レイアウト改修とアクセサリのはなし

 先日から進行中のレイアウト改修に際して役に立ちそうなパーツを引っ張り出したり拾ったりしていますが、今回はそれらの中からいくつか。
20241207se (1).jpg
 昨年の帰省の折に実家から拾ってきた「マッチ箱の群れ」
 昔はマッチ箱のコレクターという独立した趣味のジャンルが結構流行りましたが、今の目で見るならビルや線路際の看板の素材に使えるものが多い(20世紀以前のものが多いので適度にレトロなデザインですし)ので使い出がありそうです。
20250210SE (36).jpg
 先日本線に追加した架線柱の群れは10年ほど前に、近所の中古ショップで一箱300円で叩き売られていたのをストックしていた物を今回の改修に合わせて投入した物です。
 折良くトラスタイプの架線柱の出物も見つけたので適当に混ぜ込みました。
 ただ問題は「平地用の架線柱台の単品パーツ」がどこにも売っていなかった事です。
 この間行きつけのショップで最後の一個を見つけ出せたので大助かりです。

 無いと言えば「線路際の標識」のパーツも最近はどこにも出物を見かけない筆頭です。
 どこの線路にも標識の一つや二つ必ずあるというのに、誰も使わないのが不思議です。
 とはいえ過去の製品にしても総花的に種類だけ多くて「数が欲しいパーツが相対的に少ない」という問題がありました。レイアウトはもとよりお座敷エンドレスでも速度票と勾配標は一つや二つでは到底足りないと思いますが。
20250210SE (29).jpg
 そんな折に辛うじて手に入ったのが「日本の貨物列車」の古本に入っていた「梯子とリレーボックス」これだけでもあるとないとでは雰囲気が違います。
 あと以前購入していた津川洋行の「列車接近ブザー」なんかも。
20250206SE (21).jpg
 で、TOMIXの沿線看板に使ったのは「TEZMO SYNDOROME」の単行本の付録のステッカーを転用しました。レイアウトにこれくらいのお遊びがあってもいいでしょう(笑)
20250209SE (28).jpg
 偶然というものはあるもので、先日コメントを頂いた「KATOのMS60クラウン」も中古の出物が入っています。
 KATOのクラウン自体は今でも新品が買える定番商品のひとつで、中古ショップでも出物を見かける一つなのですが、今回のアイテムは「全塗装+色刺し」で質感が大いに上がっているのが嬉しい。
20250209SE (27).jpg20250209SE (29).jpg
 手を掛けてやればこれくらい映えるモデルになるという事を再認識させてくれます。しかもお値段は「6台で220円(税込み)」
 ここまでアップグレードさせているなら逆に手間賃が上乗せされていてもおかしくないくらいです。

光山鉄道管理局
 HPです。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


鉄道模型ランキング

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


この記事へのコメント

鉄道模型大好きおじさん
2025年02月23日 03:23
マッチ箱のコレクション、一時期流行りましたね。
私はやってませんでしたが。
陽が差す場所等に保管していて発火するという事故が問題にもなりましたね。
中身を抜いておけば大丈夫だとは思いますが…
光山市交通局
2025年02月23日 23:18
>鉄道模型大好きおじさん
>
 実家のマッチ箱の場合はコレクションというよりも実用の意味が大きかった気がします。当時は風呂釜の点火にマッチを使っていましたから。
 今回のマッチ箱もその頃からの品の様で今では見ない店やブランドがあったりします。

 軸は燐の部分をカットすれば3ミリ角の角材として使える(古枕木や柵に使った作例が多かったですね)ので使い道を検討中です(笑)
さいとう たいいち
2025年02月24日 13:00
手元に鉄道模型趣味の特集シリーズ「電車と機関車の工作」(1957年発行)があります。1950年代の模型工作の作例の紹介本です。
この中に「貨車の積み荷」「工作室の思いつき」がイラストつきで見開き2ページで出てます。
「貨車の積み荷」ではマッチ棒であればこうです。
そのままで角材として、薄くして板材になります。
まとめて木工用ボンドで固着してから無蓋車やトラックに積みます。
別の記事でNゲージのベンツ(MANかもしれない)のトラックの活用について述べているくだりがあるので、ここでまとめておきます。
「工作室の思いつき」ではマッチの箱を部品入れとしていくつも組み合わせで整理整頓することを勧めてます。

1980年代前半のTMSのヒント欄にマッチ箱のやすり部分を使ってレールを磨くことができるということがありました。レールを磨く道具がないことで思いついたことでしょうか。

今では事実上役に立たないですが1950年代前半のTMSで、読者に対して投稿者が編集部を通してヒントを公表してました。

KATO製品のトヨタクラフトの製品を真っ黒にした件は承知の上で、大阪市内のタクシーか(失敗したものを再生させる形で)霊柩ワゴン車にできます。
光山市交通局
2025年02月26日 19:15
>さいとう たいいちさん

 昔はマッチが喫煙以外の目的でもよく使われていたので、それこそ「どこにでもある素材」のひとつとしてモデラーには重宝していたと思います。
 実際、鉄路柵や看板の骨組みなんかへの応用はざらにありましたね。模型用の角材よりも適度に崩れた見た目だったので廃材に使うのが尤も様になったと思います。

 マッチ箱のやすり部分をレールクリーナーに使うというのも確か聞いた事があります。