし、同時期に出た103系は現在ではプラモデルとしてアリイからリリースされているらしいです。
さて、今回店頭にあったのは、ナハ10とナハフ11が各1両ずつ。
計二箱だったのですが、念のために検品してみたら「ナハ10の箱から床板と屋根板二つしか入っていなかった」のには心底驚きました。
田舎のショップではよくあるのですが、店員さんの商品知識がしっかりしていない事が多いので「箱と中身が違う」なんてのは日常茶飯事ですが、こんなケースには初めてまみえました(笑)
ですがこれでは全く役に立ちません。
半ばがっかりしながらナハフの方を開いたら「側板・妻板だけが2両分出てきた」のですから腰砕けもいいところです。
まあ、この段階でも貫通幌や台車、カプラーや床下機器がないのですが、2両分のボディキットで1000円以下というのは何としても魅力です。
で、これも買ってしまったわけですが、これを「ただ素組みしても2両分のボディだけ」ですから台車とカプラー、幌と床下機器は別途用意しなければなりません。
これらは次の上京の時にでも調達したいですね。
と、言う訳でこの10系は現在はまだ積みプラ中です。
改めて気が付いたのですが今回の帰省では「16番とN、二つのスケールで10系客車を2両づつ入線させていた」事になります。
(今回は他の目立つアイテムが多かったのですっかり見落としていました大汗)
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HO(16番スケール)のモデルですが、ほかのモデルと同様、購入時にこちらはまたこちらで笑い話もあったりします。
故郷の中古ショップのひとつで見つけたのは「中村精密のHOゲージプラキットのナハ10とナハフ11」でした。
同社が昭和50年代にHOゲージ(16番スケール)でリリースした客車キットですが、それまで客車というとブラスの完成品かペーパーキットしかなかった当時「プラモデル感覚で組み立てられるテツドウモケイ」というのは結構なインパクトがあったと思います(この点で、当初からプラ製が当たり前だったNゲージとはノリが異なりますが)
10系以外でもスハ44系などがモデル化され、これのキットメイクはわたしも入線させていますし、同時期に出た103系は現在ではプラモデルとしてアリイからリリースされているらしいです。
さて、今回店頭にあったのは、ナハ10とナハフ11が各1両ずつ。
計二箱だったのですが、念のために検品してみたら「ナハ10の箱から床板と屋根板二つしか入っていなかった」のには心底驚きました。
田舎のショップではよくあるのですが、店員さんの商品知識がしっかりしていない事が多いので「箱と中身が違う」なんてのは日常茶飯事ですが、こんなケースには初めてまみえました(笑)
ですがこれでは全く役に立ちません。
半ばがっかりしながらナハフの方を開いたら「側板・妻板だけが2両分出てきた」のですから腰砕けもいいところです。
まあ、この段階でも貫通幌や台車、カプラーや床下機器がないのですが、2両分のボディキットで1000円以下というのは何としても魅力です。
で、これも買ってしまったわけですが、これを「ただ素組みしても2両分のボディだけ」ですから台車とカプラー、幌と床下機器は別途用意しなければなりません。
これらは次の上京の時にでも調達したいですね。
と、言う訳でこの10系は現在はまだ積みプラ中です。
改めて気が付いたのですが今回の帰省では「16番とN、二つのスケールで10系客車を2両づつ入線させていた」事になります。
(今回は他の目立つアイテムが多かったのですっかり見落としていました大汗)
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この記事へのコメント
経験だとTOMIXのスハ32を買ったら中身がスハフ32だったり(インレタ未貼付だと難易度高)とかポポンデッタのツム1000を買ったら中身がツム1(レタリング違いですが大きな値札シールがついていて中身が確認できなかった)とかありました。
中古道は鑑定眼と商品知識がないと厳しいです……
鉄道模型趣味1976-12に作り方の詳細が出てました。
床下機器がないということですので申し上げます。
ダイキャスト製床下機器はカツミ製品のスハ43系のものを活用しているので、この際ですからスペーサーと床下機器をエコーモデルのもので実物通りにする方が安心です。配列ならグリーンマックス製品の客車キットの組み立て説明書にある配列図を参考にしましょう。ベンチレーターは成型時のくぼみがあるので目立たないように耐水ペーパーで1つ1つやすりがけをしてください。
自分が購入したものには欠品はありませんが「TOMIX製品を持っているなら作らないで保管している方が価値がある」という助言があったため手をつけてません。
>匿名希望さん
>
>箱(説明書き)と中身が違うって~
前にも書きましたが故郷の中古ショップで「KATOのクモハ40の箱の中にナロネ21が入っていたなんて経験をしています(笑)
田舎に行くほど店員さんの商品知識は怪しくなってゆく事が多いので検品は欠かせませんね(汗)
>さいとう たいいちさん
>
アドバイスありがとうございます。
最近、近所にHO系のパーツの品揃えの良いショップを見つけているので、まずはそこから探索してみようかと思っています。
>
>「TOMIX製品を持っているなら作らないで保管している方が価値がある」~
これだけ欠品があると保管の意味もないですからパーツが揃い次第作ってみようかと思っています。
積んでるキットに値打ちがあるなどという価値観は私は認めたくありません。
鉄道模型は投機対象ではなく走らせてナンボです。
それとも、置き物工芸品も多いHOは文化が違うのでしょうか?
「材質にかかわらず作らないと意味がない件」
自分のところでは該当するキットが数品目あります。
(日能研の車内広告ではないが)四角い頭ではどれから手をつけていいか頭が痛いです。
※かつてテレビ東京「開運なんでも鑑定団」制作スタッフが文藝春秋に記事を投稿した時にあげていたお宝商品の保管方法においてプラモデル系統は「開封なし、組み立てしてないもの」が価値があると論じたことが一因でしょう。
交通局様へ
あと欠品のTR50は日光モデルしかありません。TOMIX公式サイトのHOの分売品にはなかったので一択です。
前者のいつか作ろうと思って積んでいる分に関しては何の問題もないと思います。
(私も部品取り付け待ちの機関車やN化待ちの鉄コレが山になっています)
問題は後者の作る・遊ぶ気もなく投機目的で買い集める人たちで(いわゆるテンバイヤーさんもこれに含まれますか)中古プレミア品の価格高騰もこの手の人達の存在が一員ではないかと考えます。
(その分パーツ取付済みReady2Runの美品がジャンク扱いで安価に売られるというメリットもあります)
鑑定団は一般人にコレクターの(偏った)価値観を広めたという点で罪深いですね。
>匿名希望さん
コメントが遅くなりすみませんでした。
わたしもコロナ禍の前まではペーパーストラクチャーの積みキットが山をなしていたのですが(といっても小さな段ボール箱一個分で済むのが良いところですが)もしコロナ禍がなかったらいつ取り掛かったことか・・・
匿名希望さんが仰る様に投機目的のコレクターと「いつかは作ると思いつつ溜まってゆくモデラー予備軍」は一見似ていてもその中身は異質なものではないかと思います。
車両模型は走らせてナンぼ、キットは作ってなんぼというのが本来の姿ではありますが、手つかずの未製作状態を至上とするコレクターの方向性は否定はしませんが、やはり「模型のファン」としては違和感を感じる所ではあります。
一部マスコミがそれを煽るような風潮にも問題はあり(その手の番組は大概平日の午前のワイドショーか午後のスペシャル番組で掛かる傾向が多いので、その時間帯に地上波のテレビを観なくなっている一因になっています)なんでもかんでも「お宝基準」だけで判断してしまう癖がついてしまうのも考え物ですね。