マイクロエースの「趣味のカラー」編成

 先日の帰省の戦利品から。
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 今回のはたぶん、こういう機会でもなかったら手を出さなかったであろうアイテムと言えます。
 先日紹介のWebコミック「TEZMO SYNDOROME」でも取り上げられていた「マイクロエースの趣味のカラー」をひと編成まるごと入手できました。

 それも昨年静岡でジャンクを入手していたのと同じ「イタリア国鉄カラー」の仕様で、です。
 「趣味のカラー」はフランスTGV、アメリカアムトラックのカラーリングのモデルが出ていますが、イタリア国鉄のカラーが一番なじみが薄い物ではないでしょうか。
 ネットで検索した範囲ではE444R電気機関車のカラーリングがごく近いかなと思える程度ですが、彼の地の鉄道もカラーリングのバリエーションがなかなかに多いのでどれと特定することはできませんでした。
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 今回の編成は既発売のEF71と10系客車4両の組み合わせ。カラーリングで元々の印象が激変しているところは趣味のカラーの面目躍如たるものがあります(笑)
 10系客車の連結面の幌が外れかかっているのは「この頃のマイクロ客車のお約束」みたいなものです。昨年の暮れに静岡で見つけた奴で幌が取れていたのを「何かの事故品」だと思っていたのですが、そのあと入手したマイクロの10系客車のどれもが同じように幌が外れていた(もちろん、ノーマルの10系もそうです)ので、まるで一種の「仕様」ではないかと思えるほどで(笑)
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 EF71の方はナンバープレートまで「趣味のカラーに合わせている」のは真面目な造りですが、よく見ると客車に比べると塗分けの雑さが目に付きました。これだと「前のユーザーが勝手に塗り替えた中古品」に見えなくもありません。でもこんなのばっかりだったとしたら「池袋の駅前の露店でたたき売られてしまう」のも無理はない気もします。

 但し走行性は当時物のモデルとしては普通のレベル。さすがに現在のモデルと比べるとスムーズさには欠けますが不満もありません。
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 昨年入線の客車2両と併せると「最大7連の趣味編成(爆笑)」が実現するのですが10系の台車抵抗の大きさからすると平坦線での使用が精々かもしれません。

 ところで、今回ここまで趣味に走ったモデルをわざわざ購入したのにはもう一つ隠れた理由があるのですが、それについてはいずれ紹介する事もあるかと思います。

光山鉄道管理局
 HPです。


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この記事へのコメント

匿名希望
2024年12月01日 23:55
元々欧州風デザインの10系客車は実在してもおかしくない仕上がりですが、もろ国鉄型のEF71には正直似合わないですね。
日本型離れしたED72か73、あるいはDD54あたりなら違和感なかったように思います。
光山市交通局
2024年12月03日 20:37


>匿名希望さん
>
 趣味のカラーが出た当時はマイクロの持ち玉が「EF71」「ED78」「EF64」しかなかったのでこういうラインナップになってしまったのですが、もう少しマッチングを考えてもよかった気は確かにします。

 なので先日の運転会では(他の理由もあったのですが)「アメリカントレインのEF60」にけん引させてみましたが、思ったより違和感はなかったですねw