学研の図鑑「乗り物の図解」
今回は昨年暮れの帰省の折に実家の本棚から引っ張り出した一冊。

学研の図鑑「乗り物の図解」を紹介します。
昭和40年代頃の学研の図鑑が鉄道や乗り物に力を入れていたのは当時の世代にはよく知られているところですが、その頃の勢いを端的に感じさせるのがこの一冊です。
(ちなみに姉妹巻に「昆虫の図解」というのもありますがこれまた「ムシムシ大行進」の学研の面目躍如と以下略)
元々子供というのは「図解」が大好きなもので絵本なんかでも動物とか飛行機とかの図解が入っていると「そこだけ食い入るように眺める」なんてのがよくあるものです。
(怪獣ブームの時なんかも怪獣図解が人気でしたしw)

(学習研究社 学研の図鑑「乗り物の図解」14Pより画像引用)
その「図解」だけで一冊まとめた図鑑というのはおそらく本書が初めてだったと思います。
「乗り物」だけに自動車、飛行機、船なんかも載っているのですが、鉄道ではC51蒸気機関車(秋田車両総合センターの展示車)をはじめ、DD51、山手線103系、381系振り子電車なんかが取り上げられ、カラーの見開き一杯に展開する解剖図というか図解のゴージャスさが今なお見るものを刺激します(笑)
各部の機構の説明にも小イラストが付けられていたりして、気分は「読む交通博物館」(笑)

(学習研究社 学研の図鑑「乗り物の図解」114Pより画像引用)
後半の2色刷りページでは「乗り物の運転の仕方」がまとめて図解され、蒸気機関車やモノレール、ジャンボジェットや船などの操縦法がイラストで懇切丁寧に掲載され、見ているだけで「なんとなく自分も運転できる様な気になってくる目の毒」みたいな内容になっています(大爆笑)

図鑑1冊でこれくらい夢と想像力の詰まったものは今でもそう多くはありません。全くあの頃は凄かったと思います。
光山鉄道管理局
HPです。

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昭和40年代頃の学研の図鑑が鉄道や乗り物に力を入れていたのは当時の世代にはよく知られているところですが、その頃の勢いを端的に感じさせるのがこの一冊です。
(ちなみに姉妹巻に「昆虫の図解」というのもありますがこれまた「ムシムシ大行進」の学研の面目躍如と以下略)
元々子供というのは「図解」が大好きなもので絵本なんかでも動物とか飛行機とかの図解が入っていると「そこだけ食い入るように眺める」なんてのがよくあるものです。
(怪獣ブームの時なんかも怪獣図解が人気でしたしw)

(学習研究社 学研の図鑑「乗り物の図解」14Pより画像引用)
その「図解」だけで一冊まとめた図鑑というのはおそらく本書が初めてだったと思います。
「乗り物」だけに自動車、飛行機、船なんかも載っているのですが、鉄道ではC51蒸気機関車(秋田車両総合センターの展示車)をはじめ、DD51、山手線103系、381系振り子電車なんかが取り上げられ、カラーの見開き一杯に展開する解剖図というか図解のゴージャスさが今なお見るものを刺激します(笑)
各部の機構の説明にも小イラストが付けられていたりして、気分は「読む交通博物館」(笑)

(学習研究社 学研の図鑑「乗り物の図解」114Pより画像引用)
後半の2色刷りページでは「乗り物の運転の仕方」がまとめて図解され、蒸気機関車やモノレール、ジャンボジェットや船などの操縦法がイラストで懇切丁寧に掲載され、見ているだけで「なんとなく自分も運転できる様な気になってくる目の毒」みたいな内容になっています(大爆笑)

図鑑1冊でこれくらい夢と想像力の詰まったものは今でもそう多くはありません。全くあの頃は凄かったと思います。
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この記事へのコメント
電車か何かをEF63が押し上げている場面なのですが、横川側(EF63重連)に「機関士は登り・降りともにこちらに乗る」ってあって、軽井沢側に「登りの際はこちらが先頭になるが機関士ではなく前方監視員が乗る」って説明がされていた記憶が。
わたしの手持ちの「乗り物の図解」では碓氷峠のはなしは載っていませんでした。今回紹介したのは初版ですが、この後改訂版が出ていた様なので、あるいはそちらの掲載かもしれませんね。
碓氷峠の沿革はそれ自体がドラマチックでもあるので図鑑類の扱いはもっと大きくても良かった様な気もします。
うーむ、これじゃないでしたか。
ネットで目次検索したところ、1974年の奴で「電気機関車 EF63」というページがあるのが確認できたんですがそれかなぁ?
さて80年代前半の学研図鑑は大変に興味深く、「機関車・電車」が当方をヲタ道に堕とした元凶と思います。前半のフルカラーページも大概な内容でしたが、後半のモノクロページの解説がまた詳しく、これぞ一冊サイズの交通博物館ではないかと今更になって思う次第ですね。
学研の図鑑なら「機関車・電車」「自動車・船」「飛行機の図鑑」を持ってます。数年に1回内容を全面的に内容変更することで最新情報を盛り込んでます。
立体解剖イラストは上記の図鑑にもありましたが、ごく一部のもののだけでしたので1冊の本に独立したものに改編したものと考えます。
「機関車・電車」の一番最後のページに参考文献として30冊の本を上げてました。でなければコメントのコーナーで細かいことを述べることはなかったでしょう。この中には雑誌鉄道ファンが指定されてます。年少者に対して購読してもらうように間接的に仕向けているように思います。
>秋津のOBさん
>さいとうたいいちさん
学研の図鑑「機関車 電車」は一番最初の版を持っていますが、幼少時のわたしを狂わせた一冊でした^_^
これ以前に「鉄道単独で一冊まとめた図鑑」はなかったのでその意味でもエポックメイキングな存在といえますね。
後に何度も改訂されていたのは知りませんでしたが、この図鑑が鉄道ファンに与えた影響は大きかったでしょうね。