TEZMO SYNDOROMEと「クリスマスの思い出」のはなし。
毎回楽しみにさせていただいているWEBコミックの「TEZMO SYNDOROME」の新作が公開されました。
時期柄といいますか「クリスマスネタ」です。

本作は年末の大掃除とか正月の初詣など年末年始の題材が多く、暮れの多忙、あるいは新年の高揚感を「鉄道模型のマンガ」で味わわせてくれる、ある意味嬉しい存在です(クリスマスや正月に「同好の士が集まって盛り上がる」なんて機会、田舎ではまずありませんから)
とはいえ、今回のはなしはこれまでとは聊か趣が異なり、主人公の風奈が「今日がクリスマスだったのを思い出したのを機会にこれまで買った中古モデルの思い出に浸る」という、やや静的な展開になっているのが特色でした。
まあ、こんな風に「忙中閑あり、師走のひと時をひとり思い出のモデルとともに浸る」という方が(わたし的には)リアルな一編と言う事は言えそうです。
この先は思い出話になりますのでできれば本編を読んでから続きをお読みいただいた方が良いかと。
リンクは以下の通りです。
クリスマスイブ、鉄道模型と自分だけの思い出を回想する。TEZMO SYNDROME(テツモ・シンドローム)42話
子供の頃とか、学生時代から鉄道模型を始めていた世代の皆様にとっては「クリスマス」は「高額な模型セットをおねだりする」には絶好の機会」だったろうと思います。実際、この時期になると大きな玩具店とか量販店なんかでは基本セットとか編成物のセットを買う親子連れ(あるいは「おじいちゃんと孫」)の姿を(以前よりは減ったとはいえ)見る事があります。
わたしの場合は「誕生日が12月」だったばっかりに「クリスマスプレゼントと誕生プレゼントがひとまとめにされる確率が非常に高かった」ため、クリスマス単独での思い出と言うのが実は希薄だったりします(近年、イブの夜に小規模ながら「ひとり運転会」をやるのも当時の反動なのかもしれませんw)
ですが、作中で風奈が取り上げたモデルの中にはわたし的にも思い出のあるものがいくつかありましたので、今回はその辺をフックに思い出話をしたいと思います。

JR東海仕様かどうかはわからないですが「小さい目玉の165系」は、風奈は10代に購入したとの事ですが、わたしはこの趣味を再開した直後(なのでもう20年近く前)に中古の編成を入線させていました。このタイプの急行型の電車は湘南色でもサーモンピンクでも不思議と見飽きない佇まいがありますね。

鉄道コレクション仕様の京急230。事業者特注モデルだそうですが、わたしは中野の中古ショップで入手しました。本来ならこういうのはイベントに出向いて買うのが「高揚感」を感じさせるものだと思います。鉄コレだとこの種の限定品は「東急7000系」を渋谷に買いに行ったのをはじめとして富士急行などのイベントに並んだ思い出が強く残っています。

当時物の箱に入った「ナインスケールの貨車」も懐かしさを刺激するアイテムです。最近は中古ショップでもそれなりのお値段になっているのが(当時を知るものとしては)少なからず残念な感じもしています。実は先日紹介した「帰省時の爆買いショップ」にもこの仕様が大量にあったのですがお値段が高すぎて手が出せませんでした(他のモデルは意外なほど格安だったのに)

MODEMOの江ノ電1500 SEA BREEZE仕様は趣味の再開直後に入線させていた新車のひとつです。当時はレイアウト志向と言ってもこの種の軽快電車を走らせるのを想定していたので、とうじはまだ珍しかったラッピング車には飛びついていました(汗)
前にサブのブログで書いたのですが、趣味に絡む出費に関してはテツドウモケイにしろミニカーや書籍にしろネット通販なんかで自宅に居ながらにして手に入れたものよりも帰省とかイベント、旅先で買ったものの方が記憶としては非常に鮮烈に感じる事が多いものです。
それも「モノそのものの価値」と同じくらいに「どんな場所でどんな時に、どんな思いで買ったのか」という部分が大きいのではないかと気が付きました。
この辺りは作中で風奈が語った部分と重なるところも多いと感じます。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
時期柄といいますか「クリスマスネタ」です。

