(ようやく)KATOのスマートコントローラを導入する

 この秋1番の散財は多分これです。
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 ものはKATOのスマートコントローラー。
 BlueToothを経由して手持ちのスマホでパワーパックのコントロールが可能になるアイテムです。

 実はこれはその存在を知ってからこのかた「いつかは買わなければならないアイテム」の筆頭でした。
 というのも一昨年にレイアウトを移設してルームの真ん中にレイアウトを設置して「どの方向からもレイアウトを眺められる」セッティングにしたのは良かったのですが、パワーパックの位置が固定されたままだったので普通に運転した時の死角が増えてしまったのです。

 特に昨年来緩曲線を配して、ゆったりした曲がりっぷりになった当レイアウト最大の見せ場が「パワーパックの反対側の死角に入ってしまい、運転しながら曲がりっぷりを堪能する事ができない」という致命的な弱点を抱えてしまっていました。

 これを解決するのはワイヤレスパワーユニットを使いウォークアラウンドの操作に移行するしかなかったのですがTOMIXのワイヤレスユニットは現在販売されていませんし、操作時のレスポンスに些か不満もありました。

 KATOからスマホ利用のコントローラが出ている事を知ったのはごく最近でしたが上記の事情もあってなかなか踏み切れなかったのです。ですが最近はこのコントローラも品薄らしいので「今買わないと難しくなる」と決断した次第です。
20240714SE (3).jpg
 本体はポイントコントローラと大して変わらない「スイッチだけの小箱」に過ぎません。
 購入後はスマホのアプリをインストールした後、これの電源を入れてスマホとペアリングさせれば準備は完了。
20240714SE (2).jpg
 スマホの画面上のコントローラはハイテク感はあるもののパワーパック感は希薄。
 スワイプで速度や前後進をコントロールするというのも何か頼りなさが漂います。

 ですが一旦動作させればレスポンスはワイヤレスコントローラよりも心持ち良い感じで微妙な速度調整も意外とやりやすい(でもパワーパックのダイレクト操作ほどではありませんが)フィールでした。

 何より運転時の自由度が飛躍的に高まったのがありがたいと同時に嬉しいものがあります。

 コントローラの登録は複数可能なので二つのパワーユニットを一つのコントローラで適宜切り替えながら操作するのは容易な様です(ただし同時に二つのパックは操作できない模様)

 それにしても「テツドウモケイまでスマホ(というかわたし的感覚では『携帯電話』)で操作する時代が来た」というのは一種衝撃的ではありますねw

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

匿名希望
2024年11月30日 00:25
ユーザインタフェースがアプリということはプログラム次第でワンハンドルやツーハンドルの操作エミュレーション等も期待できそうですね。
(サードパーティアプリの可能性もあるでしょうか?)

ラジコンパワーパックといえばマイクロエース製品もありましたが操作性に難があって実用にならなかった記憶があります。
Manic
2024年12月01日 11:40
TOMIXの方はレンタルレイアウトで使用した事がありますが、レイアウトで列車を走らせながら時として停めたりして眺めるにはこの様なコントローラ-が最適だと思います。

自分の場合、鉄道模型で運転を楽しむって行為がそんなに好きではなく、風景の中を走っているのを眺めるのが好きなのでNゲージメーカーのパワーパックの上位機種が大体そうなっているのが不満だったりします。うろ覚えですが或る方が「あれはベニヤ平原を走らせている代償行為なんですよ」とか書いていたのを読んで自分的には同意でした。

個人的には個人メーカーが作っていたケーブル式のリモートコントローラ-が欲しいのですが、製作者が亡くなって中古でしか入手出来なく、物が物だけにオークションでも全く出て来なくて永遠の憧れのパワーパックとなりそうです。
光山市交通局
2024年12月03日 20:23


>匿名希望さん
>
 返信遅くなりすみません。
 操作エミュレーションはアプリ側の設定ですから仰る様にパワー泊自体に手を入れるよりは容易ではないかと思います。

 スマートコントローラ(まあ、TOMIXのワイヤレスも含めてですが)は本来ならもっと普及していいアイテムではないかと思います。そう極端に高価と言う訳でもないですし電源容量は別売りのACアダプターでカスタマイズできますから。

特に集合式レイアウトでは威力を発揮すると思います。
光山市交通局
2024年12月03日 20:33
>Manicさん

 返事が遅くなりすみません(汗)

 わたしもどちらかというと運転するより眺める方が好みの様で、レンタルレイアウトやイベントなんかでも自分が走らせるよりメンバーの力作が走るのをぼんやり眺めているのが楽しかったりします。

 強いて言えば「目の前を通過する列車の速度を微調整したくなった時」にこの種のコントローラは威力を発揮すると思います。

 その意味での不満はTOMIXは特に顕著でKATOにも若干その傾向があるのですが、どうしてもコントローラに対するレスポンスが若干ずれる事です。
 それらがあまり気にならない運転会やイベントではもっと威力を発揮するアイテムだと思います。