謎のジャンク貨車・KATOタキ3000「YUKON JACK」とは?
例えばわたしの現住地みたいな処の田舎の中古ショップでは「鉄道模型」というジャンルはマイナー且つ、出物のバリエーションが他に比べて薄いのが普通です。
ですがそれでも、まめに通っていると時たま不思議なアイテムに当たる事があります。
今回も久しぶりに訪れた地元のショップでの出物です。
袋入りのジャンク品として売られていた謎モデルでした。

物はKATOのタキ3000。それも発売初期の一時期に出ていた「銀色塗装」のモデルです。
当時は他に青や黄色もあったと思いますが、かつてタンク貨車の形式バリエーションがそうそう増やせなかった時代には実車にないカラバリを出すのは定番の製品展開の手法でした。
(見た事はありませんがEF70にも青色が存在していたそうです)
その意味では一種のレアものですが、それでプレミアムが付くと言うほどではないモデルです。
ですが、今回私が手を出したのは単に珍しかったというだけではなく(あ、でもお値段は550円でした笑)ちょっと変わった意匠だったからです。

ご覧の通り、両方の側面にデカデカと浮かぶ「YUCON JACK」のロゴがこれでもかと存在を主張します。
最初は前ユーザーがデカールでも貼ったのかと思ったのですが、その割には仕上がりが綺麗ですし袋詰めの割には剥離もありません。
そもそも「YUKON JACK」って何?
帰宅後にネットで検索しても「洋酒の名前」位しかヒットしませんし、そもそもKATOのタキ3000のバリにも出てきませんでした。
あるいは地方のショップレベルで宣伝用にKATOに特注したモデルという可能性もあるのですが、他の実例にも当たりませんし。

と言う訳で見るからに謎に満ちたモデルなのですが中古モデルの割に瑕疵もなく、台車の転がりも焼結車輪の割にはいい方です。
と言う訳でこのタキ3000、うちのレイアウトではお祭り編成のバリとして活躍してくれそうです。
でも、本当に何なんでしょうね、これ?
光山鉄道管理局
HPです。

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物はKATOのタキ3000。それも発売初期の一時期に出ていた「銀色塗装」のモデルです。
当時は他に青や黄色もあったと思いますが、かつてタンク貨車の形式バリエーションがそうそう増やせなかった時代には実車にないカラバリを出すのは定番の製品展開の手法でした。
(見た事はありませんがEF70にも青色が存在していたそうです)
その意味では一種のレアものですが、それでプレミアムが付くと言うほどではないモデルです。
ですが、今回私が手を出したのは単に珍しかったというだけではなく(あ、でもお値段は550円でした笑)ちょっと変わった意匠だったからです。

ご覧の通り、両方の側面にデカデカと浮かぶ「YUCON JACK」のロゴがこれでもかと存在を主張します。
最初は前ユーザーがデカールでも貼ったのかと思ったのですが、その割には仕上がりが綺麗ですし袋詰めの割には剥離もありません。
そもそも「YUKON JACK」って何?
帰宅後にネットで検索しても「洋酒の名前」位しかヒットしませんし、そもそもKATOのタキ3000のバリにも出てきませんでした。
あるいは地方のショップレベルで宣伝用にKATOに特注したモデルという可能性もあるのですが、他の実例にも当たりませんし。

と言う訳で見るからに謎に満ちたモデルなのですが中古モデルの割に瑕疵もなく、台車の転がりも焼結車輪の割にはいい方です。
と言う訳でこのタキ3000、うちのレイアウトではお祭り編成のバリとして活躍してくれそうです。
でも、本当に何なんでしょうね、これ?
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この記事へのコメント
プロトタイプはこうでしょう。
黄色→タム2300
銀色→タキ5200
と考えられます。
なおタキ5200は最初は銀色でしたので「実在」したと考えます。
Nゲージにおいてフルスケールの貨車を制作した記事が1980年代前半には出てくるので、ユーザー様によってほとんどが改造されていることと見ました。
謎の私有貨車は実在しない車両にシールを貼って貨物列車に組み込んでいたのでしょう。その後亡くなったために遺族が処分したものが中古品として流れてきたものと考えます。
「KATO Nゲージ製品50周年記念誌」から
青色塗装のEF70は知っての通り1970年代前半に自社製品の20系客車の牽引機関車として販売されていたものです。EF65 500番代が出る前の話です。
(だけどEF70のペンシルベニア鉄道仕様があるので、ペンセントラルよりあとのコンレイルの機関車に見えてしまいます)
昔はKATOは企業特注をよく請けていたようなので(桐箱入り銀色C62がカタログに載ってましたよね。レオコンもその一種かと)その一例のような気がします。
さて初めて見かけた仕様の銀タキ3000ですね。見た印象ですがデカールなどの後付けではなく、最初から印刷されたように感じます。
それと青塗りEF70は総本山の階段真下のガラスショーケース左端にあります。銀メッキの上から塗ったためか車体の塗膜全体に細かい亀裂があり、そのうち剥がれてしまわないか心配です。
黄色や銀色のタキ3000はバリエーションとしてはユニークな存在でしたね。確か青もありましたか?
タム2300、タキ5200がプロトタイプではないかというご指摘、参考になりました。
が、このモデル、種別のレタリングが「ガソリン専用」のままなのが「タイプ」らしいユニークさだと思います(笑)
>匿名希望さん
>
グレーと白のモデル、すっかり忘れていました。黄色や青に比べると店頭で見かける事が少なかったと思います。
(多分、一度見たら忘れそうにない気がするのでw)
このモデルも企業特注品の可能性はありそうですが、どんな企業なのかは気になりますね。
>
デカールなどの後付けではなく、最初から印刷されたように感じます~
実は私の印象もその通りでして、デカールにしては塗膜が強固で比較的ごわごわした素材の袋詰めがされていた割には剥離も無いので、出自が気になっているところです。
昨年は諸般の理由で総本山に行かず仕舞いでした。そろそろまた行きたいですね。