TOMIXのDD200

先日、静岡の中古ショップで見つけた意外な出物。
昨年半ばくらいに発売されたばかりのTOMIXのDD200が並んでいたのです。

流石に格安と言うわけにはいかない値段でしたが、発売時に予約し損ねていたのと量販店よりも微妙に安価な価格だった事もあって、散財する羽目になりました。
実車のDD200ですが、最近は八王子の駅でも側線に屯しているのを見かける機関車です。
DE10を21世紀風にバージョンアップした(実際、DE10の後継機と言う位置付けだそうですが)という趣のDD200ですが、ペキペキに角ばったボンネットおよび、デッキ手すりにマウントされた薄型LEDヘッドライトと、側面全体に並ぶ異様に長い手すりが最大の特徴と言えます。

外観の特徴の多い機関車だけに、モデルの造形もそつなくまとまっていると言う印象。
実車を見ていてさえ「やたらと薄っぺらい印象のLEDヘッドライト」も実際に点灯させると感動的ですし、スローのよく効く走行性もハイテク感たっぷりです。
さて、このDD200がなぜこんなに早く売りに出されていたのかですが。

「車体の周りをぐるりと囲んでいる大仰な手すりの一部に歪みを生じていたから」だった模様です。
材質が軟質プラのせいもあってか修正に手間がかかりましたし、完全に補正できる所までは行っていません(なので多少は見苦しいところが残る)
うっかり強く持ったりするのが剣呑なロコではあります。
光山鉄道管理局
HPです。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

鉄道模型ランキング
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
この記事へのコメント
私が以前中古で購入したKATOのアルコRS-1は元々フリーランス機にする予定だったので損傷してた手すりを全部切断し、ボンネット部分にいくつか小さな穴を開けて蒸気機関車用のハンドレールをジャンクから外して移植(日本の凸型ディーゼル機のようなボンネット部分側につかまるところがある形状にした)しました。
断面に目をつぶって金属エッチングにしようにも下部が曲がってるので難しいですし地味にヘッドライトより造形難しいポイントかもしれません。
DD200初回生産は瞬殺で再生産どうしようか考えていたのですがKATOの作例を待ったほうがいいような気がしてきました。
丈夫に作られているのはDD51842お召仕様で、デッキの手すりが金属製品になってステンレスメッキがされてます。これ以外は軟質プラスチックであることはやむを得ないですが、自分が持っているKATO製品のDE10でも前面手すりが後ろ側にそってしまう状態です。
「気に入らないか製造不良品扱いで中古品として出されたものではないでしょうか」ということですが、エッチング抜きパーツだと扱う際に曲がってしまうのでメーカーにとっては頭が痛いところでしょう。
ウエイト増量を兼ねてロストワックス鋳造のパーツの別売りパーツが出ると扱いやすいと思いますがどうでしょうか?
>
これがDD13とかDE10辺りなら手すり類も最小限だったので軟質プラでも問題は少なかったでしょうね。
あの過剰な位の手すりがDD200の最大の特徴だけに悩ましいところです。
>匿名希望さん
>
手すりが多いだけでなく形状がこれまた特殊なので素材を選ぶところがあるのがDD200ならではの問題ですね。
仰る様にKATOから対抗モデルが出る可能性は大きいと思うので新車だったら待ってみるのも手かもしれません。
>さいとう たいいちさん
>
前のコメントでも書きましたが、軟質プラ、エッチングともに再現性や強度の点で一長一短ですね。
その意味ではロスト製パーツは比較的条件に適ってはいると思います。どこかで出してくれるでしょうか。