俯瞰の夜景を眺めて感じること(汗)

 今回も先日の帰省に絡むネタです。
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 帰省時に山の中の実家に寝泊まりしていた時には街中でバスを使ったりとか、夜の街に繰り出すなんて風習は殆どなかったのですがコロナ禍に伴う駅前ビジホ利用の帰省スタイルはわたし(と家族)の帰省パターンを大きく変容させています。

 特に今回の様な電車での帰省ではその影響は顕著で、市内の足にバスを使ったり普段歩かない区域に出向いたりする頻度が増えています。
 意識してそうしている訳ではないだけにその都度目にする景色が新鮮に感じる事も多かったですね。

 そのひとつが「俯瞰で盛岡の夜景を堪能できた事」です。
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 盛岡で市街のパノラマを観ようとする時に私が最もよく使うのが実家近くの岩山の頂上でして、9月の帰省の時も昼間に景色を堪能しています。
 ほかには愛宕山とかたたら山など市の郊外にある山の頂から景色や夜景を眺める事が出来、平成のはじめ頃まではそれが夜景の定番でした。

 が、平成以降は遅ればせながら盛岡も高層ビルが立ち並ぶようになり、殊に駅前に聳える20階建てビルの最上階は街中にありながら市街のパノラマを楽しめる新スポットとして定着しています。
 コロナ禍以降の帰省でそのビルに近いビジホを使う様になり、展望階に行く機会はこれまで何度もあったのですが「展望台が夕方6時まで」という縛りがあったので夜景を見るには早過ぎるネックがありました。

 が、流石に11月ともなれば5時台でも真っ暗になるので夜景を眺めるには好適です。
 で、盛岡から帰宅する前夜に勇躍最上階に向かいました。
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 展望階から見る盛岡市街のパノラマは足元の盛岡駅のホームの灯りがアクセントになって、意外にメリハリのあるものでした。
 俯角のアングルはあたかも鉄道模型の大レイアウトを眺めるが如し。
 これで行きかう電車でもあればなかなかのものでしょうが田舎の悲しさで電車の運行スパンが少ないのと編成自体が短いためあまり目立ちません。
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 街の灯りがところどころ跡切れて暗黒の帯が横切りますが、これは市内に3本も通っている河川のせいです。日中なら緑の帯になるところですが夜になると御覧の通りの暗黒地帯。
 ですが、この暗黒地帯の存在も夜景のメリハリには貢献している印象です。
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 逆に住宅街の中にところどころ現れる「光のオアシス」はナイター設備のついた学校の校庭でこれまた意外なアクセントになっています。

 マンションやアパートの分布にも左右されますが全般的にこの種の夜景は「北側から南側を眺める」方がきれいに見えます。
 これはマンション通路側の裸の灯りが目立つのと住宅地では南向きの窓はカーテンを閉める事が多いためで、殊に郊外の風景ではその差が目立つのが今回の展望で確認できました。
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 これらの事は何れも郊外の山頂からの眺めではよくわからないところでして、街中に聳える弧峰の様なビルの上だからこそ周囲360°の夜景をチェックできるわけで、今後のレイアウト製作の上でいいヒントをいくつかもらった気がします。
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光山鉄道管理局
 HPです。


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