本作は年末の大掃除とか正月の初詣など年末年始の題材が多く、暮れの多忙、あるいは新年の高揚感を「鉄道模型のマンガ」で味わわせてくれる、ある意味嬉しい存在です(クリスマスや正月に「同好の士が集まって盛り上がる」なんて機会、田舎ではまずありませんから)
とはいえ、今回のはなしはこれまでとは聊か趣が異なり、主人公の風奈が「今日がクリスマスだったのを思い出したのを機会にこれまで買った中古モデルの思い出に浸る」という、やや静的な展開になっているのが特色でした。
まあ、こんな風に「忙中閑あり、師走のひと時をひとり思い出のモデルとともに浸る」という方が(わたし的には)リアルな一編と言う事は言えそうです。
この先は思い出話になりますのでできれば本編を読んでから続きをお読みいただいた方が良いかと。
リンクは以下の通りです。
クリスマスイブ、鉄道模型と自分だけの思い出を回想する。TEZMO SYNDROME(テツモ・シンドローム)42話
子供の頃とか、学生時代から鉄道模型を始めていた世代の皆様にとっては「クリスマス」は「高額な模型セットをおねだりする」には絶好の機会」だったろうと思います。実際、この時期になると大きな玩具店とか量販店なんかでは基本セットとか編成物のセットを買う親子連れ(あるいは「おじいちゃんと孫」)の姿を(以前よりは減ったとはいえ)見る事があります。
わたしの場合は「誕生日が12月」だったばっかりに「クリスマスプレゼントと誕生プレゼントがひとまとめにされる確率が非常に高かった」ため、クリスマス単独での思い出と言うのが実は希薄だったりします(近年、イブの夜に小規模ながら「ひとり運転会」をやるのも当時の反動なのかもしれませんw)
ですが、作中で風奈が取り上げたモデルの中にはわたし的にも思い出のあるものがいくつかありましたので、今回はその辺をフックに思い出話をしたいと思います。

JR東海仕様かどうかはわからないですが「小さい目玉の165系」は、風奈は10代に購入したとの事ですが、わたしはこの趣味を再開した直後(なのでもう20年近く前)に中古の編成を入線させていました。このタイプの急行型の電車は湘南色でもサーモンピンクでも不思議と見飽きない佇まいがありますね。

鉄道コレクション仕様の京急230。事業者特注モデルだそうですが、わたしは中野の中古ショップで入手しました。本来ならこういうのはイベントに出向いて買うのが「高揚感」を感じさせるものだと思います。鉄コレだとこの種の限定品は「東急7000系」を渋谷に買いに行ったのをはじめとして富士急行などのイベントに並んだ思い出が強く残っています。

当時物の箱に入った「ナインスケールの貨車」も懐かしさを刺激するアイテムです。最近は中古ショップでもそれなりのお値段になっているのが(当時を知るものとしては)少なからず残念な感じもしています。実は先日紹介した「帰省時の爆買いショップ」にもこの仕様が大量にあったのですがお値段が高すぎて手が出せませんでした(他のモデルは意外なほど格安だったのに)

MODEMOの江ノ電1500 SEA BREEZE仕様は趣味の再開直後に入線させていた新車のひとつです。当時はレイアウト志向と言ってもこの種の軽快電車を走らせるのを想定していたので、とうじはまだ珍しかったラッピング車には飛びついていました(汗)
前にサブのブログで書いたのですが、趣味に絡む出費に関してはテツドウモケイにしろミニカーや書籍にしろネット通販なんかで自宅に居ながらにして手に入れたものよりも帰省とかイベント、旅先で買ったものの方が記憶としては非常に鮮烈に感じる事が多いものです。
それも「モノそのものの価値」と同じくらいに「どんな場所でどんな時に、どんな思いで買ったのか」という部分が大きいのではないかと気が付きました。
この辺りは作中で風奈が語った部分と重なるところも多いと感じます。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
(よく見ればセリフも横書きですし)
Web版しか見たことないのですが紙本も普通のコミックと逆に左開きだったのでしょうか?
イベント販売と言えば20年ほど前に事業者限定Bトレを早朝(5時台)に並んで買ったことを思い出します。若かった……
匿名希望様
海岸翻訳ものは横書きが多いので漫画のたぐいもそうなります。模型の雑誌はほとんど横書きなので漫画についても同じと考えてください。ただ読者の中には縦書き表示にしないと読みづらい人がいることを頭の中に入れましょう。
レ2900とかワキワムフのように今でも代わりのないものは私も集めていますが……
(トムフやワフ28000は出来はいいのに実車活躍期間のせいでそれはそれで遊びにくいですし)
> さいとうさま
なるほど、掲載誌のRMMが左開きですものね。
横書き海外コミックはピーナツくらいしか読んだことがないのでやっぱり慣れません
仰る通りコミックスも左開きです。
そういえば鉄道模型の専門誌は基本「横書き左開きの物ばっかり」ですね。
わたし自身が左利きなのであまり意識していませんでした(汗)
>
「イベント限定販売」は鉄コレの初期にはよくありましたね。ものによっては「殺気立った長蛇の列」になる事も往々にしてあって正直気分の良いものではありませんでした(あの頃から「転売屋」らしいのは結構いましたし、ガラの悪いのも多かった)
>動力ユニットに取り付ける台車枠がない
わたしの場合は最初に買った東急7000がもろにそれでした。
本文でも書いているナインスケールが並んでいた某ショップでも「レ2900」だけは高かったですね(汗)
ナインスケールの貨車は必ずしも実車準拠の外見をしていないものも多いので使い方にはある程度割り切りが求められると思います。
造形の朴訥さは、例えばノス鉄辺りとの組み合わせも悪くありません